鬼才オスカー・イチャーゾの話<現代エニアグラムを作った男?>
皆様
人を「しあわせ」にすること!
フレンドシップエニアグラム協会代表理事の池田かおるです。
今日は現代エニアグラムの原型を作ったオスカー・イチャーゾという人のお話しです。
南米ボリビア生まれのイチャーゾは、前述のグルジェフ同様、若い時から失われた古代の知恵に魅了されていました。いわゆる早熟の天才で、子供の頃から叔父が所蔵する哲学や形而上学(形のないものの真理を探究する学問)の専門書を読み漁っていました。
Oscar Ichazo
長じた彼は古代の知恵を求めて南米や中東、その他世界各地を巡り、収集したエニアグラムの要素を研究し、統合していきました。ちなみに研究の過程でグルジェフと接触したという記録はなく、彼の研究はグルジェフの流れを汲んだものではないと言われています。
George Ivanovich Gurdjieff
この二人似てるけど、会ったことない、らしい・・・
イチャーゾ本人も「自分で見つけた」と言っていて、グルジェフ研究との繋がりを否定しています。それでも「絶対にどこかで知ったはず」と言う人もいて、それが元でグルジェフ系とイチャーゾ系の間で、「本家」「元祖」論争みたいになった時期もあったようです。
いろいろ論議はあったとしても、エニアグラムの図形と性格タイプの繋がりを発見したのは、イチャーゾに間違いありません。(グルジェフ研究にはタイプは出てきません。)
イチャーゾのタイプ分類の元になっているのは、「とらわれ」でした。
「とらわれ」とは人が陥りやすい感情的傾向のことで、キリスト教の「七つの大罪」である、怒り、プライド、妬み、ためこみ、貪欲、欲望、怠惰に、恐れと欺きを加えたものです。
私たちはこれらすべての感情を持っていますが、そのうちの一つがとくに何度も現れやすいという考え方です。例えばタイプ1のとらわれは怒りですが、元々は怒りの感情が何度も現れやすいのがタイプ1という逆引きだったのです。
もちろんタイプ1だからといって、四六時中怒っている訳ではありません。
何かの拍子に、無意識に「やっちまった」となった時、そのきっかけになったのが「怒り」という感じです。(自分のタイプを知る)→(自分の感情的傾向を知る)→(やっちまったが減る)というのが、エニアグラムを学ぶ醍醐味の一つですね。
エニアグラムの図形上のタイプの位置(とらわれの位置)は、古代ユダヤ教のカバラにある「生命の樹」に基づいたものです。カバラとエニアグラムには、その目指すところに多くの共通点があります。イチャーゾという大天才がカバラを探求する過程で正しい配置づけを見つけ出し、今日私たちが知っているエニアグラムの基本形が出来上がりました。
次回はエニアグラムと現代心理学を融合した、三人目の天才のお話です。
※イラストは池田かおるが描いています!! これ楽しいです!
今日のような面白い話を知ることができる
承認欲求コントロールの体験セミナーやります。
見に来ませんか?
イベント・セミナーのご案内
苦手な人とうまくやっていく方法を知りたい方
営業で短時間にお客様からYESをいただきたい方
子供や配偶者、舅姑、親せきと仲良くやっていきたい方
わたしも人の目を気にするのではなく、人の心を読める人になりたいです(笑)
契約サービスのご案内
☑︎苦手な人とうまくやっていく方法を知りたい方
☑︎営業で短時間にお客様からYESをいただきたい方
☑︎子供や配偶者、舅姑、親せきと仲良くやっていきたい方
☑︎プライベートでもビジネスでも相手と上手く付き合いながら成功したい人
【7期】初級クラス エッセンシャル・プロコース
配信停止ご希望の方はお手数ではございますが https://resast.jp/page/ss/ から解除をおねがいいたします。
メールアドレスを変更される方はお手数ですが、このメールに返信のうえ、新しいアドレスをお教えください。