松田 幸子
松田 幸子

vol.183 権力者と馬車馬国民 

2021/5/12配信


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vol.183 権力者と馬車馬国民



「権力者」という言葉、みなさんはどのように感じますか?

私は、ここ数年、この言葉に対する印象が変わってきました。

 

 

皆さんの周りには、「権力者」と言われるに相応しい社会的地位の方はいらっしゃるでしょうか?

ちなみに、私の周りにはいません。

 

 

つまり、私にとっては臨場感が薄い、遠い存在です。

 

 

 

一応、権力者の定義をはっきりしておかないといけませんね。

 

親戚の頑固ジジイも、会社のお局様も「権力者」と言えなくもないしw

 

 

 

「権力」とは、他人を強制し服従させる力ということらしいですが、「権力者」となると、特に「国家権力」を指すことが多いですね。

 

 

ただ、コミュニティーが形成されると、自然と「権力者」的存在は現れますよ。

国家、政府以外でも、業界には必ず権力者がいます。

 

 

人が集まる構造は、もともと「権力者」を必要としているのです。

 

 

権力者が存在せずに健全な社会を作ろうとした場合、構成員の全員が自立した目配りのできる大人でなければいけません。

 

実際にはそういうことはないですからねw

 

 

 

 

で、権力者の役割は何かと言いますと、それはズバリただ一つ。

 

ルールを作る

 

です。

 

 

 

 

今振り返ると、哲学を学ぶ前、この「権力者=ルールを作る」の関係性に気付いていませんでした。

 

 

 

「政府の作ったルールに服従させられている!」という感覚もありませんでしたしw

皆さんはどうでしょう?(程度の差はあるかなw)

 

 

 

 

 

哲学者って、とにかく反発心が強いと言いましょうか、「ルールに真っ向勝負!」みたいな感じがあります。

 

普通の人から見れば、行き過ぎだし、「そんなことしてなんの役に立つんだ」と思ってしまいます。

 

 

 

哲学に出会って6年ほど経つのですが、ようやくルールの怖さが分かってきました。

 

 

 

ルールに従うのは、社会秩序を保つ上でとても大切なことですが、ルールに疑いを持たないのは大変危険です。

人の思考を停止させ、文化や精神の発展もなくなってしまいます。

 

 

 

私たちは常にルールのカタチに敏感でなくてはいけないし、常に権力者を批判していなければいけません。

 

 

権力者を批判できなければ、健全な社会は保てません。

 

 

ディズニー映画に出てくるような、国民に愛される国王と王女なんて国は、実は暗黒の国家なのです。

 

 

 

 

民主主義は国民の声が政治に反映できる・・・ということになっているので、支配されている感が薄いですよね。

 

実際は、一つ一つのルールを全部細かくチェックすることは不可能だし、権力者のご都合もうまく隠されていて気付けなかったりします。

 

 

結局、いつの間にか服従しているというのが現状なのでしょう。

 

 

 

先日、ドラマ「ドラゴン桜」を見ていたら、先生役の阿部寛さんのセリフがまさにこんな内容でした。

 

大まかには

 

「今の日本は何が起きてもおかしくない。災害、疫病、戦争だってあるかもしれない。

そんな時、国が何を必要とするか分かるか?

 

それは、金だ。金が必要なんだ。

 

とにかく、文句を言わず働く国民が必要だ。

何も考えず、日々の生活のために朝から晩まで死ぬまで働く。

そういうのを何ていうか知ってるか?

 

馬車馬だ。

馬車馬のように働く国民を作るために、権力者はルールを作るんだぞ。

 

何も考えないバカを沢山作って、馬車馬のように働かせるんだ。

バカはずっと権力者に搾取され続ける。

 

そんな国でもな、勉強だけは平等にできるんだ。

本質を見抜く思考力をつけることで、搾取されない人生が送れるんだ。

 

搾取されたくなかったら、勉強しろ!

東大へ行け!」

 

とまぁ、こんな感じの内容w

 

 

かなり過激ですよね!

 

ドラマなので、サラッと受け流されるかもしれませんが、これは権力者とルールと国民の関係性をかなり的確に表現していると感じました。

 

 

私には「哲学を学べ!」と聞こえましたけどねw

 

 

 

権力者とルールの関係をやんわりとしか捉えてなかった過去の私がこのセリフを聞いても、ピントはこなかっただろうなぁと思います。

 

 

 

ま、全国民が馬車馬のように働いても、そんな質の労働では大したお金は稼げないですよね。

大金を稼ぐのはやはり本質を見抜ける人なのでw

 

 

だから、大学受験の内容もようやく変わってきました。

馬車馬国民を量産するより、本質を見抜く国民を量産した方が強い国家になるはずだし。

 

 

そんな国民が権力者を批判する国になっていけるといいですね。

 

 

 

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