子ども58 親はいつまで子どもを保護するのか?
皆様
犯罪から子どもを守り、人権意識を高めて非暴力社会へ
人権ファシリテーター
絵本作家 の安藤 由紀です。
徹底的に子どもを守りぬかなければならないのは、学童期まで。
チャレンジドの子どもたちは、それぞれの特性に合わせて・・・
思春期になると、自我の芽生えから
子どもの世界に戻ったかのように、甘えたり
背伸びしたりを繰り返し、仲間からの
ピアプレッシャーから問題が起きてくるかもしれません。
せめて高校を修了するまで、思春期独特の敏感さを
一歩離れたところから見守る。
高校生になれば、自分で物事を決められるよう
選択肢を広げて見せ、
自己決定する素晴らしさと、責任を取れるような
導きができると最高ですね。
子ども58 親はいつまで子どもを守るのか?
しゕあし、これは理想論です!
個々のお宅では、この発達におさまりきらない突発事故や
まさかと思う事態も起きてきます!
私の娘が小学校4年生のころ
何を思ったのか、包丁を畳に突き刺して
「殺すなら殺してみろ」と言いだして
わたしは度肝を抜かれたことがあります(*_*;
なんてったって
演技的で、わざとらしく
どこでそんなことを覚えてきたのか・・・
「この子はちょっと変かも~」💦
とその時思いました。
それからも、都会のど真ん中の高校に通学すると
特進クラスに入学したのに
成績はみるみる落ち、友人の家を泊まり歩くようになり、
その家の梅酒に手を出したり
ピアスをして、学校に呼ばれたり
親を泣かせた思春期でした。
無我夢中で生きていくために、がんばってきた人権運動。
それは母子家庭のわたしたちが、尊厳を侵されて
この世で自滅しないための、唯一の自己防衛であり
ある意味、しのぎを削る戦いでもあったのですが、
まだ子どものいない当人には、その壮絶さは理解できていません。
私は子育て中の若いお母さんに
「子育てに没頭しているなかにも、
自分の人生を見つけて」と言います。
親として責任をもって子どもを育てる時間は
たかだか18年。
そのあとは延々と自分の人生に向き合わなければならない。
空の巣症候群にならないためにも
「個」として生きる自分の設計図を
忘れないように。
子どもは、どんなにかわいくても
からだを借りて生まれた別個の人格。
自分と違う価値観、
違う人生を歩んでいく人たちなのです。
人間はみな、この世にたくさんの経験を積むためにきた
旅をする魂たち。
縁があって自分を選んでくれましたが
思春期を過ぎれば、
自分で責任を取れるよう自覚をもってもらわないと困るのです。
親はいつまでも子どもに責任を感じる必要はありません。
愛せなかったとしても
愛しすぎたとしても
精いっぱいやってきたことに
まちがいない。
誰かの評価を求めることは、とても無意味。
あなたは自分の人生をこれからも生きていかなきゃならないのです。
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🌟責任者著作権🌟
安藤由紀
令和1年1月にDV家庭で育った子どものための絵本を出版。東京都の配偶者暴力相談支援センターに勤務していたころ、「子ども用のDVの絵本が日本にはないよね」という声を聞いて3年半をかけて制作。一般家庭では手に取りにくい本かもしれませんが、どうか公共機関での購入に推薦してください。
復刊ドットコム社 2300円
☆☆☆☆☆DVを経験した子どものための治療絵本☆☆☆☆☆
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Entry養成講座10/3・10・17
安藤由紀が語る「こどものいのち」
生徒会長や高校生との交流の話、ジーンときて涙が出ました。
日頃「分けること」を自分はたくさんしているなあと気づくことができたので、
まずは「みんな素敵」「平らか」といういことを意識しながら生活しようと思います。
また、嫌だなと思うことがあった時は、ゆきえちゃんが、かっこちゃんに言っていたように「よかったね」と
自分に言ってあげて、よい面にも目を向けようと思います!
かっこちゃんから直接お話が聞けて、とても感動しました。
安藤由紀が語る「こどものいのち」
今回はありがとうございました✨勇気を出して、おしゃべりしたらよかった、と
今になって思います笑
安藤由紀が語る「こどものいのち」
かっこちゃんの話は、悲しくて、びっくりして、どうして?と言うように、私だったら怒りを感じてしまうところで、とても素直な感情をそのまま伝えているのが特徴だなぁと感じました。
冒頭の性教育の話のところで、かっこちゃんが話していた「本来は仲が良いのは嬉しいことと」言う言葉がとても心に残りました。
その時ぱっと頭に浮かんだのが、セクハラと言う言葉だったので、かっこちゃんに直接聞いてみました。
その時のかっこちゃんの答えが、「平らな関係であれば、今の言葉ちょっと嫌でした。それは私の苦手なことですよって言えたらいいな」というものでした。
まさにこれはアサーティブで、こんなふうに素直に感情を表現されれば、相手も受け入れざるを得なくなるのではないかと思いました。
また、司会の安藤さんが話した「どなたも家族を少し遡れば、障害を持った方がいるのではないか?」という話に対して、「今の話は、すとんと受け入れることが出来なくて」と、ハッキリと異議を述べていたことも、とてもアサーティブで凄いなと思いました。
かっこちゃんの姿勢は、日常の人間関係のあらゆる場面で生かすことができると思いました。
早速、今やっている若者LINE相談に行かしました。
多くの若者の悩みは、自分が感じていることを相手に伝えることができないと言うものです。
かっこちゃんのような自然なアサーティブができれば、この悩みが解消するものと思います。
今朝、中2女子の部活での悩みに対して、アサーティブな方法のヒントを伝えてみました。
それと、(ちゃんの人を疑わないまっすぐな姿勢は、労働相談に生かしたいと思いました。
労使トラブルの仲介をする役目なので、どうしても相手に疑いの目を向けたり、相手を責めたりするようなやりとりになりがちなのですが、素直に感じたことをぶつけていく方が、円満解決につながるなと思いました。
これも早速実践していきます。
リトを早速購入しました。
読むのが楽しみです!
安藤由紀が語る「こどものいのち」
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