佐久間智子

東北大学大学院医学系研究科博士課程に入学します!

2021/9/22配信


皆様、こんにちは。


 


病気の根本治療を25年間追求してきた結果、産婦人科医からトラウマセラピストに転身した医師、佐久間(矢崎)智子です。


 


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私事ですが、この10月より、東北大学大学院の医学系研究科博士課程に入学します❣️

 

 



所属は、心療内科学講座です。



 

 

社会人枠なので、仕事をしながら、これから4年間、研究をさせていただくことになります。



 

 

半年前には全く考えてもいなかった予想外&スピーディーな展開に、自分でもビックリしていますA(^-^;)

 

 

 

(以下、長文です)

 

 

 



52歳にして、なぜ大学院に入ろうと思ったのか?

 

 

 



私はもともと産婦人科医ですが、内科医だった父の影響で、医師になってからのおよそ25年間、「病気の根本治療」を追求してきました。

 

 

 



話すと長いのではしょりますが、病気の根本原因そして治療を追求するため、東洋医学や栄養療法など種々の代替療法を経験した結果、「トラウマ(心的外傷)・PTSD」の世界に辿り着きました。



 

 

 

逆境的小児期体験(ACE:エース)研究をはじめとする多数の研究データによって、幼少期のトラウマが成人期の身体疾患の強い要因であるということは、科学的に裏付けられています)



 

 

 

 

私が今メインで行っているトラウマセラピーは内的家族システム(IFS)ですが、多様なクライアントさんに対応するためには、一つではなくいくつかのトラウマセラピーを複合的に使うことが必要で、それによって現代医学では治療困難な慢性的な病気や症状を治癒に導ける可能性がある、と私は信じています。

 

 

(もちろん、病気の原因はトラウマだけではなく複合的なので、多角的にアプローチする必要があります)



 

 

 

そんな、「体」の病気を「心」で治療しよう、と言う試みは、日本ではそうそう同業者(医者)の仲間がいなくて、孤独なチャレンジだ、と長い間勝手に信じていたのですが、そんな折、偶然一編の論文を目にしたのです。

 

 

 



それは、代表的な心身症である「過敏性腸症候群(IBS)」の患者さんにおける脳機能の変化を、最新の脳画像検査で調査したものでした。



 

 

 

噛み砕いていうと、心の問題がどう脳に影響して、結果として身体症状に結びつくのか(その逆の方向性ももちろんあります)を、最先端の科学的手法を使って明らかにすることを試みる、とても学術的に高度な論文でした。



 

 

 

私はそれまで、大変失礼でお恥ずかしい話ながら、日本の心療内科では、設立当初の理想は形骸化して、結局は対症療法である薬物治療をするだけで、「心」の治療はちゃんとはできていないだろうし、そのための研究もあまり行われていないだろう、と言う阿呆な思い込みを持っていたので、今思うと、それに関する情報にあまりちゃんとアクセスしてこなかったのでした。



 

 

 

ところが、日本にこんなに同志がいて、しかもこんなに高度な研究が行われている!と言う事実を知って、衝撃を受けたと同時に、とても感動したし、興奮したのでした。



 

 

 

 (*今では、日本の保険医療システムの限界から、やむをえず薬に頼らざるを得なくなる場合があるにしても、日本の心療内科や心身医学を掲げるドクターたちの多くは、限られた時間やリソースの中で、心と体の両面に働きかけると言う繊細で手間のかかることを患者様に提供するために日々努力している、と言うことを理解しています)



 

 

 

ACEやトラウマと病気の関係について、海外での論文は大量にあるものの、日本ではまだほとんどないのが実情です。



 

 

 

そんなことから、トラウマと病気の関係について啓蒙することで、少しでも患者様の役に立てるような研究をしたい!と言う思いが、それまで全く考えたこともなかったのに、急激に湧いてきたのでした。



 

 

 

そして、その論文を書いたドクターが所属されていたのが、東北大学医学部の心療内科学講座だったのでした。



 

 

 

 

研究をしたいと言っても、経験のない人間がいきなりできるものではないので、まず研究の方法を学ぶところから始める必要がある。



 

 

 

ということは・・・、エッ・・・、大学院・・・に入る!? ∑(゚Д゚)



 

 

 

 

私は、去年の11月に福島県在住の夫と結婚したので、その論文と出会った時には、東北大学がある仙台まで通える距離である福島県に引っ越すことが決まっていました(今はもう引っ越してます)。



