「石ころ」では成長できない?
皆様こんばんは。
歯科衛生士人財育成コーチの前池 綾乃です。
本日もメールをご開封いただき、
ありがとうございます。
先日ご案内した、
来年度の歯科医院研修コースの
ご相談は満席になりました。
ありがとうございました。
研修コースのご相談は本日までです。
https://resast.jp/inquiry/Yzg1MTFkOTAwZ
風の時代の到来
本日、12月22日から
水瓶座の位置で
木星と土星が大接近するらしく、
時代が大きく切り替わりをするそうです。
今までは「地」の時代だったのですが、
「風」の時代に変わります。
簡単に言うと、
世の中の価値観が
大きく変化していき、
今まで当たり前と思っていたことが、
当たり前でなくなる。
そんな時代に変わりました。
今年は新型コロナウイルスの影響で、
リモートワークが増え、
オンラインセミナーが増え、
皆様も
リアルで会えなくても、
オンラインで繋がる機会が増えたのでは、
ないでしょうか?
私は2年前からZoomを使用しており、
オンラインセミナーで起業しましたが、
当時はZoomを使う歯科衛生士さんが
全くいませんでした。
セミナーを受講いただくのに、
まずはZoomの使い方から教えていました。
それがコロナウイルスのおかげ?で、
Zoomを使える方が圧倒的に増えました。
これからますます変化を求められる世の中に、
自分自身も柔軟に変化していきたいと思います。
では、本日の本題です。
石ころの人材では成長できない?
先日こんなお悩みを聞かせていただきました。
「良質で高水準の歯科治療を行いたいが、
人の問題での悩みは尽きない」
・歯科衛生士と歯科助手に溝があるように感じる
・治療技術が高いDrが揃っているが、
それをサポートするスタッフのレベルが乏しい
・他院のスタッフに指導したり、
モチベーションを上げることの方が簡単だが、
自院となると、スタッフが院長の言うことを聞かない。
子供が父親の言うことを聞かないのと同じで、
難しい。
もともと、
ダイヤの原石をもっていれば輝くが、
ただの石ころだと磨いても輝かない。
確かに、
ダイヤの原石を持つ人の方が、
磨きがいがあり、
成長スピードも速いです。
ダイヤの原石を持つ人は、
初めから他の人とは違う
何かを感じさせます。
面接の時に、そんな方が、
たくさん来てくれると良いのですが、
現状は厳しいかもしれません。
先生から見ると、
「石ころ」の人材かもしれませんが、
私がスタッフさんたちと接した印象は、
「普通」でした。
見学している私に、
親切に接してくれる方、
積極的に話しかけてくださる方は、
期待されている「ダイヤの原石」の方。
一方、
「石ころ」と思われているスタッフさん。
あまり積極的ではありませんが、
話しかければ、笑顔も出て、
優しく応えてくださりました。
挨拶も普通にされていました。
態度が横柄な方も、
いらっしゃるかもしれませんが、
少なくとも、
今の時点で「ダイヤの原石」以外、
ダメなスタッフとは思いませんでした。
きっと先生も、
ご苦労されてきたのだと思います。
一生懸命に接しても、
理想的なスタッフに育たなかったのかもしれません。
時間と情熱を注いでも、
あまり上手くいかず、
このような気持ちになってしまったことも
お察しします。
しかし、このまま数年経てば、
「石ころ」の方たちが、
劇的な成長を遂げられるでしょうか?
答えはNOです。
数年後には退職されているかもしれません。
なぜ成長できないかと言うと、
「石ころ」=
成長できないと思っているからです。
思考は現実化し、
期待されていない人たちは、
先生が思った通りの行動をとります。
できないレッテルを貼れば、
できないスタッフになってしまうのです。
そして院長の思い込みは、
スタッフに通じていきます。
「院長が自分の能力を信じていない。」
「私の価値を低く見ている。」
「必要とされていない。」
そのような考えに陥ったスタッフは、
ここで働く自分の価値を見出せず、
居場所がなくなり、
去っていきます。
本当にスタッフの能力が低いのでしょうか?
先生がこうなってほしいと言うレベルが、
具体的にイメージできないだけかもしれません。
先生の理想的なスタッフを、
同じ働くスタッフも見たことがないのかもしれません。
何か仕事に打ち込める、
情熱的になれる体験や、
きっかけがなかっただけかもしれません。
きっと先生も時間と情熱をついやされたのに、
上手くいかず辞められ、
次々に人が入れ替わり、
疲れられたことと思います。
ですが、
今一度スタッフが成長すると、
信じてみませんか?
スタッフを育てることと、
子育てはとても似ていると思います。
子どもが
コマなし自転車に乗る時と
同じです。
ほとんどの人が、
やったことがないことを、
最初から上手くできません。
何度も何度も練習します。
そして、
自転車に乗っている人を
見たことがない子どもが、
いきなり自転車に乗る練習しても、
乗れるでしょうか?
自転車にまたがることも、
ペダルを踏んで、こぐ動作も、
イメージできないと思います。
そして、
子どもと練習するときには、
こんな声かけをされたのではないでしょうか?
「絶対大丈夫❗️ 必ず乗れるようになるから❗️」
子どもができることを信じていましたよね。
自転車に乗れない人なんていない。
スタッフの皆さんも、
何かしら、
小さな努力をしてきたと思います。
それが大人になって、
努力の仕方がわからないだけかもしれませんね。
<理想のスタッフに育てるポイント>
①スタッフが成長できると信じきること
②具体的にどのようなことを求めているのか話すこと
③理想の動きができるスタッフを身近に見せること
をまずは意識してみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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