藤原 恵津子
知識は人を幸福にはしません
皆様 こんにちは
可能性開花トレーナー藤原恵津子です
子どものころ、空を見上げては、鳥のように空を飛びたいなぁと思っていました。
あんな風に空を飛べたらどんなに気持ちがいいだろうなー
飛んでみたらどんな気分だろう。って
だから、一番好きな夢は「空を飛ぶ夢」でした。
自由に好きなところに移動できるし、上空から下を見下ろすのも爽快でしたし、かなり上空まで上がると、はるか遠くまで一望できました。
雲の上まで上がると、そこはまた一面真っ白な別世界。
身体は体験したことないほど軽くて、それはそれは気持ちよくて、その景色と感覚をただただ楽しんでいたものです。
目が覚めた後も、その余韻に浸っていたこともしばしばでした。
ところが…です
成長するにつれて、空飛ぶ夢を楽しめなくなったのです。
理由は…
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ジェット気流に飛ばされたら帰ってこれないんじゃないか
海の上に出てしまったら、疲れたときにどうしたらいいんだろう
こんなに高くまで上がったら、万が一のとき無事では済まないな。
低空を飛ぼう。
ちょっとまて、あんまり低いと電線に引っかかるぞ。
などなど、
笑えますが、いろんな知識を得たために、夢の中でいろんなことが気になりだし、思い悩むことが出てきたからです。
そうすると、その時に感じていた気持ちよさも、爽快感も、身体の軽さも、景色のきれいさも不安に押しつぶされて楽しめなくなりました。
思い出してみると、それは中学生あたりからだったような気がします。
それ以降、空を飛ぶ夢を好きではなくなってしまったのです。
余計な知識は「今ここ」の醍醐味を感じられなくしていると言えます。
「生きている」のは今ここにしかないのにね。
日々の生活も同じ。
知識が時には人生を生きやすくしてくれますが、「知識が増えること=幸せ」にはならなくて、むしろ不幸になることもあるのだと。
この世界は知らないことだらけ。
だからたくさんの知識を得たいと思うかもしれません。
しかし知ったからと言って、それが幸せに直結するとは思えないのです。
知らなくても幸せはたくさんあります。
知らない方が幸せなこともあります。
知ったことで、幸せでなくなることも多々あります。
知識は智慧(知恵ではない)につながることで初めて幸せにつながるような気がします。
そして、智慧は体験によってしか生み出されません。
しかもどちらかというと、悲しいとか、つらいとかネガティブな体験です。
体験して、体感して、初めて知識が智慧になるのだと思います。
この、智慧というものが、本当の幸せに導いてくれるものなのではないでしょうか。
なので、どんな体験もその後の人生に深みと彩りを与えてくれる大切なものなんだなと私は思います。
参考までに
スカイダイビング