渡辺まどか
渡辺まどか

実践解説付き!問題解決に必要な「問題の定義」とは?

2023/12/20配信

皆様


おはようございます。
渡辺まどかです。



 


「問題解決」に焦点を当てた
長期シリーズをお届けしています。



今日はその4回目です。


 


1回目:
「問題」とは何か?



2回目:
問題解決の手法で解決していい問題/

いけない問題


 


3回目:
問題解決のステップ全体像


 



今日は、
問題の定義の仕方について

考えてみたいと思います。


 


 
第1回の記事で、



「問題」とは
「現実と理想・あるべき姿との間の
ギャップである」



とご紹介しました。


 


 


ところが、
この定義に沿って
問題を定義しようとすると、


 



まず
理想・あるべき姿がなんであるか?
定義できず


 


問題があやふやになる、
ということが起こります。


 


したがって、
まずは、言語化しやすい、
「現状」について詳しく書き出してみる
が取り組みやすいスタートになります。
 


 


ステップ1:現状を書き出す


現状について書き出す時には、
出来る限り、客観的な事実を
書き出すようにしましょう。


 



「現状」として書き出す内容は、
次の3点です。


 



①前提条件



  登場人物は誰か?
 それぞれの登場人物はどんな人か?


 



 “物語の登場人物紹介”ように、
関係する人物それぞれについて
説明しましょう。


 



  その出来事は、どこで起きたのか?


 



 出来事が起きた場所
仕事上のトラブルや問題であれば、
どこの組織で起きたのかなど、


 



物語の舞台”を明らかにします。


 



・ 場所
・組織の由来や成り立ち
・ほかの場所
・組織との性質の違い



などを

説明しておいた方が


 



他者に“物語の舞台”について
理解してもらいやすくなります。


 



②問題が起きた経緯



ことの発端は何だったのか?
 どんな経緯で、何が起きたのか?


 



 問題が起きた経緯について、
過去から順に書き出してください。


 


直近だけでなく、
過去からのボタンの掛け違いが、
問題に発展しているケースもあります。


 



皆様が思うよりも、
少し長めに過去にさかのぼって
もらってOKです。


 


 


③どういう状況になっているのか



  問題になっていること、
 困っていることについて、
 現状を書き出してみます。


 



 評価は加えず、
できるだけ客観的な事実を
中心に書きます。


 



 ・定量的な表現
 ・誰が・何をした
 ・何かが・○○という状態になっている


 



 などの書き方をすると、
より事実に着目した表現になります。



 
たとえ、
自分一人の中で
ブレーンストーミングする場合で

あったとしても


 


全く状況を知らない他者が読んでも、
状況が理解できるように


 



事実を書き出すことがポイントです。


 



自分一人で考えるだけだと、
必要最低限の事実しか
書き出さないものです。


 



また、


 


上司や同僚など、
問題について組織内の人に
説明する場合であっても、


 



「同じ組織にいるのだからある程度
背景はわかっているはずだ」


 



という無意識の思い込みが働いて、
事実として書き出す範囲が
狭くなりがちです。


 



ぜひ、
現状について書き出す時は、


 



背景について詳しく、
関係ないかもしれないけれど
ちょっと広めに書き出してみる


 



ことをお勧めします。
 


 


渡辺まどかの参考問題事例


このガイドラインに沿って、
私のダイエットに関する問題を
書き出してみると


 こんな感じになります。



 
①前提条件:登場人物と舞台
渡辺(私):
フリーの研修講師、執筆業。


 


平日は、在宅勤務だが
集中できないので


 


家から徒歩20分の
コワーキングスペースで
デスクワーク。


 



2人の子どもがいて、
休日は家事をしたり
子どもと遊んだりして過ごす。


 



仕事と家事・育児に追われていて、
運動をする時間がない。


 



食事も、本人としてはさっぱり系の
味付けが好きだが


 



子どもの偏食に悩まされていて、
肉や揚げ物などのメニューになりがち。


 


 


 
②問題が起きた経緯


 


もともと、有酸素運動
(息が切れるような運動)

は好きではなく
学生時代も文化系サークルだった。


 



社会人になってから
ジム通いにはまり、


 



一時は筋トレをしていたが、
その後仕事が忙しくなり、


 



