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こんにちは

４月８日は

お釈迦様の

生まれた日です。

幼稚園、保育園それから

小中高のいずれかで

仏教系の学校に通われた方は

花祭りという行事が

行われていて

そちらに参加したよと

いう方もいらっしゃると思います。

実は花祭りというのは

お釈迦様の誕生を祝う

お釈迦様の誕生日会なのです。

お釈迦様という人は

インドで生まれたと

言われていますが

現在の地図に重ねて見ると

正しくは今のネパールの

付近で生まれています。

お父さんの名前は

スッドーダナ王で漢字では

浄飯王と書いて

”じょうぼんのう”と

呼ばれています。

なぜ飯の王なのかと言えば

文字通りご飯を主食として

食べていた一族だったからだそうです。

インドやネパールの方というと

彫りが深く鼻筋が通っているという

印象をお持ちでしょうが

ネパールというインドよりも

東に位置する位置の国家の王子で

米が主食だったということで

お釈迦様の一族は

日本や中国、韓国などの

東アジアの血も入っていたのではと

いうことを主張する学者さんも

いらっしゃるようです。

お釈迦様はインドという

遠い国の人ですか

そういう話を聞くと

なんだか親しみが

湧いてくるなと

学生時代

仏教を学んでいて

私は感じました。

さて、そんなお釈迦様は

正式には釈迦族の王子様として

紀元前５世紀のインドに

お生まれになったわけですが

のちの時代に

お釈迦様の出世について

様々な伝説が創作されました。

例えば

母親の摩耶夫人が

夢で白い像が体の中に入り

右の脇から

お釈迦様が生まれた

と言うようなものです。

そんな伝説のうちの一つに

お釈迦様が生まれてすぐに

７歩、歩いて天地を指差し

”天上天下唯我独尊”と

おっしゃられたという

伝説があります。

普通に考えたら

あり得ないことですし

ちょっとホラーな

感じもしますが

２５００年も

信仰され続けている

教えの開祖だと考えたら

なんだか

あり得なくないかもと

思ってしましますよね。

この

”天上天下唯我独尊”は

この世界中で

もっとも尊いのは私であると

お釈迦様が言ったと

解釈されることが多いですが

実は違っています。

なぜそう言い切れるのかと言うと

全ての人は仏性という

仏の性質を持っていて

全ての人は尊い人である。

というのが

仏教の基本姿勢だからです。

ではこの伝説は何を私たちに

伝えたかったのか

唯我独尊とは

お釈迦様だけが尊いと

言ってるのではなくて

仏の性質を持っている

私たち一人、一人の

存在そのものが尊いと言う事です。

だからこそ

自分を卑下したりせずに

私が本当にしたい事は何か

なんのために生まれてきたのか

自分の心と向き合って本当にやりたい

一番大切な事をこの人生ではやり遂げましょう。

そうする事でこの世界はもっと

いいものになりますよ。

こうしたメッセージが

天上天下唯我独尊の話には

込められているのです。

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

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