むなかた智子

【出会うだけで磨かれる”絵を見る1分” No.19 ゴッホの悲しみ】

2021/12/ 8配信


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((full_name))、



国宝伝道師Tomokoです。


 


今日、私の住んでいる千葉市はどんよりしている。


昨日から雨はずっと降っていて、風も強め。
雲が切れることはないとわかっている日。


いかにも外に出たくない日...。


こういう日にこの絵は見るのはいいかもしれない。


静かに向き合える。



今日の一枚


フィンセント・ファン・ゴッホ


『悲しむ老人(「永遠の門にて」)』1890年5月制作


オランダ/クレラー・ミュラー美術館蔵 THE KRÖLLER-MÜLLER MUSEUM


 


https://krollermuller.nl/en/vincent-van-gogh-sorrowing-old-man-at-eternity-s-gate


※()内のタイトルは、この絵の原作であるゴッホ自身の版画作品のタイトル。『悲しむ老人』は、ゴッホが1882年に制作した版画「永遠の門にて」を模写したものである。


 


 


このポーズ..


頭の中で、私も同じポーズを取ってみた。


悲しいことがなくても、悲しくなれた。

苦しいほどの悲しみだった。



遠くから眺めた方が、より悲しみが伝わってくる絵だった。


それとは裏腹に、なんて綺麗な色だろうと思った。



この美しさには、悲しみが美しく、崇高なものだと思わせる雰囲気があった。


 


私の人生に、これ程の悲しみを感じた経験はない。

これ程の悲しみを知っているゴッホに同情して泣きたくなった。


100年以上も前を生きた人物に、こんな風に同情し感情が突き動かされたのは初めてだった。


 


国宝伝道師としてアート講座を開き、アートサロンでみんなの鑑賞を聞き、私も昔より感じる力が育っているのかもしれない。


 


ゴッホは画家になると決めた初期の頃から、”真剣な悲しみ”を表現することを目指していた。


このポーズの絵は、初期の頃のデッサンでも描かれていて、この老人の絵は旧作を新たに描き直したものと言われている。




そして、今日の一枚は、ゴッホが亡くなった7月...よりたった2ヶ月前の5月に描かれた作である。



 



何か、励まされた。



人生で究極の悲しみと出会い、出会う前の私よりきっと少し強くなっている。



目頭に残るあの絵と比べて、大丈夫と思う。



 


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2回目もとても楽しみにしています。




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2時間楽しく学べました。
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もっと自由に感じて、どんなことを感じても、それが自分の中の正解なんだと思います。
たくさんのアートに触れることは、たくさんの人の人生を「感じること」
そこから、自分の人生も深まり、多様性を認められ、
それが「より良く生きるため」のヒントになると思います。

そんなことを感じられた2時間でした。
一緒に学んでいる皆さまとも仲良くなれそうで、これからの半年が楽しみです。

ありがとうございます!


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