強いストレスからドカ食い・
お菓子の食べ過ぎなどにより、

+20kg体重が増加した。


 



退職してフリーランスになってからの
健康的な生活と、出産・育児によって
大幅な減量に成功


 


ほぼ学生時代の体重まで戻った。


 



しかし、
子どもが手離れし、
仕事がしやすい状況になるにつれ、
ストレスからおやつの量が増えてしまった。


 



仕事量が増えたこともあり、


 



少しでも空いた時間があると
つい仕事をしていまい


 



運動をするための
まとまった時間が取れない。


 



子どもがいるときに
運動をしようとすると

子どもがまねしようとするため
自分のペースで運動できない。


 



結果、
5年前に比べて体重・
体脂肪が増えてしまった。



 



③どういう状況になっているのか
体重がxxkg、体脂肪がxx%である



 
どうでしょうか?



一口に「現状を書き出す」といっても、


 


皆様が思っていたよりも、
幅広く、情報量多めに書き出さなければ
いけないんだな、という気がしませんか?


 



問題解決の研修やセミナーにおいて、
ワークとして


 



「現状を書き出してください」
と指示すると、


 



「体重がxxkg、体脂肪がxx%である」
という部分を書き出して


 



現状についてはおしまい
の方が多いんです。


 



そしてすぐに、


「じゃあ運動したらいいんじゃない?」
「xx式ダイエットがいいよ」などと、
解決方法に話題が流れてしまいます。


 



 
確かに、
渡辺の仕事の状況や家族構成など、
ダイエットに直接関係するかと言われると、
そうではないかもしれません。


 



しかし、こういった、
背景情報を改めて書き出してみると、


 



「運動するにもまとまった時間を
 作り出すのが難しい」とか、


 


「子どもが食べてくれる食事を優先すると、
ダイエットに適した食事を摂るのが難しい」


 


といった状況であることがわかります。


 


背景情報が豊富になった上で
改めて考えてみると、


 



「運動すればいい」
「xx式ダイエットがいい」
という解決策が、


 



一般論に過ぎず、実現性の低いもので
あることがよくわかりますよね。


 


 


一人で問題定義するのは意外と難しい



 一方で、
背景情報を、できるだけ客観的に、
情報量多く書き出すのは、
意外と難しいものです。


 


なぜなら、
言語化できないものとは、



自分にとって当たり前のことであり、
空気のような存在なので、
意識する・自覚することが
できないからです。



 


もし、
うまく背景情報を書き出せない
というときには、


 


周囲の人に壁打ちをして
もらうといいでしょう。


 



まずは
自分が言語化できる範囲で話してみて、


 



相手にとってわかりにくいところや疑問点を、
質問してもらうことで


 



当たり前すぎて自覚できない部分の
言語化を促すのです。


 


周囲に、
「言語化が上手な人」
「意図をくみ取るのがうまい人」がいたら



そういう人に壁打ちを
お願いしてみるのも手ですね。


 


 


また、
仮に現状の書き出しがうまく
できなかったとしても、



この後のステップに進んでみて、


 



その中で、
「これも現状に書き足さなきゃ」と
思いつくこともあります。


 


あまり神経質になりすぎず


 


誰かに頼ってみたり、
今できる範囲で書き出してみることで、
まずは問題解決の第一歩を踏み出しましょう。
 


 



壁打ち相手がいなくて困っている方、
言語化お手伝いしますよ。
ご相談くださいませ。


 


 


【オンライン】お試し30分無料個別相談


https://www.reservestock.jp/pc_reserves_v2/calendar_week/25868?course_id=NGJjMWJjNTQ5N&selected_service_provider_id=25868


 


 


 


 


 



  



今回もメルマガをお読みいただきありがとうございました


Like_good


この記事がよかったら「Goodボタン」お願いします


この記事をシェアする



 


 


 




実践ロジカルシンキング!説得力のある伝え方
https://www.reservestock.jp/page/event_series/54512



「結局、何が言いたいの?」
「なんでそう思うの?根拠はあるの?」
と言われてしまった経験はありませんか?


