JUN先生
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肌に1番負担がある化粧品はクレンジング!?

2021/1/15配信



皆様おはようございます!石井純子です。


 


今日は女性なら切っても切り離せないクレンジング剤についてお伝えします!


 


成分オタクなので(;^ω^)今回はチョット長くなりますが


最後まで読んでいただくと、自分の肌に合うクレンジング剤を


選べるようになり、それだけで高い化粧水やクリームを買わずに美肌に


なれますので、最後まで是非、お読みください!


 


現代のメイク用品は「落ちにくい」をメインに作られている物が多いですよね!



落ちにくいメイクをするという事は、洗浄力の強い成分が入った


クレンジング剤が増えていると言う事です…。


 



 



なので当然、肌トラブルを抱える女性も増えているんです(;^ω^)


 


 


特に、シミや乾燥肌が増えているのは完全にクレンジング剤のせいです…。


 



私は、サロン勤めの頃に色々なメーカーのクレンジングを使わされて


いたのですが、あっという間にそれはそれは見るも無残な


肌になっていました…(>_<)


 



そして悩んで、肌に優しい化粧品を作る会社に転職し、


化粧品の成分を化学式から教えてもらいおかげで


今では、成分表をみれば肌に刺激があるかないかは


すぐにわかるようになりました。



クレンジングと一言で言っても、色々な種類があるので


まずはそれをお伝えします。


 


 


メイククレンジングは大きく分けると


 


・オイル系



・クリーム系



・ミルク系



・リキッド系(ジェル系)


 


の4つのパターンに分類出来ます。


 


 


<オイル系の特徴>



オイル系はオイルを主成分に界面活性剤を乳化用に配合した処方で、


水分を殆ど含んでいません。


 


オイルで油性のメイク汚れを浮かして落とすため高いメイク洗浄力が特徴です。


 


オイル成分の種類によっては脱脂力が強すぎて肌負担が


大きい場合もあったり、溶かしたメイクが毛穴に入り色素沈着する事もあります。


 


 


<クリーム系の特徴>


 


クリーム系もオイル主成分ですが、水分が多めに配合されており、


油層・水層の転層現象を利用したクレンジング。


 


予め乳化されているので界面活性剤は多めです。


洗浄力は比較的高めですが、オイルに比べるとマイルドです。


ただし水分や油分量の変化で乳化安定が崩れ、うまく使えなくなるので


注意点としては、濡れた手やお風呂場での使用をするとメイクは落ちず、


ただ皮膚だけダメージを負う事になりますのでご注意を!


 


 


<ミルク系の特徴>



ミルク系はクリームよりさらに水分を多く含んでいて、


水分主体にオイル成分を乳化した作りです。


 


オイル系やクリーム系がオイル成分同士の溶け合いで


メイクを浮かしているのに対して、ミルク系は


界面活性剤の働きによる乳化作用でのメイク落としが主体になります。


(オイル同士の溶け合いも若干あり)


このため洗浄力がオイルやクリームに比べてとても低く


濃いメイクには対応出来ません。


 


脂分を落としすぎないのでお肌への負担はかなり低めなので


ナチュラルメイクさんにオススメです!


 


 


<リキッド(ジェル)系の特徴>



主成分がほぼ水分。


界面活性剤の働きによりメイクを落とす構成になっています。


 


洗浄力が最も低く、オイルを含まないので肌に優しい…


と思われる方も多いですが…


 


界面活性剤のみの力でメイクを無理矢理、水分に溶かしているので


洗浄力が乏しい割に肌への負担が大きいので敏感肌、乾燥肌


の方は注意しましょう!


 


脂分よりも摩擦緩和力が低いこともあり、摩擦しないとメイクが


しっかり落ちないので、肌への負担が大きくなる傾向があります。


 



 


 


という感じで


 


一般に


「オイル>クリーム>ミルク>リキッド(ジェル)」


の順で洗浄力が高く、


 


オイル系は乾燥しやすく


リキッド系は洗浄力が低すぎる


などが問題であげられます。


 


 


が!!!!


 



実は同じ『オイル系』でも


 


主成分に用いるオイルの種類によってその洗浄力特性が全く変わってきます。


 


詳しく説明すると長くなるので(;^ω^)簡単にまとめます!


 



 


オイルには


 


・『油脂系』


…コメヌカ油、オリーブ油、マカデミアナッツ油、


アルガンオイルなどの「油脂」が主成分。


 


・『エステル系』


…パルミチン酸エチルヘキシル、


ミリスチン酸オクチルドデシル、


エチルヘキサン酸セチルなど「エステル」が主成分。


 


・『炭化水素油系』


…ミネラルオイル、水添ポリイソブテン、イソドデカン


スクワランなどの「炭化水素油」が主成分。


 


の3つのパターンがあり、


 


 


中でも『油脂系クレンジング』はオイル特有の高いメイク落とし力を


持ちながら、肌に必要な保湿成分や脂分を適切に残しつつ


洗えるという非常に優秀なクレンジングなので、私は『油脂系』


のオイルクレンジング一択です(*^-^*)


 



ただ…一般に市販されている安価なクレンジングオイルは


ほぼ全て炭化水素油(ミネラルオイル)系のため、


高い洗浄力と強い脱脂力が相まってしまい肌にダメージを


与えるのでオイルクレンジングを買う際には

しっかり成分表記をみる事をオススメいたします!!


 


 




 


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