立松季久江
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大根とカブと違いとは??

2023/1/27配信


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皆様


 


おはようございます

立松季久江(Kikue)です。

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根菜類が美味しい時期ですね。


ところで今日は大根とかぶの疑問・・・



先日名古屋にお土産で


聖護院大根を持参したところ


大きなかぶ!


と言われました。




大根だと説明すると


どう見ても


「かぶ」だと


驚かれました



例えば大根でも


桜島大根は丸く


かぶと同じような見た目。



京都の伝統野菜


すぐきカブラは


かぶなのに


大根のような形。



聖護院大根と


聖護院かぶは同じ丸い形。


 


種類によっては


大根とカブは


意外に見分けがつきにくいものです。



大根とカブの根本的な違いとは?



大根とかぶは


どちらも同じアブラナ科の植物ですが


大根はアブラナ科ダイコン属


カブはアブラナ科アブラナ属に属します。



そして大きな違いは


かぶは茎の付け根の


胚軸の部分が肥大したもの。


 


胚軸とは


双葉と根の間の


茎の部分のことです。



大根の場合は


地上に現れている部分が胚軸で


地下部がおおよそ根に相当するそう。


 


大根には髭みたいな根がありますが


その根が見られない部分は胚軸なんだそう。




そして大根とかぶでは


蕪の方が煮崩れしやすく柔らかいですよね。


 


これは


胚軸の細胞膜が薄いことによるのだそうです。



また、葉の部分を見ると


違いがわかりやすいとされています。




大根の葉はゴワゴワとしているのに対して


蕪の葉は柔らかいのが特徴。


 


消化を助ける酵素がたっぷり


栄養的には・・・


カロリーは若干大根の方が低め。




また、かぶと大根の


栄養成分の特徴といえば


アミラーゼです。



アミラーゼは


でんぷん(糖質)を分解する酵素で


ジアスターゼとも呼ばれます。


 


でんぷんは


そのままでは吸収できないので


糖に分解する必要がありますが


その分解を助けるのが


アミラーゼ。


 


消化や吸収を助けてくれるので


胃腸の負担を軽くしてくれるそう。


 


胃もたれや胸焼け


食欲不振などの改善に


役立つといわれています。



大根には


そのほかにも


プロテアーゼや


リパーゼなどの


消化酵素も含まれます。


 


プロテアーゼはたんぱく質を


リパーゼは脂質を分解する


作用があるといわれています。


 


そしてアブラナ科に含まれる


イソチオシアネートという


辛味成分は


抗酸化作用や免疫力アップが期待できる成分です。


 


すりおろした時に出やすいので


大根おろしなどおすすめです。




大根とカブは淡色野菜に分類されますが


葉の部分はどちらも緑黄色野菜なので


葉のついたものを購入したら


葉も全部丸ごと食べるのがおすすめです。




大根もかぶも、今は旬でおいしい時期です。




様々な料理に使える野菜で


消化も助けてくれるので


旬の時期にたっぷり食べたいですね。


 



ちなみに


この写真はにんじんと紅芯大根。


 


紅芯大根も


カブのように丸い大根です。


 


 



  


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