皆様、こんにちは！

人の心を見える化するツール「エレメンツコード®」開発者/ お店の出店「立地」コンサルタント/ シェアハウス「ノア」のオーナーの林原琢磨です。

エレコの４属性で分析できるのは、
リアルの人間の性格・性質だけではありません。

同じ考え方を当てはめれば、
マンガやアニメなど、創作物に登場するキャラについても、
分析することができます。

「そんなことして何の意味があるの？」

「ただのオタク趣味なのでは？」

という声が聞こえてきそうですが････

とんでもない！！

創作のキャラを分析することは、
実在する人物を分析するよりも、
時に面白い発見があるのです！！

自分が憧れるキャラや好きなキャラが、
自分と同じ属性であったなら、

そのキャラをロールモデルにすることで、
現実的な自分の成長に繋げる

こともできます。 

逆に、どんなに格好いいキャラだったとしても、

属性が同じでないことが分かったのならば、
憧れすぎるのはよくないということにも繋がります。

また、特に『鬼滅の刃』をはじめとして、
登場人物が超能力や特殊能力を持っているような漫画においては、

「どんな属性のキャラがどんな能力を持っているか」

を分析することで、


現実においても、

「自分の属性ならどんな能力や技術が向いているのか」

ということの参考にすることができます。

（そういった切り口で数多くのアドバイスをさせていただきましたし、
　実際に高い能力や技術を持つ人は自身の属性にリンクした能力を持っている場合が多いのです）

勿論、「超能力」が身につくわけではありませんよ？

そこは現実に落とし込んで考える必要があります。

漫画やアニメのキャラから「能力」の活かし方を学ぶ

例えば････

漫画のキャラが、性格的に「水風」で、そして、

「広範囲に向けて炎を放つ」

という能力を持っていたとしましょう。

その場合、「炎を放つ」というところを見ると超常的ですが、
「広範囲に」というところは、現実でも考えられますよね。

あなたが「水風」でそのキャラに憧れる部分があるなら、

「何か広範囲に向けて拡散できるコンテンツはないだろうか？」

みたいに考えてみたらいいのです。

そういった感じで、

漫画やアニメ、創作が好きな人は、
自分の好きな作品については、キャラをエレコ分析しておくと、
より深い学びを得ることができるかもしれません。

少なくとも僕はずっとそんなようなことをしてきて、
それが自分の人生にもクライアントさんのためにも、
かなり役立っています。

何より、面白いですしね！！！

ちなみに、創作物のキャラクターって、ある意味、
「とても分かりやすい」んですよ。

現実の人間は、色んな側面を持っているため、
一概にカテゴライズすることが難しい場合もあるんですが････

創作物のキャラは、性格が基本的に一貫しています。

そうでなければ、読者・観客に分かりづらいからですね。

そのため、とても分析しやすく、理解を深めやすいので、
時に現実の誰かを分析するよりよっぽど面白いことが分かります。

『鬼滅の刃』登場キャラの性格・性質や能力をエレコ分析！

と、前置きはこれくらいにしまして････

そんなこんなで今回は、

今映画公開中の人気アニメ、
『鬼滅の刃』に登場するキャラたちについて、
その性格・性質や能力をエレコ分析

してみようと思います。

本当はすべてのキャラについてじっくり語りたいところですが････

今回は、敵キャラから、何人かピックアップします。

「上弦の鬼」と呼ばれる最強の鬼たちと、
鬼のボスである鬼舞辻󠄀無惨（きぶつじむざん）を取り上げていきます。

先にお伝えしておきます。

『鬼滅の刃』が分からない、もしくはアニメしか見てない方々。

今回はごめんなさい！！！！！笑

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（１）上弦の陸「堕姫（だき）」「妓夫太郎（ぎゅうたろう）」

