大場保男
顧客視点に立つには、どうしたらいい?
皆様
こんにちは
50代・60代のライフワーク起業を応援している大場保男です。
5月5日、子供の頃に
おばあちゃんと柏餅を作った
懐かしい思い出があります。
端午の節句に柏餅が
食べられるようになったのは、
江戸時代からといわれています。
柏の木の葉は、新芽が出るまで
古い葉が落ちないという特性から、
新芽を子供、古い葉を親に見立て、
「家系が絶えない」さらには
「子孫繁栄」と結びつけたそうです。
さて、今日のテーマは
「顧客視点に立つには、どうしたらいい?」です。
「顧客の声を聞きなさい!
このようなことは良く耳にしますね。
でも、やみくもにお客の声を
聞けばいいというわけではありません。
居酒屋を創業したいという相談者が来ました。
彼の場合を例に、
どのような場合に顧客の声を
聞けばいいのか考えてみます。
まず、どんなお客様を対象にするのかを決めます。
40代の会社帰りのサラリーマンがメインの対象ならば
その人たちに対して、どんな居酒屋ならば行きたいか
どんな居酒屋は行きたくないが、徹底的に聞き込みます。
人数も10人以上には聞きたいですね。
次は、ヒアリングした人の中の
数人とともに、何店かの居酒屋に一緒に行き、
そこで飲食しながら意見を聞きます。
このようなヒアリング結果から
対象としている人たちの望んでいる居酒屋を明確にし
これから創業しようとしている居酒屋のコンセプトや
メニュー構成、価格設定、店内レイアウト、接客について検討していきます。
さて、開業後はどうでしょうか?
ここで、当店に対するご不満な点をご記入してください
というやり方でお客様の声を聞く方法をとっている店もありますが
これは避けた方がいいと思います。
なぜなら、お客様からの不満な点を沢山聞くと
気分が沈み、不満な点を改善しようという意欲が失われてしまうのです。
では、どうするか?
一日の営業が終わった後、
あなたがお客様の立場になり切って
自店を見つめ直して見ることです。
ある販売店の話です。ちなみに居酒屋ではありません。
一日に一回、自分の店を自分で見直し、
改善点を毎日一個ずつ見つけて改善していきました。
これを365日実施した結果、この店は繁盛店に生まれ変わりました。
毎日の小さな積み重ねこそ大事だと思いました。
今回は以上です。
終わりに当たって
私のメンター(と私が勝手に思っている)
福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から
何か小さなことを
一つ始めるだけで
人生は変わり始める
(
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