佐野四季

【2way】発問(はつもん)って、ご存知ですか?

2023/3/17配信


皆様


 


こんにちは。
佐野です。


573_佐野2


 


前回に引き続き
コーチングの話をします。


 


みなさん、
「発問(はつもん)」という言葉は
聞いたことがありますか?


 


私は、
起業初期の
2011年〜2012年、


 


今からもう
11〜2年前ですね、


 


セミナーからバックエンド商品を売る
「セミナーセールス」を教えていた
遠藤晃さんが
使っていたので知りました。


 


それ以外の場所では
聞いたことがなかったので
彼独特の言葉使い、
造語かと思っていました。


 


ところがそうでないことが
わかりました。


 


「発問(はつもん)」は、
教育業界、


 


特に小〜中学校の義務教育界隈で
使われている
かなりメジャーな専門用語でした。


 


Yahoo!やGoogleで
「発問」を検索すると
膨大な量の記事が出てきます。


 



現在、約125万件です。


 


Amazonで
「発問」と検索すると
これまた大量の本が出てきます。


 


では、この
「発問(はつもん)」という言葉
一体どういう意味なのでしょう。


 


「質問(しつもん)」とは、
何が違うのでしょうか?


 



一般的な「質問」の意味は、
相手に何かを問いかけること、
または、
その問いかけそのものを言いますね。


 


続いて
狭義の質問ですが


 


質という漢字の訓読みは
というと、


 


「質す」と書いて
「ただ(す)」と読みます。


 


男の子の名前に使われると


 


「質」の一文字で
「ただし」または「すなお」
となります。


 


つまり、
狭義の「質問」は、
「正しい答えを求めること」
です。


 


「1+1は?」
と聞かれれば、


 


「2」と答えるので


 


この場合の
「1+1は?」は、
質問ですね。


 



今度は、先生が
こう問いかけます。


 


「A君は〜と言ったけど、
B君、あなたはどう思いますか?」


 


これが「発問」です。


 


つまり、
「発問」は何かというと


 


●答えが必ずしも一つではなく
多種多様


 


●答えがYES・NOや
「〜です」といった
単純なものではない


 


●問いかける相手は
一般的な「正解」を聞きたいのではなく
相手に考えることをうながしている


 


●聞かれた相手は答えを考えるのにも
思考を要するが、
相手に話す時も論理的に話さねばならず、
さらに思考を要する


 


となります。


 



ということで、
発問とは、
————————————
「単純ではない答えを
相手に考えさせる問いかけ」
————————————
となります。


 


生徒の積極的な「発言」を促す
「発問」ということです。


 


先生は
あえて答えを知っているのに
問いかけたり、



(間違えた答えが出ることを誘発。
間違えた答えが出てから、
修正して正解を教えたり
(記憶が確かになる))


 


または、


 


あえて間違った情報を伝えて
これについてどう思う?
と聞いたりします。


 


これらは全て、
発問です。


 



あまりに
発問の本が多いので
1冊買ってみました。


 


———————————
明日の授業が変わる
「発問」の技術
https://amzn.to/3liCli5
———————————



 


表紙には、
いろんな言葉が並んでいます。


 


●授業名人が考える
「よい発問」の条件


 


●野口芳宏、有田和正の発問
レジェンドの問いはどこがすごいのか?


 


●教科別
「見方・考え方」を働かせる
発問のつくり方


 


●子どもの思考をゆさぶる
発問テクニック


 



学校の先生じゃない
私が読んでも
なかなか興味深い内容です。


 



ここまで読んで
コーチングを知っている人は
思うと思うのですが、


 



この「発問」って
普段「質問」と呼んでるもの
だよねと。


 


コーチングでは
—————
●承認
●傾聴
●質問
—————
が大切と言われますが、


 


教育業界的には、
—————
●承認
●傾聴
●発問
—————
となるのでしょう。


 



業界が違うと
言葉が違うので
ちょっと不便だなあと
思う反面、


 


違う言葉使いだと
印象やとらえ方が変わるので
それはそれで有難いなあ
という側面と


 


半々あります。


 


さて、
あなたは「発問上手」に
なれそうですか?


 


それでは、また


 


佐野 四季


 


 



  


今回もメルマガをお読みいただきありがとうございました


Like_good


この記事がよかったら「Goodボタン」お願いします




 


この記事をシェアする


 



 




 


 


バックナンバーを読む ▶


 


 


メールアドレスを変更したい場合は アドレスの変更 をクリックして変更してください。


 


配信停止ご希望の方はお手数ではございますが 配信停止 をクリックして停止してください。