ミツイ直子
ミツイ直子

【Happy Learning & Happy Teaching】「数字」に支配されない生き方。

2019/2/ 1配信
皆様、おはようございます。


青い空の広がるOrange Countyよりお届けしています、ミツイです。



日本では
風邪やインフルエンザが流行っているようですが
皆様や周囲の方は大丈夫でしょうか?

都会にお住まいの方は予防も大変ですよね。
この時期、大事な試験を控えている方も多いので
くれぐれもお気を付けください。


 
さて、いきなりですが
皆様は
「幸せ」という言葉を
どんな意味で使っていますか?


嬉しいなという気持ち?

好きな人と一緒にいる時の気持ち?
家族と一緒にいる時の気持ち?

好きな仕事をしている時の気持ち?
沢山の収入を得た時の気持ち? 

美味しいものを食べた時の気持ち?
欲しかったものを買った時の気持ち?   



私は、実は
「Happiness」という単語を
米国独立宣言が大陸議会に提出された
1776年当時の意味合いで認識しています。


今では
「Happiness」は
「State of being happy」程度にしか認識されず
それ故
日常生活において気軽に使われるわけですが

例えば、
米国独立宣言が大陸議会に提出された1776年当時
この単語は
 
「自己満足のためではなく
家族、友人、仲間、そして未来の子ども達のために
個人が自分の時間、Talent、そしてResourceを
最上の満足感が得られるよう、人生で望むものへと使っていくこと」

という意味で使われていました。


私は「Happiness」という単語を
そのように認識しているので
割といつでも「Happiness」を感じています。

そこは、得意なところですから。(*^^*)
 


さて、少し話が変わりますが
私、あと数日で36歳になるんです。
 
でも、普段は自分の年齢を覚えていなくて
主人に聞かないと分かりません。 

子ども達の年齢も
かろうじて覚えている「彼らが生まれた年」から
逆算しないと分かりません。 
 
そうして年齢が記憶に残らないのは
私が「年齢(人間に付随する年月)」を
重要視していないからですね。

 
同じように、例えば
昨年4月に出版していただいた本の部数だとか
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現在の生徒さんの人数だとか、全然重要視をしていないので
一切記憶にありません。

もちろん調べれば分かりますが
パッと答えられるだけ把握していないという感じですね。


でも逆に、私としては
そこを聞いてくる人の心理が分からないのです。

「数字」を聞いてどうするのだろう?
「数字」を聞いて何を理解したつもりになるのだろう?と。

お金やTOEICの点数も同じです。



もちろん「数字」はとても便利です。
「数字」を意識しないといけない時期というものも実際あります。

でも、そんな「数字」が
大勢の「自己価値を測る指標」になっているのは
ちょっと違うのではないかな?と思うのです。



キリスト教の聖書の中に
主人が旅に出ている間、10人の召使に
それぞれ同じ金額のお金を預けておく話があります。

主人が戻ると
商売をして10倍に増やしていた者もいましたが
預かったお金をそのまま取っておいただけの者もいました。

そこで主人は前者には10の町を支配させました。

でも、後者のお金は取り上げ
「持っている者はなお与えられ、
持っていない者からは、持っているものまで取り上げられるであろう」
と言ったとされています。


この話は
「金持ちはますます金持ちになり、貧乏人は更に貧しくなる」
という解説で語られることがありますが

私は、これは
物質的な富のことを言っているわけではなく
先述した「Happiness」を感じる機会のことを言っているのだと考えています。
 
ここでの「お金」は
「その人の持つ可能性」のMetaphorであり
ひいては、そこから発展していく
「周囲の人達のため、未来の世代のための行動」なのだと思います。 


 
与えられた時間、Talent、Resourceを使い何ができるのか?


そう考えられる人は
英語を学ぼうとしていようが
グローバルシーンで活躍しようとしていようが
コーチングで自分の殻を打ち破ろうとしていようが
自分ビジネスを始めようとしていようが

仮に、そのアクションの「結果」が
「分かりやすい数値」として表面化しなくても

確実に
「周囲の人達のため、未来の世代のための行動」にはなっているのです。

「Happiness」を
感じる機会を得ることはできているのです。



ですから
私は、誰と出会う時でも

「数字」が示せる部分ではなく
そうした「Happiness」の部分を重要視して

相手の可能性を最大限にCelebrateしながら接しています。


「数字」に
私の人生を、支配させない。 

「数字」に
私の大事な人との関係性を、支配させない。



現代社会には
上下関係の意識が中心の「ピラミッド社会文化」が
残っているので
「数字」が重要ポイントとなるシーンが多々見られます。


でも
「数字」が必要な時にこそ
「数字」にこだわることなく
すべきことを丁寧におこなう。

自分の「Happiness」は
どうすれば達成できるのだろう?と考え
常に大きなVisionを見据えておく。

そうしていれば
必要な「数字」は
必ず後からついてくると思うんです。
 

「数字」は指標にしかすぎません。

「数字」を狙うために行動をして
「数字」を見て狂喜乱舞をして
「数字」を知って落ち込んで、自己卑下をして。。


そんな生き方、したいですか?



年齢。
体重。
身長。
月収。
時間。
ウェブサイトのアクセス数。
仕事の成果。
偏差値。
点数。
価格。
フォロワー数。
いいね!の数。

色々と数字で表せますが
「数字」イコール「自己価値」としないこと。

「数字」に支配されちゃダメです。
 


私の大事な生徒さんや先生仲間の何名かが
今冬、とても大事なテストを受験されます。

当然、テスト後に判明する「数字(点数)」に
人生を左右されるわけではありません。

でも、意識的に、それを許してしまう人が多い。

 
でも、それって勿体ないんです。


だって、
受験のために行った勉強で学んだことが沢山あって
それが、
既に自分の人生や仕事に活きているわけですから。 

仮に、今の段階で
それが明確になっていないとしても
その経験や知識は
確実に今後の糧になるわけですから。


「数字」が関わる部分は
「人生のゲーム」と認識する、くらいで良いのかも。
 
開き直る、というわけではありませんが
受験だってなんだって
一つの人生のイベントとして
楽しんできていただけたらな、と思います。
 


受験を控えている皆さん、頑張ってきてください!



(*^^*) 




Happy Learning & Happy Teaching!




◆English Teachers Association of Japanでは
昨年集めた寄付金を、こちらの機関に寄付させていただくことになりました。
こちら、色々と手続きが終わり次第、またご報告させていただきますね!
ご協力くださった皆さん、本当にありがとうございます! 
https://www.kodomo-nihongo.com/about/index.html



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