牟田祥子

元NHK／アナウンサーの牟田祥子（むた・あきこ）です。


このメルマガが、話し方をはじめとする人とのコミュニケーションについて
考えるきっかけになり、皆様の輝きが増したら最高に嬉しいです。

テーマ：最初は、自分では気付けない。まずは聞く。

私の住む茨城県は、今週ちょっと雨がちな天候で
気温が28度～29度くらいです。
これでも十分暑いはずなのに
35度以上の猛暑日から比べると
「ちょっと過ごしやすいかも」と思ってしまうのが
不思議です＾＾

そういえば、今日は七夕ですね！
今夜、天の川は見えるかな？

☆☆☆

前回のメルマガで
「言葉の断捨離をしよう」とお伝えしました。

言い換えると
「口癖を少なくして、言葉をスッキリさせると
相手に伝わりやすくなる」
という内容でした。

でも、そういえば、
口癖って、自分でどう気づけばいいんでしょう？

自分の癖は、自分では気付けなかったり
しますよね。
自分の無意識下で繰り返し繰り返し
やってしまうからこそ
「癖」になるのですから・・・。

だから、最初は自分ではなかなか気付けない
ことだと思います。

じゃ、どうしたら自分の癖に気付けるのか？

それは、
「第三者に自分を観察してもらい、
フィードバックしてもらう」に限ります。

え。一人で気付ける方法はないの？
とお思いのあなた。
御安心ください。
後半にそのことについても触れます。

話しを戻しますね。

第三者にフィードバックしてもらう、の
具体的な方法は、
例えば家族や友人、コーチなどに
「私のよく言う口癖ってある？」と
聞いてみることです。
その口癖とは、頻繁に使う言葉かもしれないし
何かをしゃべり始める前に必ず「えー」という、
というものかもしれないし、
あるいは、言葉ではなく、眉間にシワを寄せる、
という表情かもしれません。

何かしら、「話すときの癖」という広い意味合いで
聞いてみると、意外なフィードバックが返って
くるかもしれません。

で、自分で自分の口癖について気付くには
どうしたらいいか？ですが、

ちょっと面倒かもしれないですが、
何か話す機会があるときに、自分の声を
録音してみる方法が考えらえますね。
30分くらいの音源を録音してみて、
聞いてみると、
「へー、自分はこんな話し方をしているんだ」
と気付くことが割と多いと思います。

もっと上級者になると、
話している自分を観察している自分がいて
「あ、いま、また私〇〇って言っている」
と気付けるようになります。

自分の癖に気付ければ、もうしめたもの。
8割がた、癖が無くなる方向に進むことができます。

この「気付く」は深いんですよー。
話し方にまつわる「気付く」は、また今度
話題にしてみますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます！
皆様にとって、今日も最高に良い一日となりますように☆

この記事にいいねする

この記事をシェアする