江島裕美子(えっしー)
江島裕美子(えっしー)

自分への「ゆるし」と自己肯定感

2020/12/13配信


親愛なる皆様へ


生きやすい思考と行動を追求し、伝えること


えしま ゆみこ(えっしー)です。


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来年2月に、性格の強みを詳しく解説した


”The Power of Character Strengths"


の翻訳本が、松村亜里さん監修で出版されます。



それに先立ち、


ニューヨークライフバランス研究所の


オンラインサロン「Ari's Academia」では


原著の読書会が活発に行われています。


先日私は「Forgiveness/寛容さ」をテーマに


読書会を行いました。


(その時の様子はこちらからどうぞ)


あの読書会をきっかけに、


寛容さ、つまり「ゆるし」について


色々と考えていました。


 


そんな私のグルグルとした思考の中から


「自己肯定感」と「ゆるし」について


感じたことがあったので、


今日は書いてみたいと思います。


上手く書けるか分からないけれど、


チャレンジしてみます。


 


私の中にいる1号さんと2号さん



突然ですが、私はむちゃくちゃ


面倒くさい人間だと自覚しています。


 


まず、私は無条件の自己肯定感が


とても低いのがデフォルトで


生きてきました。


 


なので、いつも自分は


「普通の人のようにはなれない」


「私は他の人とは違う(自分は変だ)」


という低いところから周りの人を


見る癖があります。


この私を、えっしー1号とします(笑)。


 


それだけならまだシンプルでいいのですが、


私の中に、もう一人の自分がいるんです。


この人は、斜に構えた、


いわゆる『ひねくれもの』です。


「私はみんなとは違う」


「皆は私の所には来ることはできない」


と、人を上から見ています。


この私は、えっしー2号としましょう。


 


私は、この2号さんのことをずっと


「邪魔な奴だ」「厄介者だ」


と思っていました。


だって、2号さんのせいで


人間関係がうまく行かなかったり


自分自身が辛くなったりしてきたから。


 


ずっとずっと、


どうにかして2号さんを私の中から


追い出したかった。


ポジティブ心理学を学び始めたのも


2号を追い出したいという気持ちが


あったからです。


 


でも最近、ある人から聞かれました。


 


「2号さんはどんな時に出てくるの?」


 


その質問の答えを一生懸命


探していて、出てきた答えに


自分自身が少し驚きました。


 


2号さんは、


1号さんが弱っている時に


1号さんを守ろうとして


出てくることに


気づいたのです。


 


それを伝えたら、こう言われました。


 


「もう2号さんをゆるしてあげたらどうですか?」


 


と。


 


私は、ずっと私の中に居座る


2号さんを責めて、悪者にして、


厄介者扱いして、


叩き出したいと思っていました。


「ゆるす」なんて考えたことなかった。


 


でも、ずっと1号さんを守ろうとして


頑張って来た2号さん、


もうン十年もその存在を認められず


感謝もされず、ただ邪魔者扱いされ


辛かっただろうなあと思ったのです。


 


 


現在開催中の


「世界に通用する子どもの育て方


アドバンス」


の講座では、


無条件の自己肯定感を高めるための


方法として


自分自身をいたわり、


積極的に自分に優しくする


「セルフコンパッション」


お伝えしたり、


「セルフコンパッションワークブック」の


読書会に出席したりして来てたんですけどね。


 


頭で分かってはいたけれど、


心で実感して、


実践するところまで


行っていなかったんだなあ、


と思い知りました。


 


 


セルフコンパッションには3つの入り口があります。


(1)マインドフルネス


~ネガティブ感情を価値判断なくありのまま受け止める~


(2)人間としての共通性


~私は一人じゃない。生きていれば誰でもこのようなネガティブ感情を体験する、と考える~


(3)積極的に自分に優しくする


~今自分に必要な優しい行動を積極的に起こす~


 


私には


(1)のマインドフルネスが難しくて


できていなかったのですが、


ちょっとネガティブ感情が湧き出てきた時、


2号さんも顔を出してきたので


これをチャンスにトライしてみました。 


 


 


2号さんの力が抜けた瞬間


ネガティブ感情を抱える自分に


「そんな風に感じているんだね」


「辛いね」


と声をかけてみたけれど、


2号さん、あまり動じず、


心はカチカチのまま、


まだずっしりと重い。


 


次に、2号さんに


こう声をかけてみました。


「2号さん、私が弱っている時に


守ろうとしてくれてありがとう」


 


そうすると、


2号さんの力が抜けて


ふわっと柔らかく、


軽くなったんです!


 


私は、ずっと邪魔で、大嫌いだった


2号さんに、感謝ができた。


それによって2号さんを


少しゆるせた気がします。


 


この作業を少しずつやっていきたい。


そして、2号さんを追い払うのではなく、


うまく付き合いながら共生する方が


良いのではないか?と


思い始めています。


 


 


「ゆるし」は「共に生きようとする意志」


私が最近気になっている


哲学者の苫野一徳さんが


「オンラインゼミラジオ」で


「ゆるし」をテーマに参加者の方々と


お話しされているのを聴きました。


そこで参加者の方々と話しを掘り下げ


出てきた「ゆるし」の定義が


「共に生きようとする意志」


というものでした。


私は妙に納得しました。


 


私は自分の中にいる


やっかいものの2号さんと


共に生きようとする意志を持って


これから進んでいこうかな、


と思っています。


それが、


私の無条件の自己肯定感を上げていく


1つの方法なんじゃないかな。


 


皆様の中にも、


厄介者の2号さんいませんか?


もしいたとしたら、


追い払おうとする代わりに


感謝して、ゆるして


共に生きようとする方法を


模索してみるのはどうでしょう?


 


 


えーと、


今日のメルマガ、訳わからん!!!


と思った方もいるかもなあ…💦


 


 


最後まで読んで下さり


ありがとうございました!


 


それではまた!


えっしー


 



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