10年目の311
皆様
こんにちは
クリスタルボウル 奏者
ホリスティックセラピストのえんどうそのこです
昨日は10年目の311
皆様は どんなふうにお過ごしでしたか
私は 昨日は
地元宮城県 七ヶ浜(しちがはま)の
菖蒲田浜(しょうぶたはま)にいました
集まっていたたくさんのひとたちと一緒に
青い空の下の青い海と白い波を見ながら
14時36分を迎えました
14時36分
大きな音で一分間
黙祷のサイレンが鳴り渡り
私も海に向かって
天に帰られた方々のご冥福を祈り
この地球への感謝と
今を生きる私たちへの導きを祈り
一分間の黙祷をしました
菖蒲田浜では
震災後 瓦礫と一緒に流れ着いた鐘が
ボランティアの人々の手によって
「祈望の鐘」として大切に保管され
10年目を迎える今年
祈りにいらっしゃる方々のために
その鐘で 海辺に「祈望の鐘」のモニュメントが作られていました
鐘のまわりの流木は
震災以後 ずっと続いている
七ヶ浜の海の清掃活動の際に集められてきた
流木だそうです
震災ボランティアで七ヶ浜に通う間に
この土地の海や人が好きになって
移住した若い方々もおられ
そんな方々が海をきれいにする活動も
中心に行っていると聞いています
東北には各地にそういう話があり
震災は東北に日本各地から あるいは世界各地から
新しい人々がやってきて相互交流がはじまった
そんなきっかけの時でもあったのだなと思います
黙祷のあとは
海辺まで降りてこの鐘をつく人
じっと海を眺める人
友人やご家族と
ずっと防潮堤を歩く人など
みなさんが それぞれ
海を眺めながら311の午後を過ごしておられました
私も 人々の姿がまばらになってから
連れて行ったボウルたちを並べ
海に向かって演奏させていただきました
七ヶ浜は
私が福島県と並んで
数多く通わせていただいたところで
東京の看護師さんたちの団体や
宮城 福島 山形のセラピストさん 整体師さんたちと出会い
一緒に 避難所 仮設住宅 公共施設 と会場を移し
4年ほど ボランティアをさせていただきました
その後
その活動で出会った仲間の一人が
早逝するという出来事もあり
昨日はその仲間に向けての思いもあって
懐かしい七ヶ浜の海で奏でようと思いました
海を見ながら
音を鳴らしていると
風が冷たい中でしたが
時々 立ち止まって 聴いてくださる方があり
中には正座してじっと聴いてくださる方もありました
演奏が終わると
みなさん 何かしら言葉をかけて感謝してくださり
私の方がありがたい気持ちになりました
10年
いろいろあった気もするし
そんなに変わらなかった気もする
意識しないと
毎日がただ流れていっただけにも思いますが
こうして 10年なら10年と
区切りを設けて振り返ってみると
なんとか生きてきた日々の中
出会ってきた人や体験させてもらったことが思い浮かび
改めてありがたい思いに満たされました
そして
何ができるというわけでもないけれど
そして なぜだか分からないけれど
自分はまだ 生きる時間をいただいている
と思いました
じゃあどう生きるのか
その答えははっきりしているわけではないのですが
どんな小さなことでも
自分のできることを通して
ひとの役に立つことができたら
最高だなと 今は思っています
そんな流れで 思いついて開いたのが
夜のオンライン会 「みんなで過ごそう311」でした
10年目の311が近づくにつれ
震災で私が再発見したものってなんだろう
と振り返ることが多くなり
そこに
土地の歴史や
お年寄りの知恵と同時に
「ひとのつながり」の大切さがありました
人とのつながりが
ひとのこころとからだをあたためる
コロナの中ではあるけれど
ならば オンラインでそんな場を
つくってみたいと思いました
例によって
しょっぱな 機械の操作で戸惑ったりもしましたが
みなさんといい時間を過ごさせていただきました
参加者は全部で14名
私を1名と数えると 1と13 113
あ
後ろから読んだら 311だ!!!
なんて
あとでびっくりしていました^^;
夜の会に参加してくださったみなさん
そして夜に参加できなくとも
14時36分に
東北に想いを寄せて
ボウルを奏で 祈りを捧げてくださったみなさま
ありがとうございました
ご縁をいただいていることに感謝です
さて
長くなりましたが 明日は新月
今月の新月瞑想会は初めて朝に行ってみることにしました
朝のお話と瞑想に興味のある皆さんの
ご参加お待ちしています
それでは
振り返りと整理整頓の3月
引き続き 楽しみましょうね
皆様 どうぞよい午後を♪
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