フィードバックが行動を変える
皆様、こんにちは。
行動アシストラボの矢野です。
今週はNETFLIXでサバイバーというドラマを観るのにハマってました。
面白いすなあ。
でもこういうのってシーズンを重ねるごとにちょっとずつ面白さが落ちていくのは何故なんだぜ。
展開が似てて単に飽きるだけかもしれませんが。
あー、でも下町ロケットとかは最後まで楽しかったなあ。
何故なんだぜ。
フィードバックが行動を変える
行動に関するフィードバックが、その行動を変えることがあります。
割と頻繁に。
行動に関するフィードバックというのは、例えば夏休みのラジオ体操のハンコカードみたいな感じですかね。
ラジオ体操にいったら一つハンコを押してもらえる。
そうやって日々ラジオ体操にいった結果、カードには自分がどの程度、ラジオ体操に参加してきたのかという記録が残っていくわけです。
その記録がフィードバックとなり、それから先の僕たちの行動(この場合はラジオ体操に行く)を変える可能性があるんですね。
ちょっと想像してみてほしいんですが、このラジオ体操のハンコカードがなかったらどうでしょうか。
単に「毎朝ラジオ体操いきましょう」とだけ決まりごとがあって、実際に行ったり行かなかったりして、その記録自体は何も残ってないとしたら。
何となく曖昧な記憶から「最近行ってないなー」とか「結構いってる気がする」とか、そんな感じの感想しか出てこないと思います。
時系列にかつ明確に記録されたカードからのフィードバックに比べると、影響力が弱くなってしまいます。
このフィードバックは単純に記録を取るだけではない、という点に気をつけてください。
記録が当人に対してわかりやすい形で表現されていることが大切です。
ハンコカードは1枚のカードに時系列に押印されていることで、とても分かりやすくなっています。
一般的には記録した数字をグラフ化することが多いです。
数字が並んでいるだけよりもグラフによって視覚的に捉えられた方が、いまがどうなっているのかを当人が認識しやすくなります。
例えばダイエットで体重を記録していたとしましょう。
数字が並んでいるだけのものと、それがグラフになっているものとを比べてみてください。
痩せていってるのか、太っていってるのか、あるいはそれらのペースはどう変化しているのか。
グラフによって僕たちのパフォーマンスの変化が視覚的に、直感的に捉えられるようになり、すぐに簡単にフィードバックが生じるんですね。
で、このフィードバックに目標設定を加えるとより影響力が高まります。
ラジオ体操の話に戻るなら、例えば「週に5日はラジオ体操に参加する」という目標を設定した上で、ハンコカードによるフィードバックを使うと、目標なしでフィードバックを使うよりも行動を変える可能性が少し高くなります。
個人差もあるでしょうし、状況によって適切な目標というものも変わることになりますが、目標設定とフィードバックをセットで考えてみるといいかと思います。
ではまた。
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