藤原 恵津子
他者基準で生きるとしんどいよ
皆様 こんにちは
可能性開花トレーナー藤原恵津子です
①失敗にめげない人、打たれ強い人
というのは世間的には評価されますね。
それとは逆に、
②何かに失敗したり、うまく行かないことに凹んだりする人
もいます。
世の中では、①がうまく行く人の特性、②がうまく行かない人の特性のように言われたりもします。
社会的に成功するためには①の特性が欠かせないと。
しかし、この2つは、正反対のようでいて、実は同じといえるんです。
どちらも結果にこだわっているという点で。
つまり、
①の場合は、結果を出すために頑張っている、やり続けるということですし、
②の場合は、結果を出せなかったから凹むということですから。
どちらも自分の存在価値が、社会的なものさしで結果を出せたか、出せなかったかで決まると信じているといえます。
しかし、それを識別するのは、自分自身にしか出来ません。
社会的な評価(他者評価)が基準になっていると、決してそれを変えることは出来ません。
「認められる喜び」という報酬と、「非難され、見捨てられるという恐れ」との両面から、たえず強化され続けているのですから、そこをしっかりと自分自身で意識しない限り、抜けだせません。
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『皆様であるという、その存在だけで大事なかけがえのない存在なのです』
もし、自信をなくしているとき、このように言われても慰めにしか聞こえなかったとしたら、すでに皆様は結果を出すことに執着している状態だと言えます。
皆様が、このような「幸せをもたらさない評価システム」から抜け出したいなら、
『それは何かに依存した価値観であるかどうか?』を考えることです。
どういうことかというと、
「~であれば自分はOKである。」という条件付きのI'm OKは、すべて「~であれば」の部分で何かに依存しているわけです。
初めの例でいうと、「結果を出せている自分はOK」ということであれば、「結果を出す」ことに依存していると言えます。
地位に依存している人は、「地位の高い自分はOK」
収入に依存している人は「収入が高い自分はOK」
お友達の数に依存している人は「お友達が多い自分はOK」
結婚という形に依存している人は「結婚している自分はOK」.
無自覚の人が多いのですが、実際にそうでない状態(ot OK)になった時、一気に自信をなくすのでわかります。
自信の無くし度合いは依存度合いに比例しています。
私たちが褒められて喜ぶ時というのは、その内容が「自分がこうなれたらいいな」と今願っている(=依存している)ことの場合には特に強く反応するでしょう。
一方で、自分では当たり前と思っていることを褒められても、あまり感激しません。
非難される場合の痛手の強さも、これと同じように、自分が恐れている(=依存している)ことほど強く自分を痛めつけ、あまり気にしていなかったことなら、言われても聞き流すことが出来ます。
この影響を受けやすい部分こそが、皆様にとって関心の強い部分であり「依存している度合いの強い」部分でもあるのです。
凹んでしまう場合の出来事とは、必ずしもそれが一般的な意味で強く大きな影響のある出来事だったわけではなく、皆様の「依存しやすい要因」を含んでいたから、凹んでしまうわけです。
なので、他の人から見れば「どうして、そこまで気にするのだろう?」と思えることも多いかもしれません。
『自分の弱さは、何に依存することから来るのだろう?』
(そしてそれはあなたの価値基準とビリーフに直接かかわっています)
それを自分で知っておくことで、社会的な望ましさに影響されて、自信をなくしたり、一喜一憂することも少なくなってくるでしょう。
自分の弱さの原因を知ること、これが皆様を強くしてくれる最強の道といえるかもしれません。す。