プレスリリースの書き方<会社概要>
皆様
ど素人からマスコミ常連になった販促コンサルタント、中小企業PR普及協会(中島PR)の中島史朗です。
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43 プレスリリースの書き方<会社概要>
レターヘッド |
例)ロゴマーク、ロゴ、社名など |
配信宛先 |
例)報道関係者各位、××テレビ「○○番組△△コーナー」ご担当者様 |
配信日付・配信元 |
例)2020年12月1日 |
タイトル |
例)誰が、何をした(する) |
概要(リード) |
例)Who,When,Where,What,(How,Whyは詳細に回してもOK) |
本文 |
例)商品特徴、仕様、開発理由、開発過程、 |
背景・課題 |
例)社会的課題 |
趣旨・目的 |
例)想い、志、 |
今後の方針・戦略 |
例)売上目標、投資計画、 |
問合せ窓口 |
例)電話番号、会社名、部署名、担当者名、担当者メルアド、 |
会社概要 |
例)社名、住所、代表者名、設立年月日、資本金、業務内容、 |
今日は「プレスリリースを書こう!」の最後「会社概要」
プレスリリース一番上には「レターヘッド」
その下、左側には「配信宛先」
その下、右側には「配信日付」「配信元」
その下に「タイトル」「概要(リード)」
そして「詳細」「今後の方針・戦略」「問合せ窓口」
ラストは「会社概要」
これが中小企業にとっては、死活的に重要。
会社名、本社所在地住所、代表者名、設立年月日、資本金、業務内容、売上高、従業員数等できるだけ詳しく書いてください。
会社の理念や想いビジョンや戦略、方針等を書くのも◎です。
なぜなら、マスコミの方は、あなたの会社のことを見たことも聞いたこともないからです。
私は、電話で何回も聞き返されました。
「すみません、もう一度、会社名を言ってもらえますか?」
それでなくても忙しいのです。有名企業、一流企業のニュースを追いかけるだけでもけっこう忙しいのです。トヨタやパナソニック、ソフトバンクや楽天、ユニクロやセブンイレブンのネタを逃したら、人事評価に大きく響くのです。
ですから、なぜ、あなたの会社のニュースを取り上げなければいけないのですか?その理由を納得してもらう必要があるのです。今までそのために、社会的課題が重要とか、想いや志が大切とか、今後の方針・戦略を入れてとか、長々と書いてきたのです。
その努力のおかげで、マスコミの方がとうとうプレスリリースのいちばん下に書いてある
「会社概要」まで、たどり着いてくれたのです。
あなたは、この「会社概要」で
「私は怪しいものではありません。まじめに世の中のために、こつこつとお役に立てる商品サービスを提供してきたものです。このプレスリリースに書いたことはウソ偽りない真実です。フェイクニュースなんてとんでもありません」
ということを見せなければいけません。
でなければ、ただ単に自分勝手な商品の売り込みばかりしてくる、広報PRオンチ(かつての私)だと思われ、二度と相手にしてもらえなくなるおそれもあるのです。
最後まで気を抜くことなく、マスコミの方に応援してもらえるように、「会社概要」を書きましょう。
もっと言うと、「ファクトブック」をつくってください。そして、いつでも自社の何を聞かれても、答えられるようにしておいてください。「ファクトブック」の内容は、経営戦略から役員プロフィールまでの自社の重要事項、市場、業界、競合まで、できるだけ網羅的にまとめておいてください。
何かの拍子に「ファクトブック」を活用し、マスコミの方の質問に即座に答えたら、間違いなく、あなたを見る目が変わります。
おぬし、やるな。
あなたも、広報PRマンとして、一歩、ステージが上がります。
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