「堕姫」は「風火」でしょう。

自分の美しさに絶対的プライドを持ち、
気に入らないことがあると力で相手をねじ伏せようとします。

そのこだわりと威圧的態度は、「風火」によくあるものです。

その血鬼術は、「帯を自在に操る」というもの。

物体のコントロールを得意とするのも「風火」の性質です。

現実世界でも、車のドライバーからヨーヨーのスペシャリストまで、
「道具を使いこなす」という強みは、「風火」の要素なのです。

その兄「妓夫太郎」は、「火風」だと思います。

妹に対する執着心、美しいものに対する執着心、
恵まれている者に対する執着心など、

強い「執着」の心は「火」エネルギーに属するものです。

さらには、相手から奪ってやろうというスタンスは、
自分の利益のためなら相手を省みない、
「風」のダークサイドの発想です。

その血鬼術は鎌を操ったり（風火）、
自分の血というコンテンツ（火）を使って大規模な攻撃（風）をしたり、

というのが主流です。

なお、その鎌で傷をつけられると毒が回ってじわじわ死に至るのですが、

「毒＝じわじわ侵食する」という性質は、「火地」の要素です。

一番強いのが「火」なので、「火風」のエネルギーだけでなく、

「火地」のエネルギーも併せ持ちやすいというのは、
現実世界でもよくあるパターンです。

（２）上弦の伍「玉壺（ぎょっこ）」

「玉壺」は、きわめて「火」が強い「火風」です。

自身のアーティスティックなセンスに絶対の自信を持ち、
そこを侵害されると怒り狂うところは、
まさしくプライドの高い「火風」あるあると言えるでしょう。

また、作品のために他者を踏みにじっても何とも思わない冷徹さは、
これもまた「火」のダークサイドであるサイコパス性の顕れです。

血鬼術は、壺を媒介にして様々な攻撃を繰り出すことです。

この、壺を使っているというところが、前述のように、
「道具をコントロールする」という「風火」性質と言えます。

（３）上弦の肆「半天狗（はんてんぐ）」

「半天狗」はなかなかキャラとしては判別しづらいのですが、
おそらくは「火」に突出した性質ではないかと思います。

基本的に内向的で臆病、積極的に攻撃するというよりは、
分身たちに戦わせて本体はひたすら逃げ続けています。

これは、「火」がダークサイドに堕ちた時によく発症する、
「ヒキコモリ」の症状に似ていると言えるでしょう。

その血鬼術も、複数の自分の分身を作り出すところが、
新しいコンテンツを発明することに長けた「火風」の性質と言えます。

また、それらの分身は本体が操っているというよりは、
それぞれが意志を持って「自動操縦」のような状態です。

これは、「自動化」「仕組み化」が得意な「火地」の性質でしょう。

（４）上弦の参「猗窩座（あかざ）」

映画にも登場している「猗窩座」は、
「風水」の性格をした鬼です。

上弦の鬼の中で、唯一の「水」側のキャラです。

「強い相手と戦う」という強い目的を持っており、
相手と正々堂々勝負することを重視するのは、
「風」の性質に当てはまるものです。

強さにこだわるあまり弱者を嫌うという性質はあるものの、
基本的には悪意を持って相手を貶めようとはしません。

その血鬼術も、言うなれば格闘技ですから、
「身体を使って勝負する」という「風水」の要素でしょう。

（５）上弦の弐「童磨（どうま）」

「童磨」の性格的な属性は、「火風」です。

特にサイコパス性が強い「火風」と言えるでしょう。

コロコロと表情を変えるので一見して「水」に見えますが、
実はそれは偽りのキャラであり、共感の心など持っていません。

特殊な主義主張を頑なに信じ込んでおり、

人の幸せのために良いことをしていると思い込んで、

しかし結果的に人を不幸にしていく様は････

現実の「火風」にも、よくある光景です。

血鬼術は、２つの扇子を使って氷を生み出し、操ります。

氷を作るのが「火風」、それを操るのが「風火」の要素であると言えます。

（６）上弦の壱「黒死牟（こくしぼう）」

「黒死牟」の性格は、「風火」です。

鬼になる前からなった後まで、彼を突き動かすのは、
圧倒的な力を持った弟に対する「嫉妬」です。

相手に負けていることへの焦りが行動の根源にあること、
