奥山文弥
第559回 余裕とその経験を養う
((full_name))ご機嫌よう。
週末は暖かったですね。市日の地域では春一番で風が強かったらしいのですが、
私の住む奥多摩エリアでは日差しが暖かすぎた気もしました。釣りには絶好でしたが、、、、。
昨日は青梅マラソンに参加しました。もちろん10kmコースです。この距離でさえ、普段から走っていないので疲れました。優勝者は30分余で帰着しましたが、私は73分。リミットが80分ですからなんとかって感じでした。コロナ前の例年ですと60分ぐらいで帰ってくるのですが、、、、。
歳取りましたし、今年は本の執筆で練習できませんでしたし、、、、。言い訳ばかりです。(笑)しかしながら完走しできたので良しとしましょう。私が60分で帰ってきても誰も喜びませんから。あ、帰路、高橋尚子さんとハイタッチできましたよ。
走りながらいつも思うことは自分の体力の無さです。後半自分より歳とった爺ちゃん、婆ちゃんに抜かされます。この人たちどういう心臓と筋肉持ってるんだろうって驚きます。普段から鍛えているのでしょうか?
逆に途中、救急車で運ばれている人も見ました。バリバリランナーの方々でした。飛ばしすぎてへばっちゃったとか、熱中症になったとか理由は色々ですが、もしもし亀よ亀さんよの歌を思い出しました。
今回気づいたことは、またまた釣りと重ねますが、、、、。私は走りだけで精一杯でしたが、コスプレして走っている人がいますよね。
そういう人は体力があるからできるのですね。慣れているというか。30kmコースでもそういう方がいましたから大したものです。コスプレランナーは女子もいました。今回は女子がサンダル履きで走っていて私を抜かしていきましたから驚きました。ドラえもんやゲゲゲの鬼太郎もいました。もちろん抜かされましたが。(笑)
そういう人がきちんとした格好で走ったらどうなるか?おそらくコスプレよりもとても早くなるでしょうね。
ほとんどの方がランニング用のちゃんとしたタイツを履いて頑張っています。私もです。それなのにそのコスプレはランニングという過酷な運動に対して余裕を見せるほど周りのランナーへサービスしています。単なるコスプレイヤーなら走れませんから。
これが釣りとどう関係があるのかというと、ルアーやフライをするとき、ビンテージとかクラシックタックルという古い釣具を使って釣り人がいるんです。私もその一人ですが、40年以上前のリールとか、あるいは古くなくてもフライロッドは竹竿とか、、、。
最新型のリールを使った方が魚は釣りやすいのにわざとそうするんです。それは自己満足と顕示欲です。S N S承認欲求とは違いますよ。(笑)
若い人はヤフオクで買ったり、父や祖父からもらったとか、私の場合は学生時代に使ったものとかをそのまま持っていて、今、それを使うことで時代は変わっても魚は同じ、ということで使えるわけです。新型をすぐに購入して自慢するよりも、古いので釣って「どうだ、道具は関係ない。」って言いたい時もあります。新型を買い続ける予算もありませんしね。そんなことをコスプレランナーを見て自分も自分の趣味の世界ではそうなんだなって思いました。
そういえば先週、女性からパーソナルガイドを頼まれまして上野村の冬季ニジマス釣り場に行ってきました。その時もバンブーロッドで釣って見せて欲しいと言われて、メイドイン羽村のロイヤルリバー8フィート3番を使いました。でっかいのが掛かっちゃいまして、リールもドラグなしで、なんとかキャッチしました。55cm。
これでもコスプレイヤーとしてはすごい大きさなのですが、彼女はその後最新タックルでなんと69cmという巨大ニジマスを釣り上げました。重さは5kg以上あったでしょう。野生魚だったら日本記録だったかもという大物です。
こんなすごいやつ多分クラシックタックルなら掛からなかったかもしれないし、掛かっても切られてしまったかもしれません。
さて皆様ならどうしますか?
コスプレして走れますか?
クラシックな道具でデカい魚キャチできますか?
余裕が出たらいろんなことしましょう。そのために練習しましょう。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
魚と釣りの専門家
ライフアップコーチ
カウンセラー

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