安藤 由美子
安藤 由美子

本日、息子が12歳になりました。

2023/3/29配信

















皆様、こんにちは!


クラファン最終日からはや1週間。

いま少しずつご報告と、
リターンをお届けする準備を進めています。
ワークブック制作チームは4月から始動します。


1年間かけて、
少しずつ進捗報告しながら、
みなさんのお声も反映させながら、
制作していきますので、

クラファンのご支援いただいた皆様には、
ワークブックお届け少し気長に
楽しみにしていていただけたら幸いです。


ケアチケットやコラボ講座や
個別セッションなどのご案内は、
4月の頭にはお手元に届けられるようにします。


もうあと少々お待ちくださいね!


 





私は、一人では「子育て」できなかった














 













さて、実は今日は、

息子の12歳の誕生日です。

 

東日本大震災の年の3月に生まれた

我が家のたった一人の子ども。



 

想い出すと、

 

予定日前日まで大きいおなかで

地域の会議の事務局で夜まで働いていて、

 

予定日当日に陣痛が始まって、

病院へ行ったもののなかなか進まず、

促進剤を使って23時間29分の出産。

 

なかなか出てこられず、

最後はピーっとアラームが響く中、

吸引分娩で生まれてきました。

 

 

ちゃんと無事出てきてくれるか、

本当に心配だった。

 

青い顔で生まれてきて、

2642gとやや小さめで母乳の吸いも悪く

数日間は体重が数グラム増えることに

一喜一憂していました。



 

ただただ、

生まれてきてくれて、

生きていてくれることが嬉しい。



 

そんな存在だったのに、



どうして私は産後うつになってしまったのか。


どうして私はあんなに苦しい気持ちで

怒りでいっぱいになりながら

息子に向き合ってきたのか。


産後うつって、
本当に自分の願いとは乖離していて
とても不思議でした。



そんな中、私がなんとか
12歳まで息子と育ってこられたのは、
夫が子煩悩だったことや、
両実家が近くてサポートを得られたこと、

ファミリーサポートセンターにも
地元の保育園の一時預かりにも、
本当に助けられました。

 

産後うつはひどかったけれど、
関わる地域の人たちのあたたかさに
ずいぶん救われて支えられていたから、

むしろ外では
あまりわからなかったかもしれません。





息子を連れて出かけては、
関わってくれる人たちのあたたかさに、
どれほど癒されて救われてきたか。





私は、
産後うつをこじらせはしていたけれど、
完全に孤独ではなく、
助けてくれる人の存在はあった。




だから、脱出できたんだと、
心から思います。



先日、小学校を卒業した息子。




とにかく、
これまでも色んな気がかりはあったし、
それはこれからもあるだろうけれど、
それでも今日まで育ってきてくれていることが、
本当にありがたくて。


まずは、それだけ。




とにかく、
「いてくれて、ありがとう」
「あなたは私たちの大切な宝物だよ」の気持ちが、
ちゃんと彼の中に
沁み込んでいてくれたらいいなと思います。




その上で、自分の人生を、
自分で創っていけるように、
担っていけるように、
これからはさらに手と口を控えて、
心を込めて見守っていきたいです。








子育てがしやすい世界をともにつくる






さて、自分語りが

長くなってしまいましたが、

 


私は決して「」つきの「母親として」

「ちゃんと子育て」ということが

成立した人ではなかったです。

 

 

でも、自分一人ではなく、

周りの人の力を借りられたから、

ここまでなんとか

息子も大きくなりました。

 

 

ただ、「チカラを借りる」というのは

「ダメな自分」を感じ続ける状態で

助かったというより
チカラを借りることが苦しかったという

実際には、そんな感覚でした。

 

誰かと自分を比べることなく、

自分も子どもも元気で日々過ごせるように

安心して人と頼ったり頼られたりできる

そんな地域や社会が、

どの親子のそばにもあってほしい。

 

そう願ってやみません。

 

だから、

わずかでもその「心地よさ」を

自分で見つけ出して「選べる」「頼れる」

気持ちと環境をつくっていきたいです。

 

 

これからのワークブックの制作を通じて、

クラファンを支援いただいた皆様と、
また今後も興味をもってくださる皆様と、

ともに小さく一歩ずつ、
そのための取り組みを広げていきます。

 

引き続き、よろしくお願いしますね!

 

 


2023年3月29日







 

Tellus Ludns
ライフエネルギーマップ事務局
開発者 安藤ゆみこ

 

 













 

















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