ストアカで6年間にわたり500名以上の人が受講した、
『明日から使える!ロジカルシンキング入門』のスピンアウト、オンライン講座です。

90分で、説得力のある伝え方を身につけるための
ロジカルシンキングの基礎を学ぶことができます。




 



 



 

 


 




伝える力を磨きたい方、相手に納得して動いてもらえる伝え方を知りたい方



詳細・お申し込みはこちら



 


 



論理思考って何?ロジカルシンキングって何?と思っている方 ロジカルシンキングを身に着けてみたいけど、本を読んでもよくわからないと思っている方



詳細・お申し込みはこちら



 


 



実践を通してロジカルシンキングを体得したいと思っている方



詳細・お申し込みはこちら



 


 



イシューツリーがうまくかけなくて困っている方。 目の前の業務での問題解決をしたいと思っている方。



詳細・お申し込みはこちら



 


 



もっと効果的に会議を運営したい方、これから会議の議事進行をする立場になる方



詳細・お申し込みはこちら



 


 



 


 


 


ご予約はこちらから ▶


 


 





Icon_f

EA 様



パーソナルトレーニング【お試し1回コース】

気づきが得られました




渡辺先生にはこの1年、定期的に1on1でトレーニングをお願いしています。今回も自分の内側にあるものを言語化することができ、たくさんの気づきがありました。

トレーニングでは、そのとき自分が抱えている課題について聞いていただくこともあれば、渡辺さんから投げかけていただいた質問に答えながら、自分を知っていく、というケースもあります。どちらも、自分の中にあるモヤモヤが言語化されていくので、本当にスッキリします。自分がどうしたいかわからない方、キャリア迷子になっている方、また、これから新しいことにチャレンジしたいけれど不安がある方、ぜひ一度、トレーニングを受けてみてください。



 





Icon_f

わだこ 様



オンライントレーニング会員用カウンセリング(無料)

みんなに知ってもらいたい




「講師」についてまどか先生とお話をさせて頂きました。
先生の講師としての活動を伺い、自分がこれから講師として行う上で
大切なことに気が付くことが出来ました。
まどか先生の講座も個別セッションもとても安心して受けることが出来ます。とてもお勧めです。まどか先生ありがとうございました。



 





Icon_m

T.O 様



【オンライン】実践ロジカルシンキング!説得力のある伝え方

気付きがすごい!




部下へのロジカル思考の育成に関する悩みついて、自分の思考の癖を紐解いていただきつつ、とても多角的かつ簡潔にアドバイスいただけました。
頭の中が洗われた感覚で、とても思考がクリアになり、メンバーへのコミュニケーション内容が大きく変えていけるイメージがつきました。

悩みの整理や言語化にお困りの方にとてもオススメです!




 





Icon_m

ぼぶ 様



【オンライン】お試し30分無料個別相談

前に進むことができそうです




自分のやりたいことを実現するために、いますぐとれる具体的な行動をアドバイスいただき、前向きな気持ちになることができました。ぐずぐずと悩んでなかなか行動を起こせない状態から抜け出せそうです。自ら積極的に動けば、必ずチャンスはやって来ると信じて、完璧でなくてもいいから周囲を巻き込んで少しずつでもアウトプットを積み重ねていこうと思います。



 





Icon_f

えみこ 様



パーソナルトレーニング2回目以降

人生で大事な事が得られました




自分の長所はどこなんだろう、自分はこれが得意だと思っているけど、それは社会の役に立つのだろうか?悶々とし続けて答えを見つけることができなかったのですが、渡辺先生との対話から、もしかしたら、これかもしれない、と思えるものが見つかりました。渡辺先生は、自分では気づいていない、自分が持っている良さを言語化して引き出してくれます。これだ!と気づいた瞬間のワクワク感やそれらの気づきは、今の自分、これからの自分にとって大事なものとなりました。働き方が多様化している今、自分を知ることはとても大事だと思います。頭の中にある、ぼんやりしたものがハッキリして、心も体もスッキリ軽くなりました。また定期的にトレーニングをお願いしたいと思います。



 


利用者の声をもっと見る ▶


 


 



























 


バックナンバーを読む ▶






【配信停止】


メールの受信をご希望されない場合は、こちらよりお手続きお願い致します。


【宛先変更】


メールアドレスのご変更を希望される場合は こちらよりお願い致します。


 



Copyright (c) 2010-2023 Cloudlink, Inc. All Rights Reserved. 06