白水淳

【コーチングオフィス】ネガティブな感情の扱い方(その3)※修正

2021/5/12配信



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おはようございます。


コーチング・オフィス


白水淳(しろうずあつし)です


 


このメルマガは通算【843号】です


 



 


前回のタイトルが


「ネガティブな感情の扱い方(その3)」


となっていました。


 


 


正しくは (その2) でしたね。


 


今回が (その3) です。


そのため、今日のタイトルを


※修正 としています。


 


失礼いたしました。。


 


 


さて、お話は前回のつづきからです。


 


 


(※ バックナンバーは以下から読めます)



 


Yさんは、小売店を統括する部門の


部長をやっています。


 


しかし、最近Yさんの直属の部下の


マネージャーが退職したため


当面Yさんが兼任をしています。


 


今現在は、部長としての仕事と


マネージャーとしての仕事が


重なり、どうしていいか


わからない状況に陥っています。


 


そんなとき、Yさんの会社の社長から


白水にコーチングの依頼がありました。


 


前回は


ネガティブな感情の対処方法として


 


1)一旦とりあえず「興奮」を鎮める


2)最適な行動を考える


3)行動する


4)「興奮」=感情がおさまる


 


という順序を覚えておくと良い


 


という話を聞いていました。


 


さて、今日はどんなコーチングになっていくのでしょうか?


 


 


「白水さん、少しわかってきたことは


ネガティブな感情がおこったときには


対処方法をあらかじめもっておく


ということですよね?」


 


「そうです。だから


 


自分は感情に支配されないで


冷静に対応できますよ


 


というならば、


 


冷静に対応するための方法


 


を説明できないとウソになりますね」


 


「そうか、、、。いつでも


ネガティブな感情にならないように


しないといけませんね」


 


「Yさん、ところがそういうわけでも


ないんです。もう1つ覚えておいて


ほしいことがあるんです」


 


「え?ネガティブな感情になるのは


ダメではないのですか??」


 


「そうですね、、、少し説明しますね」


 


 


そもそもネガティブな感情


(怒り、悲しみなど)は


なんのためにあるのでしょうか?


 


これは、もともとわたしたちが


危険を避けるために、残った


原始的な機能だといわれています。


 


そして、実はもう1つ


ネガティブな感情には機能があります。


 


それは、


 


「引き起こしたことに考えを集中させる」


 


機能です。


 


怒りや悲しみなどは


引き起こしたと思われることを


何度も思いだしてしまいます。


 


一方で、そのことを思い出し


危険を避けるための対処方法や


対策について、集中して考える


ことができます。


 


よく、怒りのパワーとか


悲しみをエネルギーに変える


などと、表現されるのはそのためです。


 


冷静に対処方法を考えるとき


怒りや悲しみを引き起こしたことを


思い出し、対策に集中する


という機能をつかうことができます。


 


 


「白水さん、ネガティブな感情は


全部ダメなものかと思っていました」


 


「おおげさにいうと、進化の過程で


残ったものですから、ちゃんと意味が


あるのでしょうね。


ただ、そのままでは、現代だと


うまくいかないのだと思います」


 


「ポジティブになればいいという


わけではないのですね」


 


「何もかもポジティブに考えれば


危険や間違いに対処できないので


現代でも、あぶない状態になりますよ」


 


「そうか、、、なるほど、、、」


 


 


この話は次回につづきます。


 


 


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最後まで、お読みいただき


ありがとうございます


 



  

 


 



 



 

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