目的が結果（現実）を変える
皆様
こんにちは、マスターの浜田です。
成功する人はみな仕事と人生の明確な「目的」を持っています。
自分は何のためにこの仕事をするのか。
自分は何のために存在し、なんのために生きているのか。
これら目的が成功する人たちは明確なのです。
目的が明確になると結果（現実）が変わります。
それほど目的というのは重要なものなのです。
今日は目的が結果（現実）を変えることについてお話ししますね。
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目的が結果（現実）を変える
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「目的」が明確になると結果（現実）が変わります。
なぜなのでしょう？
たとえばわたしは現在、友人の経営者からの依頼で、
（コーチングの）コーチ養成の教材の制作に携わっています。
教材の物語パートの執筆を担当しています。
さて、教材の制作プロジェクトが始まった時、
まず「この教材を世の中に出す目的を明確にしよう」
ということになりました。
・どんな人に教材を学んでほしいのか
・教材を通してどんなことを受け取ってほしいのか
・教材を学んだ人にどうなってほしいのか
・教材を通して、自分たちはどんな世界を創り出したいのか
これらについてじっくりと一カ月以上の時間をかけて
話し合いました。
そんなに時間をかけるの？
と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
それくらい「目的」というのは大事なことなんです。
なぜなら【目的が結果（現実）を創る】からです。
さて、わたしたちは何度何度も話し合いながら、
そもそも自分たちにとってコーチングとはなにか？
ということを問うて、明確にしていきました。
明確になったコーチの存在理由、そして目的は以下のものになりました。
【人の隠れたまだ本人も気が付いていない価値を顕現させることに立場をとる】
【コーチングを通して自分自身がまだ気づいていなかった価値を顕現させる】
ちょっと難しく聞こえる言葉も使っていますので、内容を要約すると、
（わたしたちは）コーチングを通して、
まだクライアント自身も気が付いていない価値
（能力、アイデア、解決法、才能、ヴィジョン）を導き出し、
クライアントがそれらを使って世の中に貢献し、価値を生み出すことに、
（わたしたちは）立場をとっている
そしてコーチである自分自身もコーチングを通して、
自分でも気づていなかった能力やヴィジョン、価値を見つけ出し、
世の中にそれらを表現し、価値を世の中に提供していくことで、
社会に貢献していく
という内容です。
つまりコーチ、クライアントのどちらともが成長し、
世の中に価値を提供し、社会に貢献していくことをやっていく。
それがわたしたちにとってのコーチングだということが
明確になったんですね。
さて、目的が明確になると結果（現実）が変わります。
なぜでしょうか？
実は目的が明確でない時にも、
わたしたちには目的というものがあります。
自分では気づいていない、無意識の目的が誰にもあるのです。
それってどんなものでしょう？
実は目的が明確でない時には、
わたしたちが無意識に抱えている、
【エゴ的な目的】が発動してしまいます。
幼いころに親や周りとの関係の中で
「わかってもらえなかった」「理不尽に怒られた」などの体験から生じる
「わたしは悪くない」「わたしは正しい」
「悪いのは他の人だ」という思いをわたしたちは持っているのです。
ですがこれは無意識の領域のものなので、
ほとんど自覚がありません。
なので思い通りにならないことがあると
自分でも気づかないうちに「わたしは悪くない！」
「わたしのせいじゃない！」「誰誰が悪いんだ！」という現実を
いつの間にか創ってしまうのです。
あなたもこれまで人生の中で何度も
「なんでこうなるの！？」「わたしのせいじゃないのに」
って思いをした経験があることでしょう。
実はこんな時、自分では気づかないまま、
自分自身で、気に食わない現実を創っているのです。
なぜなら「わたしは悪くない」「わたしが正しい」
というものが無意識のうちに「目的」になっているので、
「わたしは悪くない」「わたしが正しいのに！」
といいたくなる現実を創ってしまうのです。
そうして心の何処かで「ほら、やっぱり！」
「世の中って所詮こうだろ」と納得するのです。
ですが自分では無意識、無自覚な、
隠れた「目的」の存在にはなかなか気づくことが出来ません。
気づかないので、何度も何度も、
人生に気に食わない現実を創りながら、
なぜそんなことが起こるのかがわからないままになるのです。
では目的が明確なるとどうなるでしょう？
たとえばこんな目的を創ったとしましょう。
わたしはコーチングという仕事を通して、
人のよいところを見つけ、その人が自ら自分の長所に気づき、
その人が人生に建設的な成果を創り出す人である。
こんな目的を創ったとします。
すると意識というのは面白いもので、
その目的に沿った処理をはじめます。
人の欠点ではなく、長所を探し始めるのです。
そうすると今までとは視点が変わったので、
見えるものが変わってきます。
その人の別の側面、別の可能性が見え始めます。
目的が変わると視点が変わるからです。
そうして目的が変わると、次のように「在り方」が変わはじめます。
・目的が変わると視点が変わる
・目的が変わると（視点が変わるので）捉え方が変わる
・目的が変わると（捉え方が変わるので）考え方が変わる
・目的が変わると（考え方が変わるので）行動が変わる
・目的が変わると（行動が変わるので）結果が変わる
このようにドミノ倒しのように在り方が変わり始めるのです。
つまりこのように、
目的が変わると結果が変わるというわけです。
わたしの師は目的は見つけるものではない。
目的は自分で創りだしなさいと言っていました。
そう、目的とは見つけるものではなく、
自分で創りだす、生み出すものなのです。
あなたの仕事の、人生の目的は何でしょう？
・自分は誰に
・なにを通して
・どうなってほしいのか
・仕事を通して、人生を通して、どんな貢献をしたいのか
・仕事を通して、人生を通して、どんな世界（社会）を創りたいのか
よかったらぜひ、自分の大切にしている価値観を元に、
紙に書き出して目的を創り始めてください。
この作業のポイントは、
聴こえのいい言葉を並べることではなく、
自分自身がその言葉に勇気づけられ、行動を呼び覚まされるような、
感動する要素があることです。
しっくりくるものができるまで、何度も何度もブラッシュアップしながら、
創り上げていってください。
目的が変わると結果（現実）が変わります。
人生の最も重要な作業の一つになるでしょう。
ぜひトライしてみてください。
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あとがき
今日のお話の中でご紹介した、
コーチング教材の物語を8月から9月に、
特設サイトにて連載を開始します。
「あ！自分もそうだ」「あ！これ自分のことだ」
「今までそんなふうに考えたこともなかった」というような
気づきがいっぱいの物語の連載が始まります。
どうぞ楽しみにしていてくださいね。
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