話を聴くのがむずかしい相手
いかがお過ごしでしょうか。
傾聴コーチの吉田有美です。
突然ですが、パンケーキっていつ食べるのがいいと思いますか。
「知らんがな〜」って声も聞こえますね^^;
今回は「話を聴くのがむずかしい相手」について書きます
聴くのがむずかしい相手
先日、友人A美、B子と3人でお茶していました。
たわいもない雑談に少しお付き合いください。
A美：パンケーキを食べたいと思ってるんだけど、いつ食べるのがいいんだろうね？
B子：パンケーキといえば朝食じゃない？
A美：朝は食べるものが決まってるんだよね。
よしだ：じゃ、ランチに食べるのはどう？
A美：うーん、ランチに甘いものはちょっとねえ。。。
よしだ：昼は軽く食べといて、3時のおやつに食べるのは？
A美：おやつにはちょっと重いかなあ。
B子：そうだね、最近のパンケーキは量が多いよね。
A美：家の近くにパンケーキ出してるカフェがあってね、通るたびに気になってるんだよね。
なんなんでしょう⁉
コーチングでは「アドバイスはしない」「相手自身の中に答えがある」と耳タコレベルで言われ、自分でも意識できているはずが・・・・
そんな私も、
友人との会話では不毛なアドバイスをしまくり、自分の意見を押し付けてしまいます。
「昼は軽く食べといて、おやつに食べれば？」
なんて、まったく余計なお世話じゃないですか。
よく聞いてみると、
友人は「いつ食べるか」悩んでいるわけじゃないんです。
「近所にパンケーキの美味しそうな店がある」っていう話なんですよね。
しかし、
「いつ食べるのがいい？」と聞かれたら、つい答えたくなっちゃうもの。
コーチング的な受け答えは・・・
A美：パンケーキを食べたいと思ってるんだけど、いつ食べるのがいいんだろうね？
よしだ「パンケーキが食べたい（んだね）」（相手の言葉を繰り返す）
フツーの友人同士では違和感ありますけどね。
「パンケーキかあ。いいねえ」ぐらいの返しなら
友人も「そうそう、家の近くに美味しそうな店があってね・・・」と会話が続いたかも。
何がいいたいかと言うと、
気軽に話せる友人や身内ほど話を聴くのがむずかしいってことです。
自分も、ひとこと言いたくなる。
知らない人になら遠慮したり、
言葉を選んだりするのに。
そこをショートカットして「こうすればいいよ！」とズバっと言いやすい。
「何を話そう」「どう言おう」「話を遮ったらわるい」とか気を使わなくていい相手なんで。
逆に話が聴きやすい相手は？
【レベル１】目上の人や利害関係のある相手：上司、先輩、先生、お客様
次は
【レベル２】知っているけど距離感のある相手：知り合い、職場の人、クラスメート
そして、聴くのがむずかしいのは、
【レベル３】身内や親しい人：家族、パートナー、親しい友人ではないでしょうか。
家族の中でも人によって個人差があります。
親、兄弟、子供、パートナーの中で聴きやすい相手とそうでない相手がいますよね。
傾聴の練習をするときはレベル１から始めましょう。
「今、この人の話を聴こう」とすぐ意識できます。
どうも身内の話を聴くのがつらい、めんどうという方はムリせずに。
「ちょっと疲れるなあ」と思ったら、
少し離れていいと思います。
私の場合、
身内や友人には自然対応でいいかなあと思ってます。
たとえば、身内になら、
妹「パンケーキ、いつ食べたらいいかな？」
私「食べたいとき食べたら」
それか
「しらんよー！」
これだと、せっかくの自分の傾聴スキルが身近で大事な人たちには使えてないってことになるんですけどね。まあいいか、甘いものでも食べよう。
なんかオチのない話でしたね。
では、感想、つぶやきなどお待ちしております！
２月のセミナーは満席になりました。ありがとうございます！
３月の回については２月中旬にご案内します。
イベント・セミナーのご案内
【オンライン】 傾聴入門セミナー 3回コース（Zoom)
3回、少人数の講座は毎回レクチャーとワークの構成で行われ、
傾聴ということについて、またその具体的なスキルをその根拠とともに、教えていただきました。
先生は落ち着いた雰囲気で、理論や事実をご説明くださり、
ご自身の様々な学びからのフィードバックを加えていただくなど、大変参考になりました。
