小林志保
故人の願いとは?一枚の写真からのメッセージ
皆様
心も住まいも整えて『自分らしい』暮らしを見つけるための伴走者。エニアグラム心理学で自分自身の理解を深め、お片づけ理論でお部屋を整える片づけのプロ
元散らかりハウス住人お片づけのプロの小林志保です。
お盆の日の故人からのメッセージ
残暑厳しい・・・というか、今年の残暑は厳しすぎる気もしますが
皆様お元気でお過ごしですか?
京都ではお盆の16日に現世に帰ってきた霊を送る五山の送り火という
伝統行事があります。
その16日、『故人からのメッセージ』を受け取った不思議な出来事を今回は
こちらのメルマガで書きますね。
自分のことを何も語らない母
自分の過去のこと、自分自身が辛いと思ったことを昔から全く語らない母。
自分自身の心の平穏を保つ為に『何も語らない』選択をする人です。
そんな母の実の兄が8月の初旬に亡くなっていたそうですが、そのことに
ついても私に何も伝えてはこなかった母です。
その亡くなった母のお兄さんは、私にとっては小さい頃からとても面倒を見てくれた
叔父さんです。ある意味、父と母の親族の中で一番身近に感じていた叔父さんでした。
偶然からの繋がりで叔父が亡くなっていたことを知ることに
8月の初旬には私が体調を崩して1週間ほど自宅待機していたり、
台風直撃で京都は悪天候になったりで、今年は実家に帰ることを
断念していましたが、お盆最終日の16日は天気が回復!ならばっと、お家で
ゴロゴロしている娘を誘って実家に帰ることに。
しばらく実家でダラダラ過ごしていた私たちですが、そう言えば娘も今年で18歳。
そろそろ成人式で着る振袖のことでも考えるかと、私が成人式で着ていた
振袖を娘に見せてみることになりました。
実物の振袖だけを見ていてもわかりにくいだろうと、過去私がこの振袖を着ていた時の
成人式や、兄の結婚式のときの写真も出してきて両親と娘と共に写真を見ることに。
その時に見ていた数枚の写真の中の、1枚の写真。
なぜか娘がその写真に写っている一人の男性に「この人は誰?」と何度も聞いてきます。
その写真に写っている男性は、8月初旬で亡くなっていた叔父さんでした。
故人の願いは『思い出すこと』『知ってもらうこと』
娘の「この人誰?」の問い掛けから、母の口から初めて叔父さんが亡くなって
いたことを知ることになります。
母にしてみれば、辛いこと、心に痛みが走ることを避けたくて私に伝えることを
していなかったわけですが、
京都の行事のひとつである五山の送り火の16日に、
もともと予定にしていなかった実家への帰郷
娘を連れていく
振袖を見る
写真を見る
偶然のこの流れから叔父さんが亡くなっていたことを知ることになります。
これはほんとに偶然なのか?なにかのエネルギーを感じませんか?
思い出すこと。旅立ってしまったことを知ること。そして故人への感謝の気持ち
人と人との繋がりと、1枚の写真からの故人からのメッセージ。
人として、日本人としてなにか大切なものを受け取った気持ちになります。
まだまだ長いこれからの人生。辛いことも楽しいことも、一緒に乗り越えていける人と過ごし、
大切なことを思い出すこと、忘れないことは大切です。
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