佐野四季
佐野四季

【2way】同じようで違うこと

2023/3/26配信


皆様


 


こんばんは。
佐野です。


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今、実家の方に
帰ってきていて


 


今日は、
昼間、車を走らせながら、
ラジオを聞いていたんですが、


 


こんな話をしてました。



—————————
ハッシュタグと
シャープは違いますよ。
—————————



ハッシュタグは
TwitterなどSNSで
検索されるように
前につけるもので


 


シャープは
音楽用の記号ですね。


 


意味だけでなく、
その記号そのものが
違ってました。


 


あとで検索してみると
確かにそうだった。


 


記事
「ハッシュ(#)」と「シャープ(♯)」は別物です
https://www.tribeck.jp/column/opinion/technology/20171113/





しかも、
ハッシュタグと言っているけど、


 


その意味は
「ハッシュ記号をつける」
ということなので、


 


その記号の名前は
「ハッシュ」でした。


 


ハッシュは
横の棒が水平で
縦の棒が斜め


 


シャープは、
横の棒が斜めで
縦の棒が水平
でした。


 


同じように見えて
違うんですね。


 


ちゃんと
見ていなかった。


 



このような
同じようで違うというのは
結構クセモノですね。


 


言葉使いなども
そうですね。


 


ボードゲームをしていた時、
そのゲームは
協力ゲームだったのですが、


 


ある方が
協力してたらゲームじゃないじゃない、
勝敗がつかないよ
と言いました。


 


最近のゲームは
気づきを誘発させるものも多いので


 


最初にあまり説明しない場合も
多々あって、
時々そういうことは起こります。


 


ゲームとは、
勝負、または勝敗を決めること


 


と定義する場合と


 


ゲームとは、
遊戯、遊び


 


と定義する場合で
違ってくるということです。


 


「デザイン」という言葉も
一般的には、
「色と形に工夫を凝らすこと
または工夫されたもの」です。


 


そして、
デザインの狭義の意味、
より専門的な定義は、


 


「機械で複製製造されることを
念頭に企画や指示を行うこと」
です。


 


これは、
工芸(Craft)との違いを
明確にしています。


 


工芸、
つまり手作業で作ったものは
デザインではない
ということです。


 


とはいえ、
一般的には、もう工芸品であろうが
手で作ったのか、
機械で作ったのかを区別せず
デザインと言っているはずです。


 


また、プロの世界でも
インテリアデザインというように、


 


インテリアは
機械で複製生産されるものではなく、
一つ一つ違う部屋になるので
本当の定義ではデザインではないのに


 


もう、この辺で
狭義の定義が狂い始めます。


 


最近では、
「組織のグランドデザインが必要」
などと、


 


もう色や形も関係なく、
工夫することや青写真を描くことに
デザインという言葉を使っています。


 


定義があやふやな言葉は
常に相手がどの定義で使っているのかを
確認しないとズレてくる場合もあります。


 


また、
広告のコピーライターたちは、
形容詞の取り扱いに注意を払います。


 


形容詞はひっくり変えりやすい
という特徴をもつからです。


 


「あの人はいい人だ」
というと、
本当にいい意味で使っていますが、


 


「あの人は、
本当はいい人なんだろうけど
・・・(ため息)」
とか、


 


「あの人はいい人すぎるのよ」
というと、


 


ネガティブな意味で
使われ始めています。


 


また、
ファッションやブランドの広告で
「おしゃれ」という言葉は
使われないです。


 


というのも、
「おしゃれな装い」というと
意味は「おしゃれ」なんですが、


 


そもそも、コピーとして
ベタすぎてダサいので
(工夫が足りない)


 


おしゃれに感じない
ということが起こります。


 


また、
「あの人ってダサいよね」
と直球で悪口をいうところを


 


「あの人ってオシャレだからさあ」
と反対の言葉で
からかったりしますよね。


 


かつて1980年代に
キューピーマヨネーズや
ポカリスエットなどの
コピーを書いていた


 


大御所のコピーライターで
秋山晶(あきやま・しょう)って方が
いるんですが、


 


彼は、
形容詞を使わないコピーライターとして
有名でした。


 


記事
【名作まとめ】
秋山晶さんのキャッチコピー80本
https://kaistory0617.com/cp-matome-akiyama/


 


形容詞があるのは、
ほんの少しだけですね。


 


形容詞がないと
文章はかなりシャープになります。
ブレをなくしてるんですね。


 


彼のコピーライティングは、
ハードボイルドだ!
と言われてました。


 



また、
よく、良かれと思って言ったことが
なぜか悪くとらえられてしまった
という場合もないですか?


 


言葉の定義やニュアンスが
違って伝わっているからですね。


 


いやぁ、
言葉って難しいですね。


 


ということで、
今日は、
同じようで違うことの
お話でした。


 


注意しよう^^


 


では、また。


 


佐野 四季


 



  


今回もメルマガをお読みいただきありがとうございました


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