牟田祥子

元NHK／アナウンサーの牟田祥子（むた・あきこ）です。


このメルマガが、話し方をはじめとする人とのコミュニケーションについて
考えるきっかけになり、皆様の輝きが増したら最高に嬉しいです。

自分の内側とのコミュニケーションも大切にする

自分は、本当にこれを言いたくて言っているんだろうか？
なんだか自分の言っていることがしっくりこない。

なんて思ったことはありますか？

自分の言葉に違和感を感じる感覚。
そう感じるときは、ビッグチャンス。

自分を知るきっかけになり、そして、結果的に
相手に伝わる話ができるようになるチャンスです。

☆☆☆

今日のテーマは「内側のコミュニケーション」について。

口から出てくる言葉は、全て自分の内側で
作られているもの。

だから、内側とも対話しておくことは不可欠です。

今日の話しは、私がいつもお伝えしていること
「相手に矢印を向ける」とは、一見矛盾している
話しに聞こえるかもしれません。

けれど、「相手に矢印を向ける」と同様に
コミュニケーションにおいてはとても大切なこと。
生きやすさにもつながります。

☆☆☆

先日、パーソナルファウンデーションの
2日間合宿に参加してきました。

自分の足元にある土台を強固にしなやかに
するために、もう1年半ほど学んでいます。

そこで扱うのは
「自分の内側のコミュニケーション」です。

内側のコミュニケーションとは、

自分は、
あの過去の出来事に対してどう感じているのか？

この人に対して、どう思っているのか？

どんな感情を持っているのか？

そういった「自分の感じること」に着目して、
じっくり見つめることです。
頭で考える感覚ではなく、体で心で感じるものです。

感じたことを、良いか悪いかで評価せずに
「あー、私はこう感じるんだな」と気付いて、
向き合うことです。

それが、内側とのコミュニケーション。

☆☆☆
内側を見ていくと、気付くことがあります。

例えば私は、先日参加した合宿で、
ワークをした後に、どう感じたか感想を発表する際。

人前で話すのには慣れているし、好きなので
誰よりも早く手を上げて、颯爽と前に出て話すのですが・・・

どうも自分の発する言葉にしっくりこない。
心から感じたことを話している気がしないのです。

それは、周りの人の反応ばかりが気になるから。
相手はどう思っている？
これを言うと、どう感じられるんだろう？
私はいま、どう見られている？

そこばかりが気になって、
自分の内側を見ていなかったなと感じました。

私の癖は
「相手に意識を向け過ぎてしまう」ことです。

え？矛盾していないか？と思われた方もいるでしょう。

確かに、
分かりやすい話をするためには必要なことです。
いつも「人に矢印を向けよう」とお伝えしています。

でも、まずは自分がどう感じる？に気付いて、
言語化する。

人に理解してもらいやすいように
「相手に意識の矢印を向けて」アウトプットする。

自分が感じることが分かる、
そのうえで、相手に向けて話し伝える。

これは、自分が心から感じていることを伝える
ことにつながるので、相手にかなり伝わりやすくなります。

「自分がどう感じている？」に気付くには、
話せる相手が必要です。
私はコーチングも提供していますので、
ぜひ聞かせてください。

私のようなコーチや家族、友達など、安心して話せる相手に
皆様の内側を言語化して
皆様の内側と向き合ってみませんか？

最後までお読みいただき、ありがとうございます！
皆様にとって、今日も最高に良い一日となりますように☆

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