元NHK／アナウンサーの牟田祥子（むた・あきこ）です。


このメルマガが、話し方をはじめとする人とのコミュニケーションについて
考えるきっかけになり、皆様の輝きが増したら最高に嬉しいです。

テーマ：臨場感＆一体感は、「楽しい！」と印象付くのです

今週は雨が続いている茨城県。
梅雨に戻った感があります。

☆☆☆

さて、今回は、
どんなときにも、双方向のやり取りをすると
一体感が生まれて満足度が上がるというお話。

先日、息子の通うこども園で
パネルシアターを発表してきました。

パネルシアターとは、
文字通りパネル（板状の背景）に、
物語の登場人物やキャラクターを貼り付け
お話を展開していくものです。
動く紙芝居、と言ったらいいかもしれません。
（厳密には違うのですが）

今回は、7月生まれの子供をお祝いする
誕生日会で発表の機会が設けられました。

ともかく発表者が楽しむこと

それと、相手の反応をキャッチして、
その反応に対して、発表者も反応すること

これが臨場感を出すコツです。
聞き手も参加感がアップして楽しくなります。
だから、満足度が上がります。

今回の場合は、
動物キャラクター達が
順々に登場するシーンが続くお話でした。

「次は誰かなー？」とセリフを言うと
子供たちは口々に
「ひつじさんー！」
「ライオンさんだよー！」と予想してくれました。

なので、発表者は
「ホントにー？」
「どうだろうねー？」などと、
アドリブで、セリフ以外の言葉を投げかけます。

すると、聞き手の子どもたちは、
ますます大きな声で答えてくれました。
やり取りを続けていくうちに、場の空気に
一体感を感じるようになっていきました。

こうなると、成功したも同然。

帰宅後、息子は
「とっても楽しかったー！」と言っていました。

発表者が台本に書かれた通りのセリフだけで
終始していたら、こういう感想は得られなかったでしょう。

皆様にはパネルシアターをする機会は
なかなかないと思いますが、
何かを人に伝えるときに意識しておくとよい
共通のコツです。

相手の反応を拾って、伝え返す。
双方向でやり取りをする。
これだけで、相手の満足度はぐっと上がります。

皆様の場合も、このコツが活用出来そうな
場はきっとあるはず。

講義を提供するとき
相手の相談をきくとき

電話で話をするときでも、
相手の反応をキャッチして返す、
これだけで盛り上がり、相手は満足度が
上がります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます！
皆様にとって、今日も最高に良い一日となりますように☆

この記事にいいねする

この記事をシェアする