吉田有美
謙虚なアドバイスのしかた
いかがお過ごしでしょうか。
傾聴コーチの吉田有美です。
新年明けまして…どんどん時が過ぎてしまいました。
「日本語教師のためのコーチング」(発売中)の感想を送ってくださった方、
温かいお言葉が多くてほっとしているこの頃です。
というのも、
経験者の先生なら「これなら自然にやってたわ〜」
内心ヒヤヒヤしておりました。
今回はアドバイスについて書きます。
謙虚なアドバイスのしかた
コーチングでは基本的に「アドバイスをしない」
これにはずいぶん戸惑いました。
今は「相手の話を聞いて必要に応じてアドバイスする」
教師をしていたら全くアドバイスしないというのはムリですね。
私はどちらかというと人からのアドバイスは歓迎するほうで、
他の人の「私ならこうするよー」
もちろん押し付けられたらイヤですけどねっ。
アドバイスはタイミングが大事だと思います。
アドバイスのタイミングと言えば、こんなことがありました。
パソコンの操作に困ったとき、
やり方を検索したり、マニュアル見たり、
・・・どうにもわからん。。。(泣)
そこで、
夫に相談。
すると即座にこんな返事が。
夫「あーそれはね、再起動してみれば?」
わたし「それはもうやってみたんだけどー」
夫「じゃ、説明のサイト見てみれば?」
わたし「それももうやってみたけど、どうにもわからなくてさー」
頼っておきながら、
だんだんムスッとした顔になるわたし。
あなたもこういう経験はありませんか。
相談したとき、相手の言うことに
「うーん、そういうことを聞きたいわけではないんだけどなあ」
と
つまり、タイミングが早すぎると、
相談した側はこう思っているかもしれないのです。
「それはもう知っているけど良い考えだとは思えないんだよね」
「それならもうやってみたけど、
実際わたしはアドバイスされて
「そんなことも知らないと思ってるの!?」
と機嫌を損ねてしまったのでした。
それを裏付けるようなことを読んだので紹介しましょう。
「謙虚なコンサルティング」エドガー・シャイン
(2017)英治出版
”支援者は、
思い返せば、わたしもやってしまっているんですよねえ。
さっと気の利いたことを言うほうがいいと思われがちですが、
逆に早さがマイナスになるってこともあるんですね。
アドバイスはタイミングを見てしましょう。
本にはこんなことも書いてありました。
”提案やアイデアは質問の形にして述べるとソフトに伝わるし、
確信が持てないときには口調を穏やかにするといい。”
知ってることがあれば教えてあげたくなるもの。
つい早まって言ってしまったときも
「どう思う?」って付けくわえると良さそうですね。
またまたご感想、つぶやき、お待ちしております。
オンラインイベントのお知らせです。ご都合のつくかたは是非^^
*今週27日(金)の21:00から30分ぐらい
村上吉文さん主催の#
(無料:セミナーではありません)
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こちらは書籍の宣伝目的ですが、なるべく書いていないことをお話ししようと思います。
申し込みは詳細は凡人社のサイトを御覧ください。(近日募集開始)


「傾聴コーチング体験セッション」を受けました。私は自分自身のことを言葉にして、他の人に話すのが苦手なのですが、吉田先生には、なぜか自然と話すことができました。そして、フィードバッグから、なぜ苦手なのかという原因の一つであろうことにまで気づくことができました。初めてコーチングを受けたのが、吉田先生で本当によかったです。

もしかして思い込みなのかも?ということにも気づくことができました。


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