ヨガや瞑想を教えたり、禅の響き「地無し尺八」の演奏活動をしている青山です。
今日も凛とした空気の1日でしたね。
休みの日に家でゆっくり休んだはずなのに、次の日に「なんだか疲れが取れてない〜」っていうことはありませんか?
いつも仕事や家庭のことで忙しく、今日は「何もしないぞ〜」と家で本を読んだり、映画を見たりしても案外疲れが残っている経験ありますよね。
体は休めても脳の疲れが取れていないことが多いのです。
今日は、脳の疲れがすっきりと取れる方法をお伝えします!
人間の脳の重さは、体重の2%だと言われています。
体重が60キロの人であれば1.2キロくらいでしょうか。
そんなに重たくないですよね。
でも、脳のエネルギーの消費は1日の全消費量の20%だそうです。
それだけ、脳はフル回転しているんですね。
車で言えば燃費が悪いというか、なぜそんなにエネルギーを消
費しているのでしょうか?
その正体は!
デフォルトモード・ネットワークです。
Default Mode Network 略して DMN
普段は無意識で気づきませんが、よくよく内側に意識を向けてみるといろんな想念がひっきりなしに浮かんでは消えていませんか?
いろんなイメージや感情や想念が浮かんでは消えています。
これが脳の疲労の原因!DMNの正体です。
ぼーっとしているだけで、脳のエネルギーの60%〜80%を消費してしまうそうですよ!
それでは、疲れるわけですよね。
ぼーっとしているようでも自動的に「心配事」「やらなきゃいけないこと」「詰め込みすぎた情報の整理」などが行われているのです。
私たちの脳ミソは「とりとめのない思考」や「雑念だらけ」なのです。
これが疲れの原因だということがわかりましたね。
どうすれば、この疲れの原因「DMN」を沈められるのでしょうか?
それはズバリ!
「今、ここに意識を向ける」瞑想です。
瞑想は難しく捉えられがちですが、とてもシンプルです。
マインドフルネス瞑想のやり方
①楽な姿勢で座ります(椅子に座っても、あぐらでもOKです)
②鼻先に注意を向けて、鼻腔を出入りしている呼吸に意識を向けます。
③息を吸う時のお腹の膨らみや、吐く時のお腹の萎みを感じます。
④様々な想念が浮かんできますが、これは自然なことなので良い悪いのジャッジをせずにただ眺めて行きます。
⑤自分の想念に巻き込まれずに眺めることが出来たら、再び意識を呼吸に戻していきます。
マインドフルネス瞑想にはこうでなければならない、というルールはほとんどありませんので
「このやり方であっているのかな?」と心配せずやってみましょう!
詳しくは、マインドフルネス瞑想の動画を作りましたのでご活用くださいね。↓
https://www.youtube.com/watch?v=ICmvIOdrRh0&t=33s
湧き上がる思考に気づきジャッジせずに眺められれば、自分の感覚で大丈夫です!Just Do It!
科学的に認められている脳の変化
・ストレスホルモンのコルチゾールの減少
・大脳皮質の体積が増す(機能向上の可能性)
・老化に伴う脳の萎縮を抑える
・記憶力の向上
もっとも効果のある方法は、一日5分でも構いませんので毎日続けることです。
驚くほど、頭がスッキリしてきますよ。
毎日の習慣に出来る5分間の瞑想 ↓
https://www.youtube.com/watch?v=-6hWMQQ54Tg&t=72s
※『久賀谷亮・著 最高の休息法』より参照させて頂きました。
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