かわの みどり
苦難や悩みを、わたしはこう捉えます。
幸せこころ通信(252号)
2022年3月3日
皆様、
こんばんは。かわのみどりです。
ひな祭りの夜、
いかがお過ごしですか。
前回のお便りでは、
人生のブラックホール(苦難の時期)
について触れたのですが、それに対し
「みどりさんは、ブラックホールを、どう捉えますか?」
「辛い話を、どんな気持ちで聴きますか?」
というような質問を 頂いたので、
今日は、そんなお話をしてみますね。
●苦難や悩みをどうとらえるか。
わたしが、普段
苦しい状況やお気持ちを聴くとき、
胸に置いているのは、
「すべての出来事は、わたしたちが成長していくために起きている」
「人は、誰もが、よりよき方に向かっていく」
という感覚です。
これは、わたしの
カウンセリングの基本となる
人間性心理学の考え方なのですが
(心理療法、心理カウンセリングには、現在多種多様の
アプローチや考え方がありますので、あくまでひとつの考え方です)
実際に様々な方の
お話を聴かせて頂けば
いただくほど、
ほんとうにそうだなぁ…と実感しています。
わたしたちは、
順調に進むことや、
喜びや楽しさから学ぶことも
もちろん、たくさんあるけれど、
上手くいかないことや困難に出会うからこそ
自分自身を深く
みつめる機会を持ったり
内なる声に気づけることがあります。
そして、そこに
向かい合っていく中で
自分や世界をより深くとらえ
かけがえのない「わたし」として、
より、自分らしく、
自分軸で人生を歩いて
いけるようになると思うのです。
渦中にいるときは、
本当に、苦しくて、
「どうして、わたしだけ…」と
感じることもあるでしょうし
一人、涙することもあるでしょう。
けれど、深い
苦難や悩みであればあるほど、
それを乗り越えたとき
「あぁ、このためだったのか!」と気づくことがあり、
自分だけでなく、周りまでも
あたたかく照らしたり
変化を起こしていくような
何かが生まれていくように感じます。
●わたしを、支えてくれたことば
わたしも、人生の中で、
苦しくて、苦しくて
生きている意味さえ
分からなくなりかけたときがありました。
その中で支えてくれたもののひとつに
ヴィクトール・E・フランクルさんの
存在や、ことばがあります。
「あなたが人生に絶望しようとも、人生があなたに絶望することはない。
何かや誰かのためにできることがきっとある。時があなたを待っている」
心理学者でもある
フランクルさんが、
ナチスの収容所での体験を書いた『夜と霧』は
なかなか読み進められない程
過酷な状況の話なのですが、
それにも関わらず、
「人が生きること」への示唆と
人を信じるまなざしにあふれていて
国や人種、時代を超えて
多くの人に読まれている本です。
内容について
じっくりお伝えしたい
気持ちもあるのですが、
わたしの整理や
語彙力が追いつかない感じで…
もし、興味を持たれたら、
手にとって、みてくださいね。
最近のブログより
「本当の望みや未来がみえてきました!」【繊細さんコースより】
https://ameblo.jp/happyart-smile/entry-12729465310.html
不安や無力感に飲み込まれそうなときは
https://ameblo.jp/happyart-smile/entry-12729125338.html
「なぜ、家族を続けるの?」
https://ameblo.jp/happyart-smile/entry-12726831535.html
無力さを感じるとき、できる大切なこと (こちらは、以前の記事です)
https://kawanomidori.com/2021/05/15/inori/
おわりに
3月になり、
わがやの庭も周りの景色は、
草花の芽や葉っぱが出てきて
木のつぼみがふくらみ
春の気配がムクムクしています。
いろいろな状況で、
心がざわめくときもありますが、
やさしいもの、ほっとするものを
見たり、感じたりしながら
安心と平和をまずは、こころの中から、
お互い作っていきましょうね。
皆様
では、またお便りします。
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