立松季久江
立松季久江

緑色は目にも脳にも良い影響を与える?

2023/5/18配信


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皆様


 


おはようございます

立松季久江(Kikue)です。

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5月は新緑が美しい季節ですね。


 


京都府北部は緑が豊かで


この時期は


本当に爽やかで心地いいです。


 


緑色は目に優しい?


 新緑の時期、


木々の緑が


本当に綺麗ですね。



桜などの花もいいですが


新緑の緑色を見ていると


一番リラックスできる気がします。


 


実はこの緑色は


目にもいいと言われます。


 


それは何故でしょう?



人は光によって


ものを見ていますが


光の性質の1つに


「波長」があります。


 


その波長を見た


私たちの目は


特定の「色」として


判断するそうです。


 


たとえば


波長の短いものは紫色や青色


波長の長いものは赤色やオレンジ色に見えるそう。



その中で


ちょうど中間にあたる


波長は緑色なのだそうです。


 


波長の長さが中間にあることで


波長の長いものや短いものに比べて


目に負担をかけずに


知覚することができると言われています。


 


遠くの緑色を見る効果


目の仕組みとしては


何かを見るとき


「水晶体」と呼ばれる


カメラでいえば


「レンズ」にあたる部分の


厚みを変えることで


ピントの調節をしています。


 


その時に使われるのが


毛様体筋という筋肉です。



近くにピントを合わせるときには


毛様体筋を収縮させて


水晶体を厚くします。


 


遠くにピントを合わせるときは


毛様体をゆるめて


水晶体を本来の厚さに戻します。



つまり、近くを見ているときより


遠くを見ているときのほうが


毛様体筋はゆるんでいるのです。



スマートフォンや


パソコンを見続けた後


ふと遠くを見ると


目が楽なったように感じるのは


こうした目の仕組みによるものと考えられます。


 


目が疲れたと思った時は


少しの時間


「遠くの緑を見る」


 


数分間眺め続けて


すぐに目が良くなるということはありませんが


遠くの緑色を眺めることは


視力低下につながる目の疲れや


ストレスを軽減するのには


効果的な方法かと思います。


 


緑色の脳への効果とは?


色彩心理学では


緑色は見る人に


安心感やリラックス感を


与えてくれる色と言われます。


 


職場に観葉植物があるほど


協調性が高くなる


というデータもあるようです。


 


また緑は、


脳の機能的にも


良い結果をもたらすようです。


 


緑がある環境で過ごす子供ほど


知能が高くなる


という研究結果もあるそう。


 


知能の脳内中枢である前頭前野は


緑のある屋外で過ごす子供ほど


大きくなるそうです。


 


またこの前頭前野は


注意力にも関係するとされ


緑のある環境で多く過ごす子どもほど


注意力も高くなるそうです。



脳への影響は大人も同様で


緑のある屋外で


軽く歩くだけでも


集中力や認知機能が向上する


とも言われています。



緑が多い屋外や公園に行けない場合は


観葉植物などを室内におくだけでも


集中力はアップするようです。


 


仕事が忙しくて


なかなか外に出られない方は


植物を室内においてみるのもいいかもしれません。



新緑の時期、


スマホやパソコンで


つい酷使してしまいがちな


目や脳の緊張をほぐす意味でも


緑の中に身を置いてリラックスする時間は大切ですね。


 


​​​​​​​ 


 


 



  


今回もメルマガをお読みいただきありがとうございました


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