飯野洋介
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【TC】アカウンタビリティ・パートナー

2022/7/ 2配信













































 









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飯野洋介です。


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アカウンタビリティ・パートナー


「アカウンタビリティ・パートナー」って何ですか?
ハイ、説明します。


【1】



「アカウンタビリティ(accountability)」は日本語で「説明責任」と訳されることが多いかと思います。


自分が言ったこととか、自分の行動に対して自分で責任を持つ、ということです。
言い換えると、生じた結果が誰に帰属するか、という問題です。


大事なのは、自分で言ったこと、自分でやったことに対して自分で責任を負うことです。


自分の行動の結果は常に自分に返ってきます。
それをちゃんと自分で引き受けますということです。


因果応報と言ってしまうとだいぶニュアンスが変わってしまう気もしますが、
自分のやったことの結果が自分に返ってくる、
自分に生じた結果は自分の行動(行動しなかったことも含む)の結果、
ということです。


生じた結果が誰に帰属するのか、それがアカウンタビリティということです。



【2】



では、
アカウンタビリティを持つとどうなるのでしょうか?


自分の行動の結果は自分に跳ね返ってくる。
それを自分ごととしてちゃんと引き受ける。
--- それがアカウンタビリティです。


自分の蒔いた種を自分で刈り取るという言い方をする人もいます。


(1)



このようなアカウンタビリティを持つと、
コミットメントが生まれます。


生じた結果は誰に帰属するんですか?
私に帰属します。


ここを意識すると、
何でそうなったんですか?
について説明がつくようにしておく必要に思い至ります。


アカウンタビリティを意識することによって、
説明のつかないことはしない、
説明のつくことをしっかりやっていく
ようになります。


そしてさらにそこから進んで
言ったことはやる、につながります。


言行一致です。


言った以上はやる。
まさにコミットメントです。


コミットメントが出てくると、
人からも信頼されます。
人から信頼されるから結果も出やすくなります。


これが、ひとつの効果です。



(2)



そしてもうひとつ。


目標を達成できる確率に関するアメリカ ATD (Associated for Talent Development:能力開発協会) の調査結果を紹介します。


 



(目標達成に関する米国での調査結果の図)
目標達成に関する米国での調査結果の図



 


調査結果の概要は、次のとおりです。


目標を掲げてそれを達成できる確率は:



  1. 通常だと、10〜25%(画面左)

  2. 目標を大切な人と共有すると、65%(画面中央)

  3. その人と定期的に会って目標の達成や進捗状況を確認してもらうと、95%(画面右)


です。


この3番、定期的に会って目標達成の状況を確認してもらう相手、それを今回「アカウンタビリティ・パートナー」と言っています。


「自分はこういう目標を掲げます」
「こういうゴールを掲げます」


それを人に言う。
言って終わりではなくて、 定期的に会って確認してもらうということです。


そこまですることで目標達成は飛躍的に確率が高まります。


定期的に会って目標を確認できる相手、
アカウンタビリティ・パートナーです。




【3】



アカウンタビリティ・パートナーを探す際
こんなことを気をつけたらいいんじゃないかなということをお伝えします。


それは、
相手を見極めましょうということです。
いつも言っている、



“誰の言葉に耳を傾けるのか”


です。


ここで強調しておきたいのは、ドリームキラーの存在です。


あなたが何か目標を掲げて前に進もうとするときに
それに待ったをかける人が大なり小なりいます。


しかしこのとき、
待ったをかけている当人に悪気は決してありません。


ドリームキラーの根本的な問題は、よかれと思ってやっている点、皆様のためによかれと心底そう思って言っている点です。


でも、これがある意味とても厄介なところです。
一見見分けがつかないからです。


今回、見分けるための考え方の一例をお示ししますね。


たとえば、皆様が今まで一階にいたとします。
二階に上がろうと目標を立てました。
そして階段を上がっていって、たとえば中二階に相当する踊り場までやって来ました。


そのときに、
「こうした方がいいよ」
あなたに声をかけてくれる人がいたとします。


そのときにドリームキラーかどうかをどうやって見分けるか、それは、
「こうした方がいいよ」と言ってくれているその人が、



  • 一階から発言をしているのか

  • 二階から発言をしているのか


ここをよく吟味することです。


すでに中二階まで上がってきている皆様にとって、
一階からの言葉はもはや役に立ちません。


皆様が耳を傾けるべきなのは、二階からの言葉です。


もし皆様に声をかけてくれてる人が二階から声をかけてくれているのであれば、その内容はおそらく、


「二階に上がるためにはこういうことが必要だぞ」
「ああいうこともやったほうがいいぞ」


二階に上がるための助言をしてくれるはずです。


これに対し、
一階にいる人は、往々にして一階に戻って来いという趣旨の話しをしがちです。


これではどんなによかれと思っての親身の言葉であっても、皆様のゴール達成には役立ちません。


大事なのは、ゴール達成に役立つかどうかです。
親身かどうかではありません。


話してくれている相手が一階にいるのか?
二階にいるのか? そこを吟味するのです。


二階にいる人の話は、きっと役に立つはずです。



【4】



では、ドリームキラーにならないアカウンタビリティ・パートナーはどうやって探したらよいのでしょう?


パーソナルコーチの活用を選択肢に入れられてはいかがですか? という、これはご提案です。


コーチというのは、本人自身が夢を追い求めている存在です。


そういう意味でドリームキラーがどういう存在か、
肌身にしみてわかっています。


また、
ドリームキラーになってはいけないという教育も訓練もしっかり受けています。


さらに、
ゴールの臨場感を高めていくことに対する訓練と圧倒的な経験値を持っています。


そして何より、
100%、100%クライアントの味方、
それがコーチです。


とはいえ、コーチをつけたことがない人にとっては、
自分にはコーチなんて大げさだ
と思われるかもしれません。


主婦の私がコーチをつけるなんて、おこがましい
60歳の自分がコーチをつけたところで、いまさら手遅れだ


そんなふうに思ってしまう人もいるかも知れません。


断言しましょう。ぜんぜん大丈夫です。
もっと気楽にコーチを使ってもらってぜんぜん大丈夫です。


さきほど言ったように、
ひとりの人に目標を話し、定期的にその人と会って目標について話をする。
それだけで目標達成率は飛躍的に高まります。


「伴走」にたとえたりしますが、
ぜひそんなことにも、ある意味気軽に、コーチを使ってもらっていいんじゃないかなと思います。


人と定期的に会って、その人に目標のことについて話す。
進捗状況について定期的に話す。


そういう使い方なら、セッションの実施ベースもゆっくりでもいいかもしれません。


そんなこともお気軽に相談してもらって大丈夫です。



 


 


 


またお便りしますね♪


いつも本当にありがとうございます!


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飯野洋介

国際コーチング連盟認定ACC
《納得意思決定支援コーチ》
飯野 洋介
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