山本　美穂子

皆様

ハートに触れ、ハートの奥の扉を開き、本来の輝きを取り戻すお手伝いをしています。

バウンダリーの教科書の著者の山本　美穂子です。

人生は短かく、楽しみ大きな「今」に至る

今月の誕生日が来たら還暦を迎えるので、色々と思うところがあり振り返ってみたいと思いました。

10代、20代、30代、40代、50代と生きてきて

歳をとるほどに生きるのが楽しく、幸せを多く感じるようになっています。

振り返っても『昔に戻りたい』とは思わないのです。

10代、20代のみ、おばあちゃんの田舎で自由に過ごしていた３〜４歳頃の輝く記憶があった頃に

『あの時に戻りたい』と思っていました。

30代になって、時代は自分探しに傾倒してゆき、私も『本当の自分』を見出したいと願い

仕事の成功や物欲や人間関係といった外側へとむけていた意識のベクトルを180度転換させ

自分自身の内側へ、こころの在りどころへと向けることによって

文字通り私の人生は大きく転換していきました。

意識のベクトルが外側の世界へ固定されているとどうしていいかわからない子供の意識に絡め取られます。

意識のベクトルが内側の世界へ向けられるようになると、自分に何が起こっているのかわかるようになっていきます。

今何を思っていて、何を感じていて、現実的に今何が起こっているのか。

すると混乱の意識は治まり、理解が入ってきます。

内側にスペースができゆとりを持てるようになると、直感や先の見通しやこの先どうなりたいのか、どうしていきたいのかが明確になっていきました。

すると仕事も不思議とするするとうまく流れ始めます。

今自分がどう感じているかがはっきりわかるにつれ、嫌な人と距離を取れるようになり、人間関係がスムーズになりました。

今現実に何が起こっているのかがわかるようになると、現実に即した行動が取れるようになり、あれほどあったトラブルは起こらなくなり、

トラブルになったとしても些少なこととして捉えられるので、ストレスは格段に無くなります。

そして今、あれほど辛かった虐待も、小１から中３まで続いたいじめも、女性蔑視による性的搾取等も

これら全てが自分の内側の認知の歪みから引き起こされていた現象で

本来の自分に気づくことを促すためのきっかけであり

「本当の自分自身」をもう一度とり戻してゆく大切な出来事だったと、感謝を持って受け入れられるように今はなっています。

60歳を迎えるにあたって、今このこころの在りかに立ち戻れていることに

ただただ深く感謝を感じているのです。