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薬剤師　アストロ望診アドバイザーの佐藤姫里です。

9月に入り数日経ちました。朝晩は大分涼しくなり、秋の気配も深まってきましたね。

新学期が始まった子供達、夏休みは満喫できたでしょうか？

うちの子達は昼過ぎに起きて夜更かしをするという、なんとも羨ましい日々を送っておりましたｗ

小中学生の夏休みの宿題に読書感想文がありますよね。

私の最も苦手としていた物の一つ　汗

今日は、中学１年生の次女が『窓際のトットちゃん』を読んで感想文を書いていたので、

少し紹介したいと思います。彼女は私と違い、文を書くことが好きなんだそうです。

『窓際のトットちゃん』はタレントの黒柳徹子さんによる自伝的物語。

1981年に出版されていて、私も小学生の時に読みました。

世界35ヶ国で翻訳されているのですね。

題名の『窓際』は当時リストラ予備軍のサラリーマンのことを『窓際族』と呼び始めた時期でもあったためつけられたそうです。

娘は最初に黒柳徹子さんのことをこんな風に紹介しています。

トットちゃんとは、今なお好奇心いっぱいの黒柳徹子さんである。

色々な人とおしゃべりする番組を、もう46年も続けている。

独特な玉ねぎ頭の中に、お菓子を忍び込ませたり、パスポートやお財布まで入れるそうだ。

私は、彼女のエピソードに強い印象を持ち、決して偉そうにしない姿に、幼いころから親近感を持っていた。（略）

そして、娘が自分の体験として、学校でオリンピックのマスコットを選ぶ際に、自分ひとりだけが皆と違うマスコットに投票したときの事が書かれていました。

（略）クラスの中で私一人だけが㋑を投票したことを知った友達が、私に「ドンマイ」といったからだ。この「ドンマイ」、友達は㋑が選ばれなかったことに対して言ったのかもしれない。でも、私はこの言葉の中に、私の心の奥を引っ掻くようなそんな要素を感じたのだった。

つまりは、私たちはみんな一緒が好きなの。私たちと一緒なの選べなくて残念ね。

という声が聴こえた。

他の人とは違うものを望んだ自分を、特別感を持って喜んでいたのに。

周りの人からどのように思われているのかを考えてばかりいると、私ならものすごく不安になる。

レッテルはりとコンプレックスは小さい子供でも感じるものだ。

トットちゃんも実は、前の学校では、なんとなく疎外感を感じ、ちょっと冷たい目で見られていることを感じている。（略）

だから、自分のやりたいことが別にあるのに、無理をして周りの人に合わせたりするのはほどほどにしようと思う。

そのほうが、きっと大人になっても笑顔でいられるし明るい未来が広がると、この本の中でトットちゃんが教えてくれた。

大分略してますが、、、、

私はこの感想文を読んで、たくましく育っているな、、、と娘を誇りに思うのと同時に

心の成長に驚かされました。

私の知る彼女は、参加した無重力着付けで2時間熟睡したり、ホテルのふかふかベッドを発見するとついでんぐり返しをしてしまうような幼い子供だったからです。

でも、これから、こうやって自分の本当にやりたいことを、

周りを気にせず、

心のままに出来たならば、

幸せへの一歩を踏み出せると思うのです。

心のコップがそんな気持ちで満たされたならば、

こぼれ落ちた分で、

さらに最上の幸せに向かうことが出来ると思うのです。

私の考える最上の幸せについては、また次回書きたいと思います。

ちなみに黒柳徹子さんの太陽星座はしし座。月星座は魚座。

授業中にチンドン屋さんを呼んでしまうようなエピソードいっぱいで、納得です。

そして、娘の太陽星座は天秤座。月星座はやぎ座。

周りとのバランスをとるのが上手な彼女の、少しの葛藤が垣間見れますね。