栗宇 美帆

英語のリスニング力アップ勉強法【3か月で英語が聞こえる!】

2021/10/11配信



 


皆様 こんにちは。


強みと脳科学を組み合わせた
戦略的英語学習で
30日でネイティブ並みのスピードへ。
英語戦略コーチの栗宇美帆です。



英語のリスニング力についてのお悩み
これ、やっぱりよく寄せられます。


 


「リスニング力がない」とお悩みの人の声


・リスニング教材、いろいろ試したけれどいまいち伸びない
・そもそもよくわからない言語をずっと聞いているのしんどい
・短期間に効率よくリスニング力を上げたい
・でも、勉強でいったいなにをしたらいいのかわからない


 


今日はこのお悩みにこたえます。


題して


英語のリスニング力アップ勉強法【3か月で英語が聞こえる!】





英語のリスニングができない理由、これをつぶしてリスニング力をアップさせるのに必要なこと、具体的なやり方、その後の成果が見えてくると思います。





リスニングができない理由 :これがわかればやるべきことが見える



  1. その単語と脳の中で紐づいている発音が実際のネイティブの発音と違う

  2. 語順に慣れていない(ので日本語ロジックで聞いている)

  3. 単語を知らない

  4. 文法を知らない

  5. スピードになれていない


 



  1. 脳の中で単語と紐づいている「まちがった」発音を上書き修正する


これがとにかくめちゃくちゃ大事です。


 


私たちの多くが認識している英語の発音は、学校の教室で習った発音か、もしくはカタカナ英語。


 


・残念ながら学校では発音記号をきっちりやらない。


・ローマ字という仕組み


・全員で唱和の弊害


 


これによってひとつの単語について間違った発音を紐づけてしまってるのです。


 


こうなってしまっている人の特徴


何度聞いてもわからない単語があって、テキストを見て、なんだ、この単語だったのかあ、となる。


 


どんなにたくさんの時間をかけても、このパターンを繰り返しているだけでは残念ながら発音やリスニングはなかなか上達しません。





聞き覚えのない発音が単語に結び付かず、結局もとから知っている「まちがった」発音、この単語はこういう発音でしょ、と思っているものとの紐づけに戻ってしまうから。その結果「簡単な単語なのに聞き取れない」と思い、その理由「早いから」などと決めつけてしまうのです。


 


そうなると「早い英語が聞き取れないんだ」と間違った解釈にそって、スピードを上げるにはどうしたらいいんだろう、という方向にむだにエネルギーを使ってしまい、ますます遠回り、疲れてしまいます。


 


なので、この単語と発音の紐づけを上書きするのが必須です。


 


単語に紐づけされている発音を修正する具体的な方法


(1) 辞書で発音記号を見て発音することを徹底的にする


(2) スペルと発音の組み合わせを認識して発音練習


 



  1. 辞書で発音記号を見て発音することを徹底的にする


私は振り返ると、辞書で発音記号を見て発音するということをやりだしてから、英語の発音が上達し、結果リスニング力も数段飛ばしで上がりました。


 


私がこの方法にたどり着いたのは、もともとは実は発音のなかでもアクセントの位置を間違えないようにしたいと思ったある恥ずかしい出来事がきっかけでした。


 


翻訳を学びにいっていたとき、patternという英語をパターンと普通にひらがな読みしてしまい、講師に「パターン」って!とめちゃくちゃ馬鹿にされたのです。いい大人になって教室で他の生徒全員の前で馬鹿にされるって、まあまあな経験です。


 


(patternは実際はpaの部分にアクセントが来るので、そこが強く、気持ち高めに発音します。)


 


その体験から、辞書を引くたびにどんな簡単な単語でも、発音記号をチェックし声に出して言ってみる習慣がつきました。するとおもしろいことに、アクセントがわからないとその単語を発音できないようになっていったのです。それまでは適当に予測して言えていたのに、身体が拒否するというか、無理に言うととても気持ち悪いのです。


 


今でも紐づけがしっかりしていない単語や初めて出会った単語は、アクセントの位置を間違えたりして、あちゃーとなります。でも面白いことに、そんな単語ほど正しい発音を確認して自分で発音したとき、ちょっとした快感を覚えるのです。


 


やってみないと想像つかないかもしれません。でもこの快感を知ると、発音をいちいちチェックすることが面倒ではなくなります。


 



  1. スペルと発音の組み合わせを認識して発音練習


 


わたしは生徒さんたちに言うのは子音には音がない!ということです。


 


子音は口の形だけ。そう認識しておくことが英語の発音に関する、とくに日本人のいろんな悩みの解決になります。スペルにはあるのに聞こえない語尾の文字や、次の単語の母音とくっついて発音されるリエゾンが、すんなり理解できるからです。


 


ここで日本人にとって、なぜそれがいいのかをお話ししておきます。


 


日本人にとって英語の単語と発音の紐づけが混乱する理由


日本語はどのひらがなもすべて一音で、子音と母音という分かれ目すら実際はありません。


 


あいうえお、が母音。それ以外は子音と母音の組み合わせというのは、ローマ字がつかわれるようになって生まれた認識だと思います。実際は、「あ」も「か」も同じ長さの同等の一つの音で、「か」は「k・a」ではありません。


 


なので、子音で終わる単語を見ても、多くの日本人はgやdを「グ」や「ド」とuやoの存在しない母音をつけて発音してしまったり、母音はつけなくても声帯から声を出すはずだと思ってしまっているのです。


 


するとallのような単語を実際に聞いたとき、llは舌が上の前歯の裏につくだけで終わって声帯がふるえることがなく発音されると、allだとわからない。


 


こうしたことから抜け出すために、英語の子音は後ろに母音が来て初めて聞こえる音になる、と意識にしみこませる必要があるのです。


 


具体的なトレーニング法


そこで私がおすすめするのは、子音と母音を分けて、子音の口の形をきっちり練習すること。


 


たとえばwの発音と言われると、「ウ」とか「ウォ」という音を出すと思っているかもしれません。でも、それはwoだったりwaだったりという母音が来るからその音になるのです。


 


まずwという唇を強くしぼって尖らせた口のかたちを作る。それから、声帯を震わせて音を出し、次に母音を発音する。というきちんと子音と母音をそれぞれ分けて発音することを意識してトレーニングしてみてください。


 


この意識、そして発話の感覚は大人になってからでも、比較的短期間に簡単に身につきます。だいたい子音と母音の分離感が体に入ったら、それを意識して単語を発音、さらに次は文章を音読というように、発音する単位を大きくしていくのです。


 


続けていくと


すると、リスニングしたときに、これまで邪魔していたカタカナとの紐づけが外れ、英単語がひとつひとつ粒だって聞こえるようになります。


 


ノイズが言葉に聞こえた耳が開く感じ。これは徐々に変化するのではなく急に一段階段を上ったように起こります。


 


そしてこのころには、英語を読んだり話したりすると、発音を褒められる、なんてことも増えてきます。そうなれば、リスニング苦手、英語苦手だったはずが、英語への自信に変わっているはず。


 


正直、このトレーニングには3か月もかからないかもしれません。実際わたしも1か月ぐらいでこの感覚が身に付きました。ただ、定着させるには3か月は徹底的に意識してされることをお勧めします。


 


自分の発音どうなってる?と気になる方は、このメルマガの返信の形でお声かけくださいね!


 


お読みいただきありがとうございました。


 


栗宇 美帆


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