谷本朋子
ご両親ともっとお話してみませんか!
2021/5/25配信
皆様
あなたの思い出の風景や建物を,時間や空間を超えてミニチュアサイズで再現します
主宰の谷本朋子です。
こんにちは!ミニチュアドールハウスRU*NA主宰の谷本朋子です。メルマガ登録ありがとうございます。
今回は親子でもっと話そうよ、 というテーマで書かせていただきます。
先日、ご縁のあって司法書士のTさんとお話しました。
Tさんは、 「3分で書ける遺言書」 というテーマでセミナーを50回以上開催されている方です。
Tさんは、セミナーで参加者へ
「いきなり遺言書の話は難しくとも、 まずは親子でたくさん会話しましょう」
と呼びかけてらっしゃるそうです。
親子って、いつでも話せるし、ま、いっかって思って、 肝心なことを話さないなんてこと、よく聞く話ですよね。
私の両親は既に他界してますが、 父母の若い頃の話や苦労話をもっと聞いておけば良かったと、 少し後悔しています。
実は、父は私が中学生の時に、経営していた会社が連鎖倒産。 家族で夜逃げし、極貧生活を経験しました。
その時の苦労話って、本当はきっと、 子供だった当時の私には想像もできない、 いろいろなことがあったに違いないのに。
私は何となく大変だった時のことを聞きづらくて、 親は今更辛かった頃のことなんて持ち出しても、 子供は面白くないだろうと呑み込んで。
きっかけをつかみ損なってしまったなぁ。
って、 こんな話しがミニチュアドールハウスとどんな関係があるんだろう って、???になりますよねー。
Tさんとのお話で出たのは、
「 家族で過ごした家をミニチュアで残してくれる人がいるんだって、 面白くない?」
なんて話をきっかけに、 昔の話ができたら面白いねということでした。
もしも依頼するとしたら、どんな風に作ってもらおうか? と話し合ってみることで、
「この家は、こんな風にして買ったんだよ。」
「そう言えばこんなこともあったね。」
と忘れかけていた事がどんどん甦ってくるかもしれません。
「思い出を残すミニチュア制作」をテーマにしている私ですが、 その仕事が、 皆さんのご両親の歴史やご家族の思い出を話し合うきっかけになっ たなら、それだけでもステキなことだなぁ、と思ったのでした。
PS:
先日、リニューアルした公式ホームページで使っている英文のチエックを
何人かのアメリカ在住の方にお願いしました。
その中の1人、アメリカで牧師をしている女性 (3人の子持ちの母でもある)から、
Miniature art that remains memoriesという文章に対して、
あなたのコンセプトに、これもいいかもよと、次の文章を提案してくれました。
Miniature art that summons memories
さてさて、英語に苦手な私は、夫に助けを求めたところ、ナント「思い出が蘇るミニチュアアート」という意味だったのです。
その1週間後、あるオーダー品を納品したところ、ご家族でその私のミニチュア作品を見ながらの会話の中で、お母様から、今まで家族が聞かされていなかった新たな思い出の話しが飛び出して驚いたという出来事のご報告を頂きました。
まさに、「思い出が蘇るミニチュアアート」を実証するエピソードだと感じました。
このアメリカで牧師をしている女性、若い頃に、日本に短期間住まわれてことがあるだけで、ほとんど日本語が出来ない方ですが、私の制作のコンセプトを完全に理解して下さって、本当に的確な提案をして下さいました。
アートは、時空を超えると実感した次第です。
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