不安になりやすい人が気持ちを軽くするコツ
いかがお過ごしでしょうか。
傾聴コーチの吉田有美です。
「不安になりやすいんですよね〜」
「わたし、不安製造機って言われてるんですよ」
コーチングのクライアントさんからこんな声がありました。
『不安』、
それはわたしにとって馴染みのある感覚なのでした。
いつも漠然とした不安を感じているのがふつう。
人によっては「なにそれ?」ってなりますよね。
今回は「いつも感じる漠然とした不安」から脱したことを書きます。
理由なき漠然とした不安
朝一番にわけもなく”今日、大丈夫かなあ”と思ったり、
不安要素を積極的に探してしまう。
頭の中に次々とグレーな雲が浮かぶような感じ。
いつもそこはかとなく自信なさげ。
それがわたしでした。
原因はというと主にこの2つでした。
- 自分が不安を作り出していることに気づいていない
- 不安になりやすい自分に対して落ち込む
2つともメタ認知(自分を俯瞰すること)が役に立ちます。
1つ目:自分が不安を作り出していることに気づいていない
わけもなく不安になっている自分に気づいていない。
そんな人がいるのでしょうか?
いましたよ。ここに。
ちょっとした空き時間に「そういえば〇〇は大丈夫かな」とか積極的に不安な要素を探してシュミレーションするわけです。
わたしの場合、それはもう自分でも気づいていない思考の習慣でした。
ヒマさえあれば、不安要素を探す?
こういう人も必要だったはずですよ。
「このままでは危ない」と危険を察知し、命を守るために。
大昔、狩りをしていた時代ならね。
(昔すぎる…)
でもね、現代においてそうそう危険なことはないですよね。
実際まだ何も起こってないわけで・・・
いくら考えても「これで大丈夫!」ってならないんですよね。
「今、モヤ〜っと不安になってるけど、特に理由ないよね!」
と自分で気づくことです。
まだ起こってもいないことで不安をかき立てているんじゃない?
まだ起こってないのに考えてもムダなんじゃない?
自分の思考と感じ方のクセに気づくことです。
本来、準備しておくのはいいことなんですけどね。
2つ目:不安になりやすい自分に対して落ち込む
不安になるような出来事があれば、
心配するのは当たり前といえば当たり前。
例えば、新しい仕事を前にして「うまくいくかな」と不安を感じるのはよくあることですよね。
しかし、昔の私はさらにこう思っていました。
「こんなことで不安になる自分はダメだ」
「毎回新しい授業の前に不安になる自分が情けない」
不安になっている自分に対して「これじゃダメだよ!」とダメ出しをしていたわけです。
自分で自分を落ち込ませてしまうんですよね。
第一の不安「新しい仕事に対する不安」
↓
第二の不安「不安になる自分に対する不安」
不安の二重構造です。
実はそもそもの不安要素である第一の不安「新しい仕事」より、第二「自分に対する不安」のほうがふくらんで、さらに自分の気分を暗くさせているかもしれません。
一旦、自分が不安の二重構造に陥っていないか観察してみましょう。
不安な感情に溺れそうなとき、自分を俯瞰して声をかけるといいです。
新しい仕事だから、不安になるのはふつうだよね。
そっかー、今わたしは不安の二重構造の状態なんだー。
自分が作り出した不安のほうが大きいかもね?
とはいえ、
気づくだけで不安がゼロになるわけではありません。
わたしの場合なんですが、
気づいたあと準備するとか反省するとか”よく考える”ことで解決しようとしていました。
「よく考えて解決して早くスッキリしたい」と思って、いつまでも考えるクセがあったのです。
本来「準備する」「振り返る」「よく考える」って良いことなんですけどね。
ただ、やりすぎると自分を疲れさせますね。
パッと名案が浮かぶこともないですし。
認知行動療法の考えでは、
こんなときは無理に悩みや心配をムリに消そうとせず「悩みを放っておく」のだそうです。
「放っておく」とは、音楽や映像、ドラマ、軽い運動などで気を外らすこと。
自分にとって楽しみや気晴らしになることをして、自分の注意を「考えること」から外らすことです。
不安になりすぎてる?と自分に気づいたら、
「考えてもしょうがないな、ちょっと放っとこう」という感じでどうでしょうか。
わたしの場合は、買い物に出る、いらないものを捨てる、野菜を刻むとか頭を使わないで身体を動かすことです。
動くのがコツのような気がします。
じっとしてると考えちゃいますから。
みなさんの気晴らしはどんなことでしょうか。
イベント・セミナーのご案内
【アクティブ・リスニング】 傾聴入門セミナー 3回コース(Zoom)
3回、少人数の講座は毎回レクチャーとワークの構成で行われ、
傾聴ということについて、またその具体的なスキルをその根拠とともに、教えていただきました。
先生は落ち着いた雰囲気で、理論や事実をご説明くださり、
ご自身の様々な学びからのフィードバックを加えていただくなど、大変参考になりました。
ワークで学んだことの実践をしますが、ペアとなった他の受講生の方との対話も大変楽しいものでした。
吉田先生の生きるスタンスや経験を聞かせていただけることが何より幸いでした。
そして、各人の質問に、本のソムリエのようにご紹介くださり、
講座が終わってしまった寂しさを紛らすように読んでいます。
最後に先生より、続けなければ、あの時良かったなぁで終わってしまう、継続が必要とおっしゃっていたのも印象に刻まれています。
まず、自分が安易に使っていた「だいじょうぶですよ」という言葉に気づき、授業の中で「ちょっと保留」してみる癖をつけることができました。
そして、学習者の発する「うれしかったです」や「~たいです」などの感情形容詞に敏感になりました。
また、深堀りのための質問が尋問口調にならないようにする方法や、学習者の話す能力を引き上げるための具体的なやり方も教わりました。
今回学んだことを実践し、これからも成長していきたいと思っています。
本当に、ありがとうございました。
他の受講者の方々とも気さくにお話できて、毎回何度も笑いが起こっていたセミナーでした。
全3回の中に傾聴の大切なエッセンスがぎゅっと詰まっていて、段階的にポイントを押さえながら学ぶことができました。
また、他の受講者さんと実際に練習することで学びを体得できたと思います。
それからとても興味深かったのは「価値観の言葉リスト」です。あらためて自分にとって大切なものを知ることができたのも大きな収穫でした。
ありがとうございました!
