大西孝昌
大西孝昌

結果を出せない選手(チーム)が見直すべきところ

2022/3/12配信


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((family_name))、こんにちは!


アスリートマインドコーチの大西孝昌です。


今日はですね、
頑張っても頑張っても
なかなか結果が出せない
という選手や指導者のために


見直すべき部分を解説していこうと
思います。


まずですね、
冒頭に
〝頑張っても頑張っても結果が出せない〟
と書きましたけれど、


結果が出ない理由が
これなんですよ。


「頑張っている」からです。


こういうと、
結構いろんな方から
「頑張ることがダメとはなんだ!」
とお𠮟りを受けるんですが


まあ、聞いて下さい。


頑張るとか努力するとかって
日本人が凄く大事にしている
価値観なんですけれども、



認知科学をベースとした
マインドコーチングの視点で言えば
コンフォートゾーンの外側で
一生懸命にあがいている状態なんですよ。


もちろんそこであがいていれば
時間をかけて
いずれそのような状態が
コンフォートゾーン化していきますから


結果に繋がっていることに
間違いはないんですが
結構な時間を要するんです。


人間のマインドには
先に書いた様なコンフォートゾーンという
心理的に居心地の良い領域と


ホメオスタシス(恒常性維持機能)という
コンフォートゾーンを
維持し続けようとする働きがあるので


「自分たちは県ベスト8のチームだ!」
というコンフォートゾーンをもった
選手が


日本一のチームが取り入れている
ハードトレーニング(コンフォートゾーンの
外側でのトレーニング)を
頑張ってやったとしても


「ムリ!こんなの出来ん!」
「しんどい!早くやめたい!」
「辛いからズルして終わらそ。」


という心理作用(ホメオスタシス)が
働いて逃げることばかりに
意識が行っちゃうんですよ。


これを無理やりやってでも
(頑張らせたり努力させることで)
強くなっていくのがアスリートだ!
という考えを否定はしませんが


どう考えたって
本人の無意識はコンフォートゾーンに
戻りたがっているので
非効率的なわけです。


ですから、
マインドコーチはどのようなことを
するのかというと、


このコンフォートゾーンをガラッと
変えちゃうんですね。


強いて言うなら
「俺たちは全国制覇して
しかるべきチームだ!」
という自己イメージを


選手のマインドに
先に構築してしまうんですよ。


そうすると、
自己イメージはコンフォートゾーン
そのものですから、


従来のコンフォートゾーンの位置が
大きくずれてしまう状態になるんです。


コンフォートゾーンは
〝全国制覇している自分〟なのに
現状と言えば
〝まだ県でベスト8〟なわけです。


こういう状態になると、
ホメオスタシスって
コンフォートゾーンに本人を持っていこう
とする働きがありますから


「早くそうなりたい!」
「もっと練習しなきゃ!」
「もっと追い込まなきゃ!」


というメンタリティーに
なるわけです。


つまるところ
もの凄い量のモチベーションが
湧き出てくるわけです。


ちなみにですが、
頑張ったり努力している時の
have to mind(しなければいけない)と


自己イメージを変えて
そこに向かって行こうとする
want to mind(~したい!)では


756倍もの生産性の差が出るという結果が
ハーバードビジネススクールの
11年に渡る調査結果によってわかっています。


ということでですね、
今結果が出てない選手に


今の自己イメージのまま
どんなに頑張っても
結果出にくいですよ


ということを
言いたいわけです。


延々と頑張り続けるのもありですが
自分が頑張っている間に
756倍の生産性で結果を出していく
選手がいることをお忘れなく。


明日のセミナーでは
そこのところを詳しく解説する
予定です。


脱・根性論の時代へ。


次世代型のマインドの使い方を
マスターしたい方は是非お申し込み
下さい!


お申し込みリミットは
明日のの18時までです!


 



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プロフィール


『全てのアスリートをファンタジスタに。自分のマインドを躍動させる方法を教えます!』
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アスリートマインドコーチ・大西孝昌

元パーソナル・トレーナー。都内某有名ジムにて14年に渡ってトップアスリートや俳優を含む1000名以上の肉体改造と意識改革を行い成功に寄り添ってきた経歴を持つ。

中には主演男優賞受賞者、主演女優賞受賞者、元世界王者など多数。

マインドコーチとして独立後、2018年から全国各地で指導者・選手向けのマインドコーチングセミナーを開催。参加者さまと対話形式のセミナーを重ねていく中で「具体的で」「わかりやすく」伝える講義を追求。

コーチングセッションでは、選手を一切否定せず100%味方となって耳を傾けることがモットー。性格も温和なため「相談しやすい」「打ち明けやすい」と好評を得る。

実績面では、
・高校バスケ3×3チームの全国制覇
・陸上選手の全国大会優勝
・選手の日本代表内定
など着実に結果を出し始める。

プロアマ問わず、現在も日本全国のチームへと出張してマインドコーチング講義とコーチングセッションを提供中。半年という期間の中で指導者と選手のマインドを変え、目の色を変え、パフォーマンスを変えている。

いまだ根性論の根強いスポーツ界に世界最先端の認知科学に基づいたマインドの使い方を普及させることで選手の才能を飛躍的に開花させ、また人間性の高い選手を育成できる指導者を増やしていくことを使命としている。

 




 


 



 



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