藤代 みほ
藤代 みほ

【月のおとだより】《清明》電車で行く温泉旅ー「いま、ここ。」の大切さ。

2022/4/ 7配信


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皆様


こころとからだをゆるめ・満たし・巡らせることによって、自分らしい暮らしと生き方を見つけるお手伝いをしています


こころとからだの癒しびと 漢方アロマセラピストの藤代 みほです。


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ご無沙汰しておりましたが、皆様はお変わりありませんでしょうか?


 


私は元気です!


手の炎症も徐々に回復に向かっていて(一進一退ではありますが)、これから新しい活動に向けて動き始めているところです。



 


《清明》


4月5日に、二十四節氣の《清明》を迎えました。《清明》とは


すべてのものが清らかで生き生きとしている


という意味。


空は青く澄み春のぽかぽか陽氣に、色とりどりの花が咲き、鳥や虫なども活発になり、自然の生命力を感じる季節です。(花粉もすごいですが…)


 


入学や進級、新入社員の配属…お花見やピクニック。


この時期は、なんとなくウキウキ、ワクワクしますよね。


 


陽の氣が上がってくるので動き出したくなったり、何か新しいことを始めたくなりますが、ハイテンションになりやすかったり早とちりしたり、言動が空回りしたりするのは清明の頃に出やすいサインです。


氣持ちを落ち着かせて、心をフラットにすることも大切。


 


私も瞑想をしたり、感情が揺さぶられた時には『自分との対話』をノートに書いたりしていますが、そうすると、心が落ち着いてニュートラルに戻っていきます。


 


意識が外に外に向きがちなこの季節。


あえて『自分と向き合い、自分を知る』ことにも意識を向けてみてもいいかもしれません。


 


私もこの陽の氣を受けてなのか、「やらなきゃ」という思いがむくむくと湧いてきて、先日の一粒万倍日に新たな一歩を踏み出していました。


自分でも驚くほどの決断の早さでした。


 


何かを始めるには勢いも大事です笑


でも、常に自分の内なる声に耳を傾け、これは自分の本質に合っているのか?を問いかけつつ、ぼちぼち進んで行きたいなと思っています。


 


温泉旅行での氣づき


ちょっと前のことですが、
「試験が終わったら温泉に行きたい!」
…という夫の希望で、先月末に有馬温泉へ行ってきました♨️


いつもは車での旅行ですが、今回は電車の旅。


息子にとっては、生まれて初めての新幹線です。


 


この旅行を通じていろいろな氣づきがありましたが、特に「いま、ここ。」という感覚をものすごく感じたのです。


 


 


有馬温泉の始まりは神話の時代。
大己貴命と少彦名命によって泉源が発見され、太閤・豊臣秀吉も愛した日本三古泉のひとつ。


秀吉も入ったと思うと、なんだか感慨深いです。


しかも銀泉はホルミシス効果を味わえるラジウム泉。


歴史も新しさも感じる温泉街を、焼きたての炭酸せんべいや温泉饅頭を食べ歩きしながら散策したり、


 



宿泊した宿でも貸し切り状態の露天風呂で瞑想したり、旅館に3つある温泉すべてしっかり堪能しました♨️
(男同士で入ってくれたので私はゆっくり入れました♡)


 


温泉がからだにいい理由


現在の日本では観光を兼ねた娯楽としての位置付けですが、ヨーロッパでは医療行為の一環(スパ)として位置付けられる側面が強く、日本でも古くは【湯治】という治療目的で利用されてきた温泉。  


 


温泉がからだに理由は2つあるそうです。


 


1つは、からだをあたためる【温熱作用】のほか【水圧・浮力作用】【清浄作用】など、私たちのからだに物理的に働く効果


 


もう1つは、温泉の成分が皮膚を通して体内に吸収され、からだの機能が健康になる化学的な効果


 


でも、実はそれだけではないのです。


温泉にはこの2つだけでは説明できない特別な効果もあるそうです。


たとえば、血圧やホルモン値が高い人は低くなり、低い人は高くなるというように、自然治癒力で体の機能を正常に導く作用があるといわれています。


それを【総合的生体調整作用】といいます。


 


古来の人々は地球のもつ底知れない力をからだで感じ取っていたんですね。


 


《清明》の時期は外に出ると花や虫、鳥たちに出会い、この地球も生きているんだなぁと感じられますが、温泉地の泉源を巡り、地中から吹き出す蒸気を浴びて、地球の強いエネルギーを感じながら


 


この地球に生きている。


「いま、ここ」にいることの奇跡。


 この地球の恵みをいただけていること。


 


に改めて、ありがたいなぁという思わずにはいられませんでした。


 


心配事の9割は起こらない


2日めは神戸へ。


久しぶりの神戸です。
(3年前に講座で出産後初めて一泊で訪れた以来。当時はまだ断乳前で大変でした笑)


 


行きたいところはたくさんありましたが、あいにくの天氣ということもあり、屋内で息子も楽しめるところ…《海洋博物館・カワサキワールド》へ。


船、飛行機、バイク、新幹線の現物展示や模型、シミュレーター・・・


息子にとっては夢のような場所。



 


私も大航海時代の船の大きな模型やボトルシップを見ながら、ブラックパール号やジャック・スパロウに想いを馳せていました。


(パイレーツ・オブ・カリビアンの世界観が好きすぎて、新婚旅行はカリブ海に行った私です笑)



海事博物館としては世界有数だそうで、異人館や旧居留地、南京町もいいけど、こんな神戸の楽しみ方もあるんだなぁと、また神戸の新たな魅力を知りました😌


 


息子を連れての初めての電車旅。


 


エネルギーあり余る息子を連れ大荷物での高速バス、新幹線、地下鉄、私鉄の乗り継ぎに若干心配していましたが、車窓や車内に興味津々でおとなしく、驚くほどスムーズでした笑


 


それよりも


 


見たことのないもの、知らないものへの好奇心を満たし、スポンジのように吸収し、できないと思っていたことがいつの間にかできるようになっている息子の成長を目の当たりにして、非日常だからこそ氣づくこともあり、電車の旅をしてよかったなと思いました。


時々ハプニングもありましたが、それも旅の思い出笑。


 


ペンシルバニア大学の研究で、心配事の79%は実際には起こらず、しかも残りの21%のうち16%の出来事は事前に準備しておけば対処可能、つまり心配事が現実化するのはたったの5%程度という結果だったそうです。


 


今回も、荷物を極力減らすようにしたり、アレルギー持ちの息子でも安心なビュッフェスタイルの夕食を選んだり、前もって準備することで心配の度合いは下がっていました。


 


着替えは泊数分必ず必要、子連れの旅は荷物が多い、夕食は部屋食じゃなきゃ。は思い込みだと気づき、今までの常識や当たり前を変えることで心配事が減り、旅行を思いっきり楽しむことができたんじゃないかなと思います。


 


不安だから、心配だからと道を避けるよりも、悩むよりまずは動いてみる。


1割起こるかわからない未来を心配して動かないよりも「いま、ここ」に集中する。


 


それは息子のことだけでなく、自分ごとにも言えるよね。


そんなことを教えてくれた息子との電車旅でした。


 


気候的には過ごしやすい季節ですが、新年度が始まり、新しい環境に何かとストレスも感じやすい時期です。


 


心身ともに疲れたなぁと感じた時は、ふらりと電車に揺られて温泉へ。


なんて、いかがでしょうか。


 


 


ここまでお読みいただきありがとうございました。


それでは、また。


 


 


漢方アロマとグリーフケアサロン 月のおと
藤代 みほ


 


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