田村 智津子

新型コロナワクチン、打つ?打たない?

2021/1/30配信


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医療従事者向けの先行投与が始まる



新型コロナワクチンが、医療従事者へ先行投与されることを受け、私が勤める病院では、ワクチンを受ける意思がある者の署名を集めて、投与予定者リストが作成されました。


当院でも、初めは強制ではありませんでしたが、その後『病院の方針として、全員が署名する』と、変更されました。


職員全員にマスクやゴーグルが支給され、厳重警戒モード。


当面の間、コロナ専門病棟を作る必要がなくなったのにも関わらず…です。


 


上司(リハビリ科長)へ相談したところ



  • 気持ちは分かるが、これは医療従事者の宿命

  • クラスターが発生すると病院が潰れる可能性もあり、ワクチン接種せずこれに関与した場合、賠償責任を問われる

  • ワクチンを必要数確保するための署名だと思われ、必ず接種を受けなければならないかどうかまでは不明確

  • 接種するかどうかは病院側と交渉になるだろうが、受けなければ働けなくなる可能性がある


 


ということで、気持ちの整理はついていませんが、ひとまず署名だけは行うことにしました。


一生懸命に頑張っていても、所詮、組織ではひとつの駒でしかないんだな…


なんだか、切なくなりました。


 


医療従事者はモルモットじゃない


インターネット上では、医療現場からの不安の声を取り上げたニュースが掲載されていました。


(テキストの記事は既に削除され、YouTubeだけが残っています)



新型コロナのワクチンについて、政府は、来月下旬から医療従事者を先行させて接種を始める方針ですが、医療現場からは不安の声も上がっています。 大分県内の病院で働く50代の男性看護師の元には、接種の希望を確認するアンケートが勤務先から送られてきました。男性は接種を決めましたが、同じ病棟の看護師らの7割が「接種しない」ことを選んだといいます。 「“もし自分が副作用が起きたらどうしよう”とか恐いイメージを持たれているので、受けたくないという方が多いのと、自分たち(医療従事者)で大丈夫かを見て、実験台にされているという捉え方をされている方がいらっしゃるのが印象的」(男性看護師) 厚生労働省は、先行して接種した人たちの接種後の健康状態や副反応などを調査し、結果を公表するとしています。



https://www.youtube.com/watch?v=22uBZkpMhKU&feature=share&fbclid=IwAR3m0FzARJJs9cL_GOvH81ElrMqPXv3lWNcrmtR_d7vQjjwYXQhqrR8SzfQ


 


『患者をモルモット扱いした報いだ』というコメントも目にしました。


結果的にそう見える事例があることは否定できませんが…


だからって、医療従事者をモルモットにして良いわけじゃない。


 


新型コロナウイルスの他に新しい病原体がどんどん発生してくるとも言われており、今回の事例が”例外的”ではなく、スタンダードになってしまう可能性もあると思います。


ただでさえ、コロナ差別を受けているのに…


このままでは、医療従事者がいなくなってしまいます。


 


いや、待って?コロナは本当に陰謀?


一方、そのようなワクチン忌避論を後押ししているのは、いわゆる『陰謀論』で



  • 新型ウイルスはフェイク

  • コロナはただの風邪

  • パンデミックは政府とメディアが仕組んだもの


などといって反自粛を呼びかけたり、『不安を解消できる』と謳われる商品やサービス,メソッドなどを提供したり、という動きがみられます。



陰謀論は社会的排除に対する「完璧な解毒剤」


アメリカの科学雑誌『ディスカバー』は、陰謀論を唱えやすい集団には、「社会経済的地位の低い人々、排除されている人々、人生が手に負えないと感じている人々が含まれる」と指摘し、これらの集団の数はコロナ禍が始まって以降増加していると述べている(Why the Pandemic is Turning So Many People into Conspiracy Theorists/2020年5月12日/DISCOVER)。


ここで紹介されている社会心理学者ダニエル・ジョリーの分析は特筆に値する。彼は、陰謀論が社会的排除に対する「完璧な解毒剤」として機能していると看破している。つまり、自分たちは他の真実を知らない人々と違って、「水面下で何が進行しているかを正確に理解している」、換言すれば、「特別な情報にアクセスできている自分たちは特別な存在(これはかなり単純なトートロジー=同語反復なのだが)」と信じることによって傷ついた自尊感情を救済するのである。


しかしこれは、情報格差による地位の優越と考えれば、何ら珍しい話ではない。Aは、BがCとつるんでDの失脚を画策していることを知っているが、Gはそれを知らずにCにDの情報を漏らしているということがよくあるが、仮にそれが嘘の情報であったとしても「自分は知っている」という優越性、それに基づくコントロールの可能性を握っていることこそが自尊心の一部に与するからだ。


「コロナはフェイクだ」「パンデミックは嘘っぱち」――このような物言いに飛びつくのは、コロナ禍でパニックに陥った世界全体を嘲笑することができるステージへと素早く上昇し、悪意のある何者かによる陰謀というハリウッド映画さながらのドラマティックな物語性を生きることができるからである。



元記事:「コロナは陰謀」と信じる人々を生む深刻な病巣


 


私は、現段階でのワクチン接種は怖いと思っています。


でも、『ワクチンに有害物質やマイクロチップ』等という陰謀論を100%信じているわけでもありません。


 


『メディアの情報は洗脳だ』という主張が強くなればなるほど、そちらもまた“洗脳”なのではないかと思えてきます。


ワクチン以外の発信内容を遡ってみると、矛盾点が見つかることもあります。


今日やっと、それに気付いたんですけどね(^^;


 


もし本当に体内にマイクロチップを埋め込みたいなら、わざわざ騒ぎを起こすより、既存のワクチンに混入させる方が、警戒されない分効果的ですよね?


 


結局、自分がどう捉え、何を信じるかしかないのかもしれない。


だって、肉眼では見えないのだから。


 


接種を受けるかどうかは、もう少し考えてから決めますが


ウイルスも、ワクチンも、恐れ過ぎなくて良いのだと思いました。


 




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