齢50を過ぎてTOEIC840点とりました!
皆様、こんにちは。
病気の根本治療を25年間追求してきた結果、産婦人科医からトラウマセラピストに転身した医師、佐久間(矢崎)智子です。
4月のことになりますが、訳あってTOIECテストを20年以上ぶりくらいに受けることにしたので、受けにいってきました。
20代後半で受けたテストの結果は、確か600点くらいだったと思います。
現時点の自分の実力を知って、今後の英語学習に活かそう、というくらいのつもりでとりあえず受けた今回のテスト。
50を超えて記憶力が激減しているのは自覚していましたし、20代の頃のの600点を超えていたらいいな、できれば700点くらいとれてたらいいな、と思っていました。
それが・・・
なんと・・・
700点どころか・・・
840点!!!
ドヒャーーーーーー!!!
私としてはこんな感じでした(笑)
全く予想外だったので、驚きました。
(TOEICテストの満点は990点です)
点数が予想外だったのは、私が全く自分の英会話レベルに満足できていなかったからでした。
840点とっても自分の英語レベルに満足できてないことに気づいて、初めて私の目指すゴールが高すぎるのだ、ということに気づきました。
よくよく考えると、TOEICテストって、あくまで「英語が母国語でない人の英語スキル」を判定するものなのですよね。
私の英語学習の目標は
内的家族システム(IFS)のセッションを英語でできるようになる
ことです。
つまり、日本語ですらわかりにくい、繊細で感情的な、トラウマ的な内容を扱うセッションを、英語でやりたいという。
それって、かなり高いハードルなんだなあ。。
ネイティブまではいかなくても、おそらく、初級の通訳くらいのレベル??
なのではないかと、改めて気づき、遠い目になっています(涙)。
道は続くよどこまでも♫
とはいうものの、50代の私が、コツコツ勉強を続けて、2年ほどで600点から840点に上がったのは、すごいよなあ、と自画自賛しています。
脳の可塑性、すごいです!
内的家族システム(IFS)を学ぶために再開した英語学習が、こんなふうに思わぬところで結果が出て、満足できてはいないものの、嬉しかったです。
そして、英語を学習するに当たって、とても私の役に立ったのは、言うまでもなくIFSでした。
以前の私は、英語を聞いている時、全く耳に入ってこない(聞き取れないのではなく、あえてスルーしてる感じ)ことがよくありました。
聞き流す目的ではなく、ちゃんと内容を聞き取りたい場合でも、そうなのでした。
また、オンライン英会話や英単語の暗記を、やると決めたら毎日やればいいのに、やらない。そして後で後悔する。
それはなぜかというと、いろんなパーツ(副人格)がそこに関わっていたからでした。
パーツ(副人格)とは、私たちの中にいる、私たちのいろんな側面のことです。
・英語を理解したいのにできないストレスや、自己批判から、私を守るために、ぼーっとさせたり、別のところにフォーカスさせるパーツ。
・ 成功する恐怖から私を守るために、英語学習をやらないパーツ。
・英語学習中や、英語を通して何かを学ぼうとしているときに、眠くさせたり、軽く解離(フリーズ)させるパーツ。
などがいました。
私は、自己愛性パーソナリティ障害的なパーツを持つ家族と暮らしていた経験から、自己敗北性(自己愛の強い相手に張り合っても勝てないし、痛い目にあうので、敗北者の役割を受け入れることで生き延びる)のパーツがたくさんいました。
そういう場合、自分が能力がある、優秀である、価値がある、という状態は危険なので(自分が一番でないと気が済まない自己愛性のパーツに攻撃される)、自分を低く見せ、能力を高めたり発揮することなく、目立たなくいることで安全を確保する、というプロテクター(防御するパーツ)が発達します。
これは、多くの発達性トラウマ(幼少期の長期的な虐待やネグレクトなど)のサバイバーに、よく見られます。
多くは子どもの頃にできるそのようなパーツは、トラウマの中に生きています。
彼らの時はそこで止まっているのです。
もし、自分より強い相手と戦って敗北した、屈辱、恥、悲しみ、恐れ、などのトラウマを体験したとしたら、彼らの時間は、その感情をこうむった時代のまま、止まっているのです。
そして、その時役に立ったサバイバル戦略を、いつまでも使い続けます。
残念なのは、子どもの時には役に立った戦略でも、大人になって環境が変わると、役に立たないばかりか、害になる場合が多いことです。
IFSは、そんなパーツを探して、迎え入れ、その懸命な働きを賞賛して、もうそれをやり続ける必要はないことを伝え、彼らの極端な役割を下ろしてもらう、ということをします。
それをやってから、随分と、英語学習が楽になりました。
だから、IFSもあっての840点だな〜〜、と思っています。
英語の勉強を、決めた通りにやらない自分は、ダメ人間だ! 怠け者だ! 意志が弱いのだ!
普通は、そのように自分を責めると思います。
そんな自分の一部がいるのも自然なことですが、IFSではそれはやりません。
どんなパーツも、それがどんなことをしているにしても、なんらかの良い目的がある。
IFSではそう考えて、パーツを理解しようとつとめます。
そうすることで、パーツが極端な役割を手放すことができるのです。
究極の「セルフ・コンパッション(自分への慈悲・思いやり)」です。
そんなIFSを基礎からばっちり学べる講座が、こちらです。
IFSを学んで実践すると、人生が変わりますよ♡
医師が教える内的家族システム(IFS)講座・ベーシック
(第15期・水曜夜)
〜思いやりとともに体の症状を理解する〜

【日程】
2021年
第1回 7/21(水)
第2回 7/28(水)
第3回 8/4(水)
第4回 8/11(水)
第5回 8/18(水)
第6回 8/25(水)
第7回 9/1(水)
【時間】
いずれも午後20時〜22時
(延長する場合あり)
【料金】
(初回受講の方)
参加費+インナーアクティブカード:56,000円(カードをお持ちでない方)
参加費のみ:52,000円(カードをお持ちの方)
(再受講の方)
参加費+インナーアクティブカード:29,000円(カードをお持ちでない方)
参加費のみ:25,000円(カードをお持ちの方)
(再々受講の方)
10,000円
なお、講座をご受講の方に限り、
個人セッションを特別価格(3回セット:33,000円)でお受けいただけます。
(*通常価格:1回19,800円)
詳しくはこちらをご覧ください!
https://www.reservestock.jp/events/578875
皆様の参加をお待ちしております!
再受講も、大歓迎です!
ちなみに、ご興味のある方のために・・・(いらっしゃるのかわかりませんが)
私が英語学習としてやっていたことは、内的家族システム(IFS)が日本語で提供されていないので、英語で学ざるを得ず、この2年ほどIFSを英語で学び続けてきたこと、とにかく英語の音源を聞いたりYoutubeを見る、オンライン英会話をやる、単語集を一冊決めて、とにかくそれをやる(覚えた端から忘れますが)、などでした。
文法が弱いので、それを強化する必要があるなあ、と思っています。
人間、いつまでもチャレンジ!!
歳だから、というのは言い訳ですね(^ ^)
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