大場保男
大場保男

“三位一体脳モデル”から起業のテーマを考える

2023/1/20配信


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皆様


 


ライフワーク起業ナビゲーターの大場保男です。


 


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60歳を前に会社を辞めて


起業に向けて準備している知人の動画です。


 


 


「行動へ移せない方


   足踏みから始めよう!」というタイトル


 


 


大病で死をも覚悟したという


ご自分の体験をもとに、起業について


今後の人生について語っています。


 


 


5分ほどの動画です。


ここをクリックしてぜひご覧ください。


 


 


 


 


さて、今回のテーマは


「“三位一体脳モデル”から起業のテーマを考える」です。


 



 


前回は起業計画を作成するための


9つのステップについてご紹介しましたが


それをもう一度確認しておきましょう。


 


 


第1ステップ:自分の起業のテーマを決める。


第2ステップ:誰の悩みやニーズを応えるかを明確にする。


第3ステップ:ターゲットの悩みやニーズをリストアップする。


 


 


第4ステップ:SWOT分析を行う。


第5ステップ:提供価値を決める。


第6ステップ:ポジショニングを行う。


 


 


第7ステップ:コンセプトを明確にする。


第8ステップ:ミッション、理念、ビジョンを決める。


第9ステップ:情報発信や集客方法を明確にする。


 


 


さて今回は、第1ステップの


「自分の起業のテーマを決める」についてご紹介していきます。


 


 


起業のテーマを考える時に


第一に優先すべきことは何か?


 


 


それは、本当に好きなこと、やりたいこと


それをやると心からワクワクすること


これを第一優先にすべきです。


 


 


なぜ、そうなのか?


人間の脳の構造から考えていきたいと思います。


 


 


医学博士ポール・マクリーンの「三位一体脳モデル」によると、


私たち人間の脳の中には、


爬虫類脳(脳幹、視床下部)、哺乳類脳(大脳辺縁系)、人間脳(大脳皮質)


という3種類の動物の脳があるということです。


 


 


爬虫類脳は「生きていくための脳」であり、


心拍、呼吸、体温、血圧といった


生命維持機能を司っています。


 


 


哺乳類脳は「感じるための脳」であり、


種の保存のための本能的な情動、快・不快の


判断を司っています。


 


 


人間脳は「考えるための脳」であり、


論理・学習・言語や創造的思考など、


知性・知能を司っています。


 


 


しかし、勉強をする、文章を書くなどの知的な活動のためには、


人間脳が働いていればいいという訳ではありません。


質の高い知的活動のためには、


3種類の脳が協力することが求められます。


 


 


嫌いで嫌いで仕方がない訪問営業活動、


こんなときも脳は働きません。


 


 


私が化粧品の訪問営業活動をやっていたとき、


スポーツ新聞や週刊誌ばかり読んでいました。


難しい本を読む気にもならないし、読んでも頭に入ってこないのです。


 


 


人間脳が活躍できるようになるのは、


爬虫類脳、哺乳類脳が満足した後になります。


 


 


哺乳類脳は、「考えるための脳」である人間脳から、


「この問題を解決せよ」と命令が来ると、


それが「好きか・嫌いか」で見極めます。


 


 


その判断は、「快・不快」を判断する


扁桃核に問い合わせて行います。


 


 


そのことについて、


過去に満足したという記憶があれば、「好き」と判断します。


 


 


「好き」と判断した場合には、


爬虫類脳に近接している「欲の脳」(側坐核)から


「やる気ホルモン(TRH放出ホルモン)」が放出されます。


 


 


「やる気ホルモン」は、


脳のさまざまな部分に働きかけて、


脳全体を活性化させます。


 


 


その結果、人間脳の内部では、


火花と火花が飛び散るようにニューロンとニューロンが結合します。


 


 


そうすると、想像と連想が絶え間なく広がり、


新たな気付きを生んでいきます。


起業を成功させるには、脳がこのような状態になることが必要です。


 


 


人間脳がやるべきことを命令すると、


哺乳類脳が「好き・嫌い」について判断、


「好き」となると、爬虫類脳は本能的な欲求によって、


行動に向けて猛烈にドライブをかけていきます。


 


 


このように、「好き・嫌い」を判断する哺乳類脳は、


脳全体を活性化するうえで、中核に位置付けられていると言えます。


 


 


つまり、論理的分析よりもワクワクすることを考える方が集中力が高まり、


良い結果が出ることにつながります。


 


 


さらに、


人間は、人に喜ばれることをするよう創られています。


だから、人に喜ばれると、心の底からジーンと喜びを感じます。


 


 


そうなると


脳はより創造的に働くようになります。


 


 


あなたは、こんな経験があるでしょう。


あることをやることによって大変喜ばれた。


そうすると、次にはどんなことをして喜んでもらおうかを考える。


 


 


すると、心がウキウキしてくる。


楽しい気持ちでいっぱいになる。


考えなくても、アイデアが次々に浮かんできます。


 


 


自分が本当に好きなことをやる


人に喜ばれることをする


それが、成功のポイントなのです。


 


 


なぜなら、人間はそのように創られているからです。


 


 


しかし、本当にやりたいこと


心からワクワクすることであっても


起業とはビジネスですから


収入につながらなければなりません。


 


 


次からのステップでは


このことを考えていきます。


 


 


今回は以上です。


 


 


終わりに当たって


私のメンター(と私が勝手に思っている)


福島正伸先生の夢を実現する今日の一言から


 


 


 “結果が気にならないほど夢中になると、


                 結果が出る”


 


       


 



  


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