自分軸、という意味を取り違えてはいないだろうか。
皆様
ことばはいつの時代も生き物で
そのことば本来のチカラや意味が
たくさんの人の口や文字で表現されるごとに
小さな変化をしていく
自分軸
ということば。
数年前からメジャーになったと思う。
このメルマガのタイトルにも使っているけれど、
自分軸
という言葉の意味を
取り違えているということはないだろうか。
皆様のイメージと
わたしの考えているものも
違うかもしれないから
ひとまず、わたしが考える
自分軸
という言葉をお伝えしておこうと思います。
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自分軸とは?
自分はこう考える
自分の身体はこうである
自分の癖はこうである
という自分自身を知った上で
「ソト」の様々な意見や現象と擦り合わせて確認するための基準となるもの。
これがある程度ないと、
「擦り合わせて確認する」
ということができないため、
「ソト」の意見や現象に左右されやすくなり
「自分がない」ような錯覚に陥る。
ちなみに、自分軸は不動のものではなく
常に細かく揺れ動くものである。
耐震構造と同じく
凝り固まった「軸」なんて簡単に折れる。
しなやかに揺れ動くことができるから
「強い軸」として自分のベースになるものである。
自分の意見はこうだから!
と「ソト」の声を聴かないのは
自分軸がある、とは少し別のものだと考える。
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さて。
皆様の思っていた
「自分軸」とどんな差があったでしょうか。
ことばひとつ、単語ひとつ、
ひとりひとりの生きてきた経験の中で
解釈やニュアンスが微妙に違ってきます。
それは、
身体もおなじなんです。
60兆の細胞でできたからだ
皆様のからだと
まったく同じからだを持った人間は
20万年という人類の歴史の中にも
これからあと何年あるかわからない地球の歴史の中にも
存在しない。
皆様は
唯一無二であることは、間違いのないこと。
日本のという国は
教育のレベルから
そのことを否定してきます。
「みんな一緒が正しい」
を、押し付けられる
気づいた人はいつの時代もいます。
「みんなちがってみんないい」
と、言ってくれた人がいます。
呪文みたいにいう人もいるけど、
ほんとうにそう思ってる??
思考ではそうなるけれど
なぜか、身体のことになると
また「みんな一緒」に戻っていくことに
気づいていますか?
とても不思議だけれど
「わからない」
ことにしているから、
「みんな一緒」
が楽だと感じるのかもしれません。
自分軸を持って
身体のことも考えたいんですよ。
自然から
人間本来の自然な状態から考えれば
からだはとてもシンプル。
自分軸はそもそも
強い風でどれだけ揺れても倒れない
重い雪でどれだけしなっても折れない
しなやかな1本の樹
のようなものです。
決して、
「折れない鉄骨」
ではない。
あ、折れない心
とかも、そういうことです。
しなやかだから、折れない。
話が広がりそうなので、今日はこの辺で(笑)
どうぞ、穏やかに
お健やかにおすごしくださいね。
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