人に教える仕事をしているので、傾聴・コーチングのことを調べたりして知っているつもりでした。でも、今まで「傾聴」だと思ってやっていたことは、相手の話を自分の都合のいいように解釈して、頼まれていないのにアドバイスなんかもして、ただの自己満足でした。すぐに実践は難しいですが、意識的に練習をして少しずつ体得していきたいです。
吉田先生、一緒に受講されていた皆さん、本当に楽しい学びの時間でした!ありがとうございました😊
3回、少人数の講座は毎回レクチャーとワークの構成で行われ、
傾聴ということについて、またその具体的なスキルをその根拠とともに、教えていただきました。
先生は落ち着いた雰囲気で、理論や事実をご説明くださり、
ご自身の様々な学びからのフィードバックを加えていただくなど、大変参考になりました。
ワークで学んだことの実践をしますが、ペアとなった他の受講生の方との対話も大変楽しいものでした。
吉田先生の生きるスタンスや経験を聞かせていただけることが何より幸いでした。
そして、各人の質問に、本のソムリエのようにご紹介くださり、
講座が終わってしまった寂しさを紛らすように読んでいます。
最後に先生より、続けなければ、あの時良かったなぁで終わってしまう、継続が必要とおっしゃっていたのも印象に刻まれています。
まず、自分が安易に使っていた「だいじょうぶですよ」という言葉に気づき、授業の中で「ちょっと保留」してみる癖をつけることができました。
そして、学習者の発する「うれしかったです」や「~たいです」などの感情形容詞に敏感になりました。
また、深堀りのための質問が尋問口調にならないようにする方法や、学習者の話す能力を引き上げるための具体的なやり方も教わりました。
今回学んだことを実践し、これからも成長していきたいと思っています。
本当に、ありがとうございました。
あれもこれも学びたい!と興味の赴くままに申し込み、
気が付いたら毎日のようにあちこちの勉強会や講座などに参加していましたが、
正直疲れもあり、家庭もおろそかになると感じていた今日この頃。
「何のために学ぶのか、目的は?」
と聞いていただいて、自分が今混乱している理由を指摘された気がしました。
目的があいまいなまま、あれもこれも手を出してずっと走っている状態の私に対して、
吉田さんは、
「やめることを決めることが難しいようにみえる」
といったフィードバックくださいました。
やはり、選択する、絞る、やめる、といったことが難しいのは、
目的があいまいなことと関係していると思います。
目的が明確に持てたら、それに沿って取捨選択しやすいと思うのですが、
もし目的が見つかっていないなら、先に「しぼる」「やめる」ことで
逆に自分が大切にしているものが見えてくるということもあるのかな、
と感じました。
吉田さんのコーチングを受けて、
まずは仕事内容を比較的得意で好きだと感じているものに絞ってみようと思いました。
もともと1つしかやっていない仕事を絞るっておかしいですが、
吉田さんとお話するなかで、自分の中で腑に落ちた感じです。
絞る(自分の範囲外と感じる仕事を断る)のが怖かった
(もったいないかな、という気持ちもあった)のですが、
ただでさえキャパが小さいのだから、逆に絞るべきだと思いました。
先に「~専門日本語教師」みたいに名乗ってしまうというアイデアもいただいたので、
それについても考えてみたいと思います。
もうひとつ、吉田さんのコーチングを受けて気づいたこと、それは、
「同じ目的に向かって頑張る仕事仲間がほしい」という気持ちを
かなり強く持っていることです。
これは私にとって結構大事なことかもしれないと思いますので、
心にとどめて、今後何か選択する際の判断基準のひとつにしたいと思います。
吉田さんのコーチングは、ふわっとやさしく、
でも知らないうちに大切なことに気付かされる、という感じで、
いっぱいお話を聞いていただいて、
楽しく、かつ私にとってとても有意義な時間でした。
今日は本当にありがとうございました!!
いただいた言葉と、自分から出た言葉の両方から気づきを得ることができたように感じています。
穏やかなよい時間を過ごすことができ、ゆっくりと行動に移していくことができそうな気がしています。
お時間をいただき本当にありがとうございました!
他の受講者の方々とも気さくにお話できて、毎回何度も笑いが起こっていたセミナーでした。
全3回の中に傾聴の大切なエッセンスがぎゅっと詰まっていて、段階的にポイントを押さえながら学ぶことができました。
また、他の受講者さんと実際に練習することで学びを体得できたと思います。
それからとても興味深かったのは「価値観の言葉リスト」です。あらためて自分にとって大切なものを知ることができたのも大きな収穫でした。
ありがとうございました!
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