吉田有美
「うまくいったとき」を噛みしめる
いかがお過ごしでしょうか。
傾聴コーチの吉田有美です。
梅雨明けしてしまいましたね。
実はこの記事の下書きを書いてから2週間が過ぎていました。
びっくりです!
ところで、今月も傾聴コーチング勉強会をしております。
(先月の続きでして、引き続きご参加の方のみとなっております)
そのとき「レッスンでスベってしまう原因」について話したことを共有します。
自分のことを振り返ると、
レッスンでスベってがっくり・・・
ということも多々あります。
(今でもですが)
一体何が起きていたのでしょう。
コーチングの質問を一つ紹介します。
「『うまくいくとき』と『うまくいかないとき』は何が違いますか」
うまくいったとき、いかなかったときの違いを明らかにし、
次回への学びにしようという質問です。
人は何かがうまくいかないとき、原因を考えますが、
うまくいったときの勝因はそれほど考えないかもしれません。
それどころか、過去の私は
「よかったなー!でも、たまたまかも?調子に乗らず気を引きしめよう」
などと思っていました。
うまくいったことを自分で認めないようにしていたのです。
それより、うまくいったらその感覚を存分に味わい、
次回も続けたほうが得策です。
今回は書き出しても、独り言でもいいので、
次の質問に自分で応えてみるのはどうでしょう?
「うまくいくとき」
何が起こっていたのか、
何をしたのか、
あるいは何をしなかったのか、
どんな気持ちだったのか、
どんな状態だったのか、
睡眠やスケジュール、前後の出来事、天候、食生活などもですね。
詳しく振り返って、
うまくいくときの行動を続けるのです。
天候や出来事は自分ではコントロールできないのですが、
「気圧が低い日は調子が出ない」
と気づくことは役に立ちます。
私の場合、「レッスンがうまくいかないとき」は
気持ち的にはこんなことが出てきました。
「準備不足だけど相手の期待に応えたい気持ちが強い」
「自分でも説明の仕方がしっくりきてない」
「学習者によく思われたい」
学習者とレッスンに集中していればいいんですけど、
迷いと期待の感情が渦巻いていると、
ヘンに褒めてしまったり、
必要以上に説明したり、
前のめりな割に
学習者のことを見ていない。
そんなときです。
「なんか失敗だったな」と思うのは。
逆にうまくいくときは
自分の納得感のある準備ができた、と感じているとき。
そのとき心は落ち着いて余計な迷いや不安がありません。
「自分が納得する準備をし、相手の期待は手放す」
具体的には、
スケジュールに「〇〇の準備」と予定を書き込むことにしました。
結局、相手(学習者)ではなくて自分の問題なんですよね。
みなさんはどうでしょうか。
今も実際、学習者の反応を気にする自分もいて、
それは人間相手の仕事だから、
ある程度自然なことだよね、という感じです。
同時に、うまくいったときは存分に喜びを噛みしめようと思っている次第です。
気づき、つぶやき、ご感想お待ちしております!



セミナーでは、人の話を聴くことについて学びましたが、私の場合は、「自分の声をじっくり聴く」ことにつながりました。セミナーの最後に、先生に自分が悩んでいることを相談し、本を何冊か紹介していただきました。
その本を読んでから今回フォローセッションを受けましたが、今回また先生にお話をきいていただき、今までの「なんだかいろいろ苦しいな…」という気持ちの理由がわかり、心が軽くなりました。
自分について深く知ったことで、モヤモヤがスッキリし、次の目標が決まり、明るい気持ちで頑張ってみようと思えました。
本当にありがとうございました。
また道に迷いそうになったら、先生にお話を聴いていただきたいと思っています。

ありがとうございました。

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