そして、勝てないのに生き方を変えることもできない執着心、
それらが、「風火」らしさを如実に表しています。

血鬼術は、特殊な刀を使った剣技です。

「剣を使いこなしている」というところから、
これもまた「風火」の性質であると言えます。

（７）上弦の陸（後加入）「獪岳（かいがく）」 

「獪岳」も、性格・血鬼術ともに、
「黒死牟」ととてもよく似た「風火」です。

「黒死牟」の場合は弟に対する嫉妬、
「獪岳」も、弟弟子である善逸に対する嫉妬が原動力です。

（８）上弦の肆（後加入）「鳴女（なきめ）」 

「鳴女」は作中でもほとんど喋らないので、
性格的なところが判別つきづらいのですが････

しかし、その内向的な態度を見ていると、
おそらくは「火地」と思っていいでしょう。

その血鬼術は、琵琶の音をキーに、
鬼の根城である「無限城」の内部構造を操作します。

これは、「コントロールしている」というよりも････

「琵琶の音ひとつで操作できるよう自動化・仕組み化している」

と見るべきでしょう。

すなわち、「火地」に分類される能力であると考えられます。

（９）「鬼舞辻󠄀無惨（きぶつじむざん）」 

鬼たちの大ボス「鬼舞辻󠄀無惨」は、
これこそが「火風」であるというくらいの「火風」です。

「水」の共感性や「地」の協調性が本当にカケラもない、
精神性が超未熟な「火風」は、自分の願望のために他者を踏みにじる、
いわゆる「サイコパス」と呼ばれる状態になりやすいもの。

失敗した部下の言い訳を聞かず容赦なく切り捨てたり、
被害者たちに対して冷酷な言葉を吐き捨てたり、
目的のためなら手段を選ばなかったり、

そういった性質のすべてが、
彼が極端な「火風」であることを物語っています。

また、彼の能力は複数あり、複雑なのですが、
例えば、その最たる「人間を鬼にして従わせる力」は、
相手を支配する、人の上に君臨するといった「風火」の性質です。

また、そもそも「鬼」という存在を彼の「コンテンツ」と見れば、
そのひとつのコンテンツをとことん突き詰める戦略は、
「火風」がビジネスでもよく取る手段でしょう。

僕がエレコを流布していることと、

彼が鬼を増やし続けていることは、

本質的には同じことであると言えます。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

以上、漫画『鬼滅の刃』に登場する主要敵キャラたちの、
エレコで見る性格や能力の分析でした。

『鬼滅の刃』を読んでらっしゃる方々は、
今回の記事で面白がってくださったなら幸いです。

とにかく、こういった感じで、
創作物のキャラクターや特殊能力などは、
エレコで分析してみることが可能です。

そして、こうやって分析してみることで、
学びになること、気付きを得られることは、
少なからず存在すると思います。

それこそ例えばですが････

今回ご紹介したキャラの中には、
「火風」や「風火」がとても多く存在しました。

それぞれキャラとしては違うのに、共通した性質を持っているわけです。

となれば、僕を含め、自身が「火風」「風火」の人は、
これらの自分と同じ属性のキャラたちの振る舞いや能力を見て、
自分にはどんなことができるだろう？と考えるきっかけにできます。

僕が、エレコで無惨に共通点を見出しているように、

他の鬼たちの能力をヒントにして、
現実の自分の能力開花、スキルアップを考えられるのです。

そういった参考に少しでもなれば幸いですし、
捉え方次第でいくらでもしていけると思います。

今回は『鬼滅の刃』をお届けしましたが、
ぜひぜひ皆さんも、ご自身が好きな作品について、
こうしてエレコで分析してみてください。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました！

メルマガの感想や今後取り上げて欲しいテーマなどあれば、
こちらにお寄せいただけたらとっても嬉しいです↓↓

エレコ質問＆感想＆アイデアBOX
https://www.reservestock.jp/inquiry/58082

それでは、次回もよろしくお願いいたします！

　林原 琢磨 

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