森田玄・きくちゆみ
森田玄・きくちゆみ

ゆみと玄のMahalo通信 第72号

2021/7/10配信


Mahaloはハワイ語で「ありがとう」です。



ハートを感謝で満たすと、脳と心臓が同期するコヒーランス状態になりやすいことを、毎日ハワイ(時々日本や世界各地)からデイリーコヒーランスで実践しながらお伝えしています。


この通信は、ゆみと玄が心からのMahalo(感謝)とAloha(愛)を込めて、不定期でお届けしています。


こんにちは、玄です。


 


まず、NVCトレーナーのメアリー・マッケンジーのNVC Weeklyより引用させてもらいます。


 


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間抜けな子どもなど見たことはない


時々私が理解しないことをやったり


思いがけない方法で物事をやる子どもを見るだけだ


私と同じ場所にいてもそれに気づかない子供はいる


しかしその子は間抜けではない


間抜けな子どもと呼ぶ前に


本当にそうなのか考えてみるがいい


ただあなたとは違うことを知っているのではないかと


 


ルース・ビバメイヤー


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観察と評価を区別する 


よく私たちは観察・・状況の事実・・に自分自身の意見を混ぜてしまう。例えばこうだ:あなたの弟が日曜1日を潰して、友人の家の新しい屋根を貼る工事を手伝ったとしよう。評価判断を加えた観察はこんな感じだ、「そんなことしてたら身体が参ってしまうわよ」。そして評価を加えない観察はこうだ、「あなたが日曜1日かけてあなたの友人の家の屋根を直しているのを見ると、普段の日のあなたの仕事の大変さを知っているので、身体を壊すのではないかと心配です」


最初の例では、話し手は弟の行為を批判している。彼は身体を壊すだろう。2番目の例は、彼女は事実・・弟が日曜日に友人の家の屋根を直す手伝いをした・・を認め、そしてそれが彼の健康に与える影響についての彼女自身の不安を認めている。


その違いは微妙であるが、結果は違う。よくあることだが、観察と評価を一緒にしてしまうと、相手の自己防衛を助長することになる。この二つを区別できると、お互いの関心についてより開いた会話を導きやすくなるだろう。




         メアリー・マッケンジー  June 27th, NVC Weekly より引用


 


         *********************


 


NVCやコネプラ(コネクション・プラクティス)の共感の中で、“現実の共有”というニーズがよく出てきますが、元の英語は”Shared Reality”で、直訳すると“共有された現実”になります。


 


これはまさに“現実を観察する”ことと言ってもいいでしょう。


 


しかし、実際、これが非常に難しいのです。


 


というのは、私たちは観察するだけでは意味がないと思い込んでいる、あるいはそう教育されているからです。


 


言い換えると現実を共有するだけでは十分ではないと普段思っているのです。


 


現実をどう見ているのか、どう解釈しているのか、常に問われているように思ってしまうのです。


 


それは、自己の考えや意見、判断/評価を表現することで、自己の存在理由を明確に自覚すると同時に、相手に対して自分自身の立場を明確にし、確認できると思っているからでしょう。


 


それが知性(インテリジェンス)だと私たちは教えられています。


 


教養と言ってもいいです。


 


しかし、NVCやコネプラでは現実の共有=観察を人間の普遍的価値だとしているのです。


 


そこに知性や教養という価値観は入って来ません。


 


知性や教養はマインド(脳)が後天的に獲得したものだからです。


 


ある出来事(現実)に対して、相手に「どう思う?」と思わず(?)訊きませんか。


 


「あなたはどう感じる?」とは普通言いません。


 


例えば:「息子が1日中部屋に閉じこもってゲームやってるんです」という言葉に対して、多分あなたはすぐ、「それは困りますね」と反応するでしょう。


 


その瞬間、息子の行為や状況、つまり現実、は“困ったこと”というジャッジメント(評価)を与えられて違ったものになってしまいます。


 


そしてその後の会話は“困った現実”についてのお互いの意見が続くことになるでしょう。


 


つまり、どんどん現実から離れて行ってしまうのです。


 


現実の観察というプロセスはもっと人間の本能的なレベルの領域のものだとも言えます。


 


具体的な話だと、脳の情報伝達中枢であり、原始脳とも呼ばれる脳幹が処理する範疇のものです。


 


そこには、まだ、認知という大脳皮質による高度の脳神経細胞ネットワークのプロセスは介入しません。


 


それが介入した瞬間、現実の観察が歪曲されてしまうのです。


 


ただ困ったことに、大脳皮質による介入に慣れ親しんでいる人間(大人)には、介入しないことは不自然であり、居心地が悪いのです。


 


そのような大脳皮質の介入に慣らされていない子どもは、現実を脳幹だけで受け止めるので、そこからの自然なプロセスである感情だけで反応します。


 


ですから、大人の私たちは、観察という現実を共有するプロセスを脳に教え込む必要があります。


 


ハートコヒーランステクニックはそれを瞬時にプロセスする素晴らしいツールでありスキルです。


 


もっともそれにはプラクティス=練習が必要です。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 



  

 


 



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ゆみは「コネクション・プラクティス」を必要としている世界中の人に届けるために、宇宙存在との共同創造(5th Dimention Mentering)とMagic Word(魔法の言葉)の修行しました。2年間の学びを終えて、三位一体を実践中(心・体・マネーのウエルネスの達成を目指す人をサポートしています)。

玄は「ハート知性」の日本語で発信(出版を含む)のためにブックスタディと講演会に尽力中。ゆみと共に心と体のウエルネスをサポートしています。



 



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