第566回 燃える闘魂、秘めたる闘志。
((full_name))、元気ですか?
一週間空くと何か疎遠になった感じがしてしまうのは私だけでしょうか?
ですから今回のはちょっと長いです。
最後までお付き合いください。
この一週間の間にいろいろなことが起きました。
アントニオ猪木さんが亡くなられました。格闘家として、政治家としてその偉業は皆さんご存知ですが、最も凄かったのは北朝鮮の金正日総書記に招かれるような人だったこと。裏で何があったか知りませんが、日本の誰もがやれないことをやったとして私は敬服しておりました。
格闘家としてのモハメッド・アリとの試合も高校生の時に生放送で見ました。
「元気ですか?」
「1、2、3ダー」
「猪木ボンバイエ!」
元気が出る言葉ばかり掛け合っていたので、奮起を促された方も多いことでしょう。
猪木さんのご冥福をお祈りします。
2番目は、やってくれましたね。神様、村上宗隆様!
王貞治さんの日本人記録を超える年間56号ホームラン。55号を打って王さんと並んだときに、あと16試合あったのでこれはもしかしたら60号打ったバレンティンの日本記録も超えるのではないかと、野球ファン全てが期待したことでしょう。
しかしそのあとは15試合、全くホームランなし。期待を背負ったプレッシャーがあったのでしょうか?それでスランプ?あるいは打たせてたまるかと相手チームのピッチャーが死にもの狂いで投げたか?いずれにせよそれまでの快進撃が止まってしまったことは事実です。
村神様、最終戦の最終打席で打ってくれてありがとうございました。
この実力は、最後の最後まで諦めないという不屈の精神を実証してくれたわけで、野球以外のあらゆる人生において、特に皆様にとっても素敵な教訓になったと思います。
3番目は全く身内のお話ですが、我が妻幸代の快挙。
元荒川のソウギョ釣りに初挑戦。そしてなんと開始1時間弱でメーターオーバーを釣り上げてしまいました。これはジャパンゲームフィッシュ協会の公認の女子8kg(16ポンド)クラス日本記録に認定されるという快挙です。私の場合はソウギョ釣りを始めてから7回目でやっとヒットしたのに。
と我が家では思っています。
有名人が国民全体を沸かせることをしなくても、個人的なすごいことはできるということです。
109cm、12kgのソウギョ
ソウギョ釣りを教えてくれたマスターミツルは25kgを超える大物も釣っていますし、1kgテストで世界記録に挑戦しているときにもっと大きな魚も掛け、3時間ファイトして切られたことが何回もあるそうです。マスターは1kgテストで20kgという世界記録を持っています。
また巨大魚はなかなかかかりませんが、掛かってからも大変です。妻は過去にコイやストライパー、海ではシイラやG Tなど大物と呼べる魚を400尾以上釣っていますから安心でした。しかし切られることはなくてもハリが外れるということもありますから。

そんな巨大魚釣りが身近にありますが、なかなか釣れないので挑戦してくる人は多くはありません。だから狙い目かなと私は思ってます。
さて挑戦といえば毎年夏に行われる相模湾セミナーですが、今年は8回予約して(昨年中に)台風で一回キャンセルになり、7回出撃しました。うち2回、マグロの魚群にうまく当たりまして、11尾ヒットし9尾をゲットしました。
たまたまこの2回に当たった方々はお分かりいただいていると思いますが、運が良かったと思います。4回参加していただいた方でこの2回に当たらなかった不運な方もいます。また行きましょうね。
釣りは1に場所、2に道具、3、4がなくて5に技術。とい言いますが、あえて3と4を作るなら、私は運と指導者だと思います。
マグロもしかり、妻のソウギョも全く運が良かったとしか言いようがありません。マスターミツルは「幸代さんは持ってますね。」と褒めてくれましたが、今回の指導者であるマスターにも感謝です。
私もこれまでいろんな方々を指導してきました。単に釣らせてくれればそれでいいという方から、釣れなくても釣れるまでやるのだと燃えている人など様々です。
人にはそれぞれの性格もありますので、秘めたる闘志を持っている方もいます。フィギア集めなどコレクターとは違う意気込み、お金を出せばできること以外に燃えるものを皆様はライフワークとしてお持ちですか?
釣りで言えば大物釣りはその一つですが、景色のいい渓流でイワナを水面に誘い出してフライで釣ることもいいと思います。そのために体を鍛えるということも。
鍛え方は様々です。私の場合冬季、体が鈍るのを防ぐためにジョギングします。少林寺憲法を休んでから時間が経っているのでたまには単演という型をやったりします。
そして1番の健康はフライキャスティングです。体全体を動かし、練習すればするほど上手になる釣りがフライです。
釣りに大切な5番めの「技術」が最もモノをいう釣りです。例えば大マス川で、完璧な道具が準備され、そこで巨大なマスが捕食行動しているのを見つけた。そして指導者が「あそこへ投げて」と指示してくれたとしても、上手に投げられなければ魚はフライに食いついてくれません。
そして食いついてもうまくアワセないと掛かりません。ですからフライで釣らせてあげるのは難しいのです。練習あるのみです。
最後に、木戸川サケ復興応援セミナーですが、行きたいけど日程が合わないという方から寄付の申し出がありました。ありがとうございます。
これまで参加費の大半を費やし、セミナーで捕獲したサケのカラー美術魚拓や剥製を現地にプレゼントしてきましたが、今年はウッドカービングを寄付する予定です。その予算が多いほど立派な作品ができます。(サケは大きいですから)サーモンセミナー の案内にその旨記しましたので、復興応援に協力していただける方はよろしくお願いいたします。
サケ釣りが再開されたら一緒に日本のサーモンフィッシング しましょう。
今回はこんなに長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
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