藤原 恵津子
藤原 恵津子

刷り込まれている競争意識

2021/3/ 4配信


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皆様 こんにちは
可能性開花トレーナー藤原 恵津子です。


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子供のころから、私たちは上位を目指すことを教えられてきました。


テストでよい成績をとること、
スポーツで勝つことなど、


とにかく他人と比較して、少しでも上位にいることが価値あることとされてきました。


学校教育では芸術さえも、誰の絵が一番上手か、誰の演奏が一番うまいか、基準をもとに評価されます。



それは遊びにも反映されていて
例えば、トランプをはじめとするカードもそのほかのゲームも勝者と敗者がたいていあります。


 


こういう中で育ってきた私たちは、子供のころから自然と勝者と敗者があることを知り、勝つことに価値を感じるようになり、いつしかそれを生活すべてに当てはめるようになります。


人と比較し、優越感を感じたり凹んだり、すべて勝ち負けや他者との比較を通して自分自身のアイデンティティや価値を構築していくのです。



これでは勝者も敗者もなかなか幸せになれません。



敗者は、常に劣等感を感じますし、勝者は、いつまでも勝者ではいられませんから。


勝つことによってできる自己価値は、もろいのです。


ナンバーワンではなくオンリーワンという歌がかつてはやったのは、どこかいびつでしんどいその世界をだれもが感じていたからかもしれません。


 


さて、日本古来の遊びには勝ち負けがありません。


通りゃんせ・はないちもんめ・かごめかごめ、かくれんぼ、缶けり、


私たち日本人は、そういう国民性を本来持っていたのだと思います。


 




 


 




勝敗は勝負が前提になっています。


勝ったものは上位に位置付けられ、優位な立場になります。


 


 


その立場を保ち続けるために、その優位な立場を最大限利用し、それをシステム化、固定化したとしたら…。



その結果が今の社会かもなぁとも思うのです。



今の社会の基盤となっている政治・経済は、本当に今の形でしか成り立たないのでしょうか?


例えば、今、当たり前に「お金は必要」って思ってますが、本当にそうでしょうか?


 


持てる者とそうでないものが明確で、持ちたいと思わざるを得ない状況。


 


日ごとに便利になっていく世の中ですが、例えば ihoneひとつとってみても、便利なようで不便になっていませんか?


 


使いこなすために、さらに次の商品を購入しないといけない仕組みになっていたり(今まではいらなかったのに)ってこと、そのほかの場面においても、ありませんか?


私はそんなことだらけです。


そうやって、仕組みに乗せられてるんだなって感じがします。


 


そして、その仕組みを当たり前と思ってしまって(思わされて)いるのかもしれません。


 


疑う余地もないほどの当たり前を疑ってみることで、これまで見えなかったものが見えてくるのかもしれませんね。


 



 





 


 


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