ワークで学んだことの実践をしますが、ペアとなった他の受講生の方との対話も大変楽しいものでした。
吉田先生の生きるスタンスや経験を聞かせていただけることが何より幸いでした。
そして、各人の質問に、本のソムリエのようにご紹介くださり、
講座が終わってしまった寂しさを紛らすように読んでいます。
最後に先生より、続けなければ、あの時良かったなぁで終わってしまう、継続が必要とおっしゃっていたのも印象に刻まれています。
まず、自分が安易に使っていた「だいじょうぶですよ」という言葉に気づき、授業の中で「ちょっと保留」してみる癖をつけることができました。
そして、学習者の発する「うれしかったです」や「～たいです」などの感情形容詞に敏感になりました。
また、深堀りのための質問が尋問口調にならないようにする方法や、学習者の話す能力を引き上げるための具体的なやり方も教わりました。
今回学んだことを実践し、これからも成長していきたいと思っています。
本当に、ありがとうございました。
他の受講者の方々とも気さくにお話できて、毎回何度も笑いが起こっていたセミナーでした。
全３回の中に傾聴の大切なエッセンスがぎゅっと詰まっていて、段階的にポイントを押さえながら学ぶことができました。
また、他の受講者さんと実際に練習することで学びを体得できたと思います。
それからとても興味深かったのは「価値観の言葉リスト」です。あらためて自分にとって大切なものを知ることができたのも大きな収穫でした。
ありがとうございました！
人に教える仕事をしているので、傾聴・コーチングのことを調べたりして知っているつもりでした。でも、今まで「傾聴」だと思ってやっていたことは、相手の話を自分の都合のいいように解釈して、頼まれていないのにアドバイスなんかもして、ただの自己満足でした。すぐに実践は難しいですが、意識的に練習をして少しずつ体得していきたいです。
吉田先生、一緒に受講されていた皆さん、本当に楽しい学びの時間でした！ありがとうございました😊
この先も日本語教師を続けるべきか、そもそも私の強みは何なのか、
整理の緒を見つけたくてセッションを受けさせていただきました。
自分では強みはなかなかわからない、学生さんのために何ができるでしょう、などいくつもの問いかけをいただきました。
話しを聞いていただく中で、自分が今感じていることが明確になりました。いただいたヒントを忘れずにまた考えていこうと思いました。
コロナ禍、大好きな仕事から離れて日に日に心が沈んでいきました。
全ての思いを受け止めてくださり、癒してくださいました。
また、今後の進む道を照らしてもくださいました。
肩の力が抜けて、前を向けるようになりました。
ありがとうございました。
先生のご活動を今後も注目させていただきます。
そして、私も自分を否定せずに、一歩一歩、歩いていきます。
この講座で、傾聴の方法だけでなく、自分の感情と言動を観察することも大事であることを学びました。
また、吉田先生が自分の思考の癖について率直にコメントしてくださるので、大変ありがたいです。
3回、少人数の講座は毎回レクチャーとワークの構成で行われ、
傾聴ということについて、またその具体的なスキルをその根拠とともに、教えていただきました。
先生は落ち着いた雰囲気で、理論や事実をご説明くださり、
ご自身の様々な学びからのフィードバックを加えていただくなど、大変参考になりました。
ワークで学んだことの実践をしますが、ペアとなった他の受講生の方との対話も大変楽しいものでした。
吉田先生の生きるスタンスや経験を聞かせていただけることが何より幸いでした。
そして、各人の質問に、本のソムリエのようにご紹介くださり、
講座が終わってしまった寂しさを紛らすように読んでいます。
最後に先生より、続けなければ、あの時良かったなぁで終わってしまう、継続が必要とおっしゃっていたのも印象に刻まれています。
配信停止ご希望の方はお手数ではございますが https://resast.jp/page/ss/ から解除をおねがいいたします。
メールアドレスを変更される方はお手数ですが、このメールに返信のうえ、新しいアドレスをお教えください。