 

 

 

しかも、なんという偶然か、その論文を書いたドクターの勤務先が、引っ越した先の近くだったのです❣️



 

 

 

ドキドキしながらそのドクターに連絡を取り、直接お話を伺うことができて(すごい研究者でいらっしゃるのに気さくで優しい女医さんでした!)、指導教授を紹介していただき(教授の許可がないと受験できない)、それからトントンと受験の準備が進んでいきました。



 

 

 

最初は来年4月の入学を考えていたのですが、指導教授の福土審先生(過敏性腸症候群の研究では世界トップクラス)の退官が迫っているため、なるべく長く指導を受けるために、この10月から入学することになりました。



 

 

 

まとめると



 

 

3月 くだんの論文を読む

4月 福島に引っ越す

6月 論文を書いたドクターにお目にかかる

7月 大学院出願

8月 受験

9月 合格発表

10月 入学



 

 

 

・・・すごくないですか、この超ハイスピードな展開❗️❓



 

 

 

そして何より、この展開をサポートしてくれたのが、夫でした。

 

 

 




 

 

 

夫は、分野は違いますが、研究者で、論文を査読する側の人間なので、研究の世界をよく知っていて、今回の大学院の受験に際して的確なアドヴァイスを沢山くれましたし、沢山サポートしてくれました。



 

 

 

夫がいなければ受験しようと思っていなかっただろうし、多分これからも研究全般をサポートしてくれると思います。



 

 

 

こんな環境も、なかなかないわけで。

(頼りになる夫よ、ありがとう❤️)



 

 

 

 

4月に受けたTOEICテストも、受験に必要だったので受けたのですが、当初は来年4月の入学を目指すつもりで、あくまで予備的な準備として受けたつもりが、結果として早まった受験のタイミングにバッチリだったり。



 

 

 

あのー、誰か、お膳立てしてくれてます??と聞きたくなるような展開でした。



 

 

 

 

 

その一方で、強烈に恐れやプレッシャーを感じるパーツ(副人格)も沢山いて(眠れないわ、具合悪くなるわ)、パーツワーク(自分のパーツと対話する)も、数えきれないほどやりました。



 

 

 

合格通知が届いた後から、親知らずが痛かったのですが、どうも歯を無意識に食いしばっているのが原因らしく、今もかなりパーツたちが緊張やプレッシャーを感じているようです😂

(そりゃまあ〜、当然だよね💦)



 

 

 

 

夫と結婚して福島に引っ越すことが決まった時点では、1ミリも考えていなかった大学院入学。



 

 

 

臨床は長くやってきたけど、研究に関しては生まれたてのひよこ🐤状態ww なので、正直不安はいっぱいありますが、先生方にご指導いただいて、とにかく根気よく頑張ろうと思います。



 

 

 

 

そして、できれば将来、内的家族システム(IFS)の臨床研究をしたい。



 

 

それまで何年もかかると思いますが、密かな私の野望です。



 

 

IFS関係者の皆さん、その時は、ご協力よろしくね❤️



 

 

 

 

それにしても、内的家族システム(IFS)を知ってパーツワークを始めてから、いろんなことの流れが今まで以上に速く、スムーズになったと思います(速すぎだよ!というパーツからの声もあり💦)。

 

 

(結婚できたのも、IFSのおかげですしね〜😁)



 

 

 

パーツじゃなく、Self(セルフ:大いなる自己)が私の人生を動かしている、とでもいうような(わかる人にしかわからなくてすみません)。



 

 

 

いわゆる、開運、とか、ラッキー、とかいうのとは違う感じなんだよね。なんか意志を感じるんですよ。なんだかわかんないけど。

 

 

 

 



 

 

というわけで、来月から、私のまた一つ新しいステージが始まります。



 

多分しばらくは大学院の授業はオンラインみたい。



 

体力的に、仕事との両立がうまくできるか、というのが一番の懸念ですが、やるっきゃない!ので、マイペースで頑張ります😊



 

 

 

 

皆さま、どうぞ生温かく応援していただければ嬉しいです✨



 

 

 

 

 

内的家族システム(IFS)についてご興味のある方はこちらをどうぞ



 

 

私のHP




 

 

日本IFSネットワーク




 

 

 

 

写真は、夫が合格祝いに送ってくれたスプレーバラです❤️


 




  

 


 



 


 


 


 


 



 